1月11日(土)、算数科・数学科に関する課題別実践力向上セミナーを行いました。
今回のセミナーでは、子どもに「問い」を持たせるために教師の働きかけはどうあるべきか、主に授業の導入に焦点を当てて、ワークショップを行いました。
具体的な学習内容を挙げ、グループでの協議を通して、「私ならこんな導入にする」というアイディアを出し合いました。その中で、子どもの「問い」を引き出し、深い学びにつなげるために、「数学的な見方・考え方」を軸にした授業構想が重要だと実感することができました。

受講者の声を紹介します。
💡導入の大切さを改めて感じました。グループで話し合ったり、たくさん具体例を示していただいたりしたことで、イメージを持つことができました。どのような見方・考え方を働かせたいかに着目して導入を工夫していきたいです。
💡自分の知的好奇心や、学びたいという気持ちを実感しました。参加させていただき本当によかったです。グループ協議で一緒に話した先生の話も興味深く、勉強になりました。学校内でもこういう機会を持ちたいと思いました。研修主任の先生と相談してみようと思います。
💡小学校の先生方と多く対話することができ、発達段階や系統性を意識してこれからも授業づくりに励みたいと思いました。今後も、学校種を越えた教員同士の交流の機会があるとうれしいです。
💡いろんな先生方とお話をさせていただいて、私にはない引き出しがたくさんあり、子どもたちを惹きつけられそうな導入の仕方を教えていただきました。今後の授業に生かしていきたいです。
日々の算数科・数学科学習に生かしていただけることを願っています。「わくわく」する算数科・数学科の授業をつくっていきましょう!✨
4月に始まった今年度の初任者研修も、とうとう最終回となりました😊
最初は、愛媛大学名誉教授の平松 義樹 先生による「すべての子が育つ学級づくり」の講義です。

初任者の先生は、自分の学校の子どもたちを思い浮かべながら、一つ一つのお話に真剣に向き合っていました。

温かいエピソードに笑顔😊になったり・・・
ご準備いただいた映像に涙😢したり・・・

今年一年を振り返りながら、これからの教師としての心構えをしっかりと持つことができていました🍀
午後は、愛媛大学教職大学院 元特定教授 髙橋 葉子 先生の講義、「教師の道 私の挑戦と職能成長」 です。

教師の仕事の魅力ややりがい、壁や迷いを、本気(ガチ)で語り合いました💪🏻

(髙橋先生も一緒に語り合ってくださいました!)
こうしてともに悩める仲間の存在や、成長したいと頑張れる自分の存在を、改めて感じることができました。

長いような、そしてあっという間の1年間。
初任者の先生方の大きな成長を間近で見せていただくことができました。
初任者の先生方のこれからの教師人生が素晴らしいものとなりますように・・・🌟
今後の先生方の御活躍を、センター所員一同、心から応援しています😊✨
令和7年1月16日(木)、第14回初任者研修を実施しました。
午前は、市内4校の小中学校🏫を会場に、授業を通して学び合いました。
児童生徒と一緒に、真剣な眼差しと朗らかな笑顔😄で、ひたむきに授業に向かう姿が随所で見られました。
授業後の研究協議では、授業や学級経営に関する日頃の悩みや自身の課題を持ち寄り、活発な議論が繰り広げられました。


午後からは、まつラボに戻って二つの講座を受講しました。
「子どもとのよりよい人間関係づくり」では、教育実践研究家の菊池 省三 先生から、御自身の実践事例を基に具体的なお話をしていただきました。子どもを思う教師の真っすぐな姿勢を再認識する機会となりました。
また、「SDGsの概要」について、担当指導主事から、日々の教育活動とSDGsのつながりについて学びました。


