11月27日(水)、第2回養護教諭2年目研修を実施しました。
前半は、愛媛大学の信原 孝司 先生をお招きして、教育相談や健康相談の視点から、児童生徒や保護者と関わるうえで、大切にしたい考え方などをご講義いただきました。
後半は、受講者が約半年間、学校で実践してきた保健室経営の発表と協議の時間でした。
課題意識を持ち、積極的に研修に臨む姿から、今後の活躍が大いに期待できる頼もしい養護教諭さん😊
今回で本研修の校外研修は最終回ですが、これからも様々な実践を通して学び続け、ご自身の強みを生かして養護教諭としてますます成長されることを願っています✨
師走が目の前に迫った11月28日(木)、大学連携セミナー第3回特別支援教育を実施しました。
今回のテーマは、「通常の学級における子どもの実態把握と支援の在り方」。読み・書きに困難さがある子、行動面やコミュニケーション面に課題がある子など、実態把握の具体的な方法について、愛媛大学教育学部 冨田 享子 准教授にお話をしていただきました。
「勉強そのものが嫌いにならないように、早く困難さに気付いてあげるといいですね!」という冨田先生の言葉に、みなさん共感…✨
学級担任にもできる様々な検査方法や、参考書籍をご紹介いただき、興味津々の先生方でした🤔
😊「子どもが学校で勉強する、その土台作りの部分を、理論的に教えていただき、ありがたかったです。」
🤗「学級にひらがなが書けない子がいて、試行錯誤の毎日ですが、たくさんのヒントをいただいたので、参考にさせていただきます。」
会が終わってからも、冨田先生に質問をしたり、お互いに情報共有をしたりと、熱心にご参加いただきました👏🏻ありがとうございました!
子どもたちが「できた!」 「分かった!」と実感できるように、今回の学びをぜひ生かしていきましょう!
昨年度から、松山地方検察庁の方を講師にお迎えしている「わくわく出前教室」ですが、今年度も好評です!
子どもたちを待ち受けていたのは、
「真実はいつも一つ」
という文字が書かれたスライド。どこかのアニメに出てきそうな言葉に、子どもたちは興味津々です👀
「もし処罰がなかったら?」
「愛媛県の検察官の人数は?」
「授業中に大騒ぎしたら?」
講師の先生からの問いかけに、真剣に考える子どもたち。
そして、質問コーナーでは、
「今まで担当した中で一番大きな事件は?」
「お給料はどれくらい?」
「年間、どれぐらいの裁判をしているの?」
など、子どもたちは思い思いの疑問をぶつけます。
わくわく出前教室を通して、将来に向けての新しい世界が一つ広がった小学生たちでした😆
秋晴れ🌞で気持ちのいい11月7日(木)、8日(金)の二日間。
第12回初任者研修が行われたのは、市内の幼稚園🏡それぞれ担当の学級に入れていただき、実践しながら学びました。
幼稚園の先生方の
園児への声掛けや、見守り、そして一緒に笑顔で活動する姿✨
園児が学びたいと思える環境づくり🍂
学んだことをもとに、午後からは研究協議を行い、多くの質問や、活動での気付きを、積極的に意見交換しました。
■子どもたちが自ら楽しんで活動に取り組んだと思える場を教師が設定することの大切さがわかった。
■できないことではなく、できるための工夫を教師がしていたか、と振り返りたい。
■ 細部にわたって個別の対応がなされていた。子どもたちが安心して学べる環境づくりについて学校に持ち帰り、毎日通いたいと思える学級経営をしていきたい。
■ 子どもたちに考えさせる場面を大切にしていた。教師のペースで進める、教師がやってしまうではなく、「子どもを後押しする」ことを意識して日々の実践をしていきたい。
幼稚園実習での学びが、今後の学校での実践に生きるものとなったようです🥰
11月20日(水)・21日(木)、令和6年度 中堅研修Ⅰもいよいよ最終回!
