センター日記

教師としての覚悟を! -初任者研修 修了!!-

2024年1月30日 07時44分

 1月25日(木)、第15回初任者研修を実施しました。
 初任者研修、最終回。一年間の初任者研修を振り返り、次年度へつなぐ研修となりました。

 午前は、愛媛大学 名誉教授 平松義樹先生に、「生徒指導を視点とした学級経営」と題して、御自身の実践事例も交えながら、「学級づくりと学級担任の仕事」や「子ども理解」などについて、講義・演習をしていただきました。理論に基づいたお話に加え、しかけをたくさん組み込んだグループでの楽しい演習を盛り込んでいただき、学級づくりで生かせる技法を体験しながら学ぶことができたようです。

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 受講者からは、

「学級開きを含めた学級づくりにおける考え方や細やかな技、子ども理解における大切な視点等、これからの教職生活において生かしていきたいと思う。」

「新学期に、子どもたちや保護者の方が安心し、ワクワクしてもらえるような『しかけ』を考えたい。」

「子ども理解を深めるためには、自分だけの見方から離れていろいろな視点で見ることが大切だと学んだ。子どもを自分の基準で変えようとするのではなく、まずは自分が変わろうとすることで、よい方向へ変わっていくこともあると感じた。」

といった感想が聞かれました。

 午後は、愛媛大学 特定教授 髙橋葉子先生に、「教師力アップを目指す私の挑戦―ガチ対話で学びのエネルギーを―」と題して講義・演習をしていただきました。

 今年一年の振り返りを基に、強みと改善策を共有したり、教師の魅力について本気で考え、同期の仲間と本音で語り合ったりと充実した時間となりました。

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 受講者からは、

「話すことで、今までの自分を振り返り、今後の自分についても考えることができたため、こうした対話を大切にしながらこれからの学びにつなげていきたい。」

「同期の先生方と本音で、教職の魅力や今後について話すことができた。自分が抱えている悩みや不安を同じように抱えていらっしゃる先生方がたくさんいた。しかし、教職の魅力を伝えられるのは教師である私たちだけということを聞いて、私も、教師として働くことができていることに誇りを持ち、今後も精進していきたいと思った。」

「教職への見方が広がった。教職の大変な部分をマイナスに捉えてしまっていたが、教師だからこそできることであり、大切にしていきたいと感じた。大変だと感じることもこれから出てくると思うが、同僚の先生や同期と助け合いながら、自分自身を成長させていきたい。」

といった感想が聞かれました。

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 閉講式を終え、受講者は、

「様々なことを教えていただいた先生方、講師の方々に感謝し、2年目も頑張りたい。」

「教師という仕事を選んだ覚悟を持ち、プロ意識を持って仕事がしたい。」

「教師という職業に誇りを持って働きたい。」

「初任者研修で知り合った同期の仲間とは、これからも良い関係を築き、相談し合いながら、共に成長し続けたい。」

と、この一年間の初任者研修を振り返っていました。


 初任者の先生方のこれからの更なる成長と活躍が楽しみです!

 一年間の研修、本当にお疲れ様でした!!!