開会行事で各自の目標を明確に持ち、本日の研修に臨みました。
第4回では、初任者の先生を交えて、春から取り組んだ課題研究の成果の発表、研究協議を行いました。
さすが中堅研修Ⅰの先生方!研究も発表準備もバッチリです😉
どの先生方も積極的に発言しており、熱心な協議が行われました。
そして、最後は「これからの組織貢献に向けて」と題した講義です。
11月20日(水)は松山市立雄郡小学校 校長 大久保 礼子 先生をお招きして、成長目標を踏まえながら「同僚と協働する時に大切にしたいこと」について考えを深めました。
🟩現在所属する組織の中で、向上期にある立場として何ができるのかを考えながら、講話を拝聴した。同僚と協働するときに大切なことはたくさんあった。それらを意識して自分の役割を果たし、同僚と目的に向かって心を合わせ、努力したいと思った。
🟩現在務めている学校が温かい職場なので、背負いすぎず、先輩からアドバイスをもらいながら中堅教員としての役目を果たしていきたい。「北風と太陽」は私も最近の学級経営で考えていたことだったので、今後の指針にしようと思う。
11月21日(木)は松山市立雄新中学校 校長 向井 輝 先生をお招きして、校長先生自身のご経験にまつわるお話をもとに、今の自分自身を見つめ直しました。
🟦先生の恩師の方のように生徒に慕われ、心に残る一言が残せられるような教員を目指していきたいと思った。そのためにも、厳しさを持ちながらも生徒の話を聞き、共に活動し、共に成長する教員の姿を見せていくことが必要だと感じた。
🟦今の自分があるのは周りの先生方のお陰であることを再認識できた。周囲の方々への感謝を忘れず教育活動に従事していきたい。また、見通しを持って計画を立てることが苦手であるため、今年度の3月にどうありたいか、それまでに生徒にどのような力を付けさせたいか考え、少しずつ計画を立てていきたい。
あたたかく、そして今後の更なる成長への期待を込めたメッセージを受けとった中堅研修Ⅰの先生方。
魅力あるミドルリーダーとして、ご自身の強みに磨きをかけて、またお会いできることを楽しみにしております✨😊✨
11月7日(木)、市内の小学校を会場に、第4回松山市養護教諭中堅研修Ⅰを行いました。
今回の内容は、受講者である養護教諭の一人と、学級担任の先生とがティーム・ティーチングで行う公開授業と研究協議です。
~受講者の感想~
📣授業は、専門性を生かせるチャンスでもあり、いつもと違う形で児童と関わることで大きな気付きもある良い機会。養護教諭の専門性とは何か、そこから授業参画という形で何を伝えられるかを改めて考え、自分の授業につなげたい。
📣保健の授業の参観は初めての経験であり、大変貴重な機会だった。学級担任の先生から「養護教諭が授業に来ることを楽しみにしている」「児童がいつもと違う表情で授業に取り組んでいる」というお話があり、授業に対する積極的な気持ちがより高まった。
受講者を代表して授業者となった養護教諭、またご協力くださった会場校の先生方、真剣に学習に臨む姿を見せていただいた子どもたちに本当に感謝です。おかげさまで、受講者は様々な気づきや実践への励みを得る機会となりました😊
11月9日(土)、美しい秋空の下、課題別実践力セミナーを開催しました🍁
道後の歴史を学ぶこのセミナーでは、道後に関する貴重な文献を手に取ったり、
道後の街を散策したり、
道後温泉本館を見学したりと、
貴重な体験が盛りだくさんでした!
受講された先生方からは、
🍎この研修で学んだ松山や道後温泉街が、何に影響を受けながらどのように変わってきたかなど、社会科や総合的な学習などで子どもたちに伝え、興味・関心を持って学習に臨めるように支援したいと思います。
🌰「先人の功績を知り、未来を見据えること」といった、ふるさと学の原点を学びなおすことができた。これを自分のものだけにせず、教職員や子どもたちに広げていきたい。
などの感想をいただきました。
ふるさと松山をさらに深く知ることのできた一日になりました😊
さらに、松山城や、「坂の上の雲」に関しての講座の開催をリクエストしてくださった先生もいらっしゃいました。
今後も、課題別実践力向上セミナーでは、このような先生方のご要望にお応えしていきたいと思います!
11月9日(土)の午前中、課題別実践力向上セミナーを実施しました。今回は、「算数科デジタル教科書 使っていますか?~算数・数学科授業の未来を考える~」という講座でした。
デジタル教科書の導入に伴い、授業の在り方はどのように変わるのでしょうか?「便利だとは分かっていてもまだあまり使えていない」という先生もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、デジタル教科書の基本的な使い方を知るとともに、授業における効果的な活用方法について考えるワークショップ🖊️を行いました。
子どもが学びを深めるために、デジタル教科書が常に有効とは限りません。学習内容や発達段階に応じて、デジタルとアナログの利点を生かし、使い分けることが大切です。また、デジタル教科書を使うと、情報過多になりがちです。学習の流れをイメージし、デジタル教科書のどの部分を扱うのかを考えておくことで、より効果的な活用につながります。
✨「これまでは、ついついデジタル教科書の順番通りに進めてしまいがちだったが、今後は、子どもに示す内容を取捨選択して使っていきたい。使ったことのない機能がいろいろあることが分かったので活用したい。」
✨「導入で子どもを引き付けるにはどうすればよいのかが分かった。また、導入は課題をつかませるだけでなく、解決の見通しを持つ場でもあると感じた。デジタルは便利ではあるが、落とし穴があると気付き、改めて自分の授業を見直そうと思った。」
デジタル教科書によって、今後の算数・数学科の授業がどのように変わっていくのか、また、デジタルでもアナログでも変わらない授業の本質について改めて考えることができました🎵
11月6日(水)、外部有識者等の方々をお招きして、「松山市教育研修センター運営協議会」を開催しました。
毎年実施しており、まつラボの設置理念の実現と円滑な運営について広くご意見をいただいています。
まず、まつラボで行っている研修等の様子を紹介し、「教職員研修」「学校支援」「研究開発」「情報化推進」の4つの事業について、今年度特に力を入れていることを中心に説明しました。
その後、学校現場での先生方の様子や課題等を聞かせていただくとともに、今後どういったことが必要になってくるのか、よりよいまつラボとなるためのご意見をいただきました。
まつラボや所員にとって「貴重なリフレクション」の時間となりました。
いただいたご意見をもとに、今後も「✨現場に近く、頼れる教育研修センター✨」としての取組を進められるよう努めたいと思います。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
まつラボが主催する「おもしろ理科出前教室」は、理科室等の教室内で実験や観察をするタイプの講座と、校庭等の屋外に出掛けて観察や体験活動を行うタイプの講座とがあります。
今回は、屋外で行うタイプの講座を紹介します。
屋外に出掛けて活動する際に、子どもたちにぜひとも感じてほしいことがあります。その一つが「季節感」です。
校庭の草花🌿や樹木🌳の様子、風のにおい🍃や空にかかる雲の形🌥️等、季節感につながるヒントがたくさんあります。
それらをおもしろ理科出前教室の講師 斉藤 智子 先生は気付きを材料にしながら、楽しく観察を進めてくださいます。
これから秋🍁が更に深まり、その先には冬⛄を迎えます。
それぞれの時期に応じて、子どもたちとその季節特有のよさを味わってほしいと思います✨
10月26日(土)の午前中、課題別実践力向上セミナーを実施しました。今回は、「主権者教育」「特別支援教育」の2講座でした。
【主権者教育】
「育てたい『主権者』とは。」本日の講師、愛媛大学教育学部 井上 昌善 先生からの問いかけから始まった今回の研修は、参加者同士の対話もふんだんに盛り込みながら進めていきました。参加してくれた大学院生が行った、絵本📚教材を活用した授業実践も紹介してもらいながら、子どもたちに身に付けさせたい力を想定した「問い」の作り方について意見を交わしました😄
🙂「主権者教育は、学校の教育活動全体で実施できるものであり、私たち教員がそれぞれどのような力を身に付けさせたいかを明確にして取り組むべきだと感じた。」
😃「研修を通して、『主権者』の捉えが自分なりに変わり、異なるものを受け入れる資質や異なる側から物事を捉えようとする姿勢を持って、今後も社会科教員として研鑽に努めていきたいと感じた。」
「主権者」や「公民的資質」について改めて考える、充実した時間となりました✨
【特別支援教育】
4月に実施した「生活単元学習って何?」では、教育課程を中心に講義を行いましたが、今回は実践編!それぞれの先生方に、実践を持ち寄っていただきました。
「私がやった単元は…🤔」
「その活動は面白そうですね!」
「教科の部分をどう評価していいか、迷うんですよね。」
新しいアイデアを出したり、悩みを共有したりしながら、次への単元のヒントを得られたようです✨
😊「児童それぞれで課題や活動が違うことや、参加者の方と一緒に単元計画を考えたことも大変参考になった。」
😉「授業づくりの考え方や、各校の具体的な実践を教えていただいたので、大変勉強になった。楽しみながら、生活単元学習を実践していきたい。」
今年度のセミナーも残り少なくなってきましたが、まだまだ参加できます👌ご希望の方は、センターまでご連絡ください📞!!
まつラボでは、免許外教科を担任する中学校の先生方を対象に、教科指導に関する研修を行っています👨👩👧👦
第1回は、該当教科の示範授業を参観させていただきました。授業後には、公開してくださった先生から、今後の授業実践に向けて教科の基礎的なことを教えてもらいました。
第2回は、まつラボ指導主事が受講者の先生方の授業を参観し、その後、実技研修を行いました。
実技研修では、ミシンを使った製作🧵や調理実習🥕を行いました🤗
授業後の研究協議や実技研修の合間には、日頃の授業に関する困りごとや悩みについてもお話をしました。免許外の教科を担当する不安もある中、毎日の授業に一生懸命取り組んでいらっしゃる様子が伝わってきました。
免許外教科を担任される先生方が、少しでも安心して授業に臨んでいただけるように・・・。
そして、何より松山の子どもたちのために・・・😊✨
10月30日(水)、第4回松山市栄養教諭中堅研修Ⅰを行いました。
今回は、食🍴に関する指導における実践力の向上を目指し、研究授業と研究協議を行いました。受講者である栄養教諭と学級担任の先生とがティームティーチングで、小学1年生の学級活動の授業を公開してくださいました。1年生の発達段階に合わせ、子どもたちの集中力が持続するように授業の展開を工夫しながら、バランスの良い食事について考えられるようにされていました🥗
子どもたちは授業者の問いかけや友達の言動に、耳👂も目👀も傾けている姿が印象的でした。
研修の機会を提供してくださった会場校のバックアップにもぬくもりを感じる時間でした😊
10月24日(木)、第11回松山市初任者研修を行いました。
まず「特別支援教育の概要」では、愛媛大学附属特別支援学校 校長 樫木 暢子 先生に特別支援教育の基礎・基本をテーマにお話をしていただきました。特別支援学校のカリキュラムや障がい種別の基礎的環境整備、合理的配慮等について詳しく教えていただきました。
次に、「子どもの特性に応じた支援について」では、本所指導主事が様々な困り感やニーズに応じた支援方法について、ペアやグループで考える場を設け、互いに意見を交流することができました。
午後からは、「教育相談」と題して、愛媛大学教育学部 教授 相模 健人 先生にお話をしていただきました。事例検討をもとに、どんな関わりを持つと教育相談が充実するのか、その具体を体験的に考えることができました。
また、「総合的な学習の時間における探究的な学びについて」では、実際に探究課題を設定し、どうしたら探究のプロセスを進めることができるかについて演習を通して考えました。
受講者からは、
「児童生徒の相談を受ける際、話をただただ聞き取るだけでなく、どのように話を広げ深めていくかについて、視点をいただくことができました。」
「今自分が向き合っている児童一人一人のニーズをキャッチし、支援することができる力を身に付けたいです。」
「一瞬一瞬に熱量を持って児童生徒と向き合い、自分自身がロールモデルになれるよう取り組みたいです。」
まつラボでの学びが、松山市の子どもたちのためになることを願って行った終日の研修でしたが、とても充実した一日となりました✨
紅葉が山を彩る季節となりましたね🍂
令和7年度からは、まつラボで実施する研修への申込や研修評価アンケート等を「全国教員研修プラットフォーム『Plant』」を活用して行うようになります。
そこで、10月22日(火)・23日(水)に、愛媛県総合教育センター 指導主事 藤内 大介 様をお招きして、「全国教員研修プラットフォーム『Plant』フォローアップ講座」を実施しました。
最初に藤内先生より「Plant」の概要をご説明いただき、その後、受講の申込みや管理職の先生の承認作業について、実際の操作を通して確認しました。
新たなシステムの導入ということで、参加者の先生方から個別に質問する様子も見られました。
講座後には、
「操作方法はもちろん、校内の先生方に伝えるべき留意点がよく理解できた」
「他校の先生方と話をすることができ、今後の見通しが持てた」
とお話しされながら、会場を後にされていました。
来年度からの導入に向け、準備が進んでいます!😊