受講者からは、
🎤「授業実践では、提案性の高い取組を拝見し、よい刺激を受けることができました。自分自身も、明日から授業の中で挑戦していきたいです。」
🖊️「今回、授業を行って、いろいろなアドバイスをいただくことができ、良い機会となりました。子どもたちの一生懸命な姿に感謝し、これから更なる授業改善を図っていきたいと思います。」
📣「子どもたちとの日頃のやり取りの中で、言葉の一つ一つがいかに大切か、再認識することができました。」
📝「SDGsの概要を確認することで、改めて学習指導要領で示されている『持続可能な社会の創り手』を育成することの大切さを実感することができました。」
といった感想が寄せられ、充実した一日となりました🎵😆
少年の日を迎える中学2年生。
その節目に自分の決意を漢字一文字に込め、筆を運ぶ・・・
書道の達人を学校にお迎えし、わくわく出前教室がスタート!

漢字の様々な字体を比べて、自分の思いに一番ふさわしい字を選びます。書くスピード、筆の運び方などを、先生の実演を交えて教えていただきました!
先生の熱いパフォーマンスを見た子供たち👀
きっと熱い思いのこもった作品ができたことと思います😊
令和7年1月7日(火)、令和7年最初の研修は、松山市内各校の校長先生が集まる管理職研修(校長の部)を実施しました。
前田教育長からは「今年度の学校の教育目標の達成に向けて、自校の取組の成果や課題を明らかにし、次年度につながる学校経営に力を注いでほしい」というお話をいただきました。そうした学校経営に向け、中予教育事務所と松山市教育委員会からの講話を通して、共通理解を図りました。

後半は、校務DX・授業DX・自治体導入した「Canva」の活用について、センター指導主事から説明した後、「学校における教育DXの現状と今後の推進」について情報交換、協議を行いました。校長先生方からは、急速な情報化の進展に戸惑いもありつつ、リーダーシップを発揮しながら、積極的に学校で取り組んでいこうという前向きな声が聞かれました。


最後は、2月12日(水)に実施する「まつやま教育研修センターフェスタ」の概要を、「Canva」で作成したプレゼンや動画で紹介しました。その高いデザイン性に驚かれている様子でした✨
今日から多くの学校で3学期が始まりました。インフルエンザの流行がまだまだ心配ですが、子どもたちや学校の先生方が元気に、笑顔😄で、今年度を締めくくっていただけることを願っています。

あけましておめでとうございます🎍
新しい年が、皆さまにとって実り多い1年となりますよう、お祈り申し上げます。
令和7年もよろしくお願いいたします🐍
新年は、1月6日(月)から開館します✨
12月27日(金)、令和6年の開館最終日となりました✨
今年もたくさんの方にご利用いただき、「現場に近く、頼れる教育研修センター」としての役割が少しでも果たせたのではないかと感じています😁
今日も午後から「まつラボサポート」として、養護主任会の皆さんが、「著作権」や「Canva」など、ICTに関する研修を行いました。
年内最終日でも「学び続ける」先生方。皆さんのお役に立てたなら、センター指導主事としてもうれしい限りです😌

本年も大変お世話になりました。ありがとうございました。
それでは、よいお年をお迎えください☃️
12月14日(土)、図工・美術に関する課題別実践力向上セミナーを午前と午後にそれぞれ開催しました。
午前は「似顔絵」を描く講座です。写真を基に、輪郭線を写して描く手法です。仕上げは色鉛筆で行います。


お母さんの似顔絵、クラスの子どもたちの似顔絵、学校の先生方の似顔絵など、それぞれの「大切な人」に贈りたい似顔絵を黙々と制作していきました。

中には、大作曲家を描く参加者も!音楽室に飾るそうです。
午後からは「水墨画」風の「絵手紙」を制作しました。
「絵手紙」は松山市出身の 小池 邦夫 氏が創始者です。
そこに、えひめこども美術展の創始者である 石井 南放 の「水墨画」のエッセンスを加えて制作しました。
最初に、墨でできる表現を探しました。墨だけでなく、シャボン液や塩、クリープを使ったり、筆だけでなく、刷毛やクシを使ったり。
創意工夫し、「自分だけの表現」を探しました。

午前・午後ともに参加してくださった方もいらっしゃいました。



着色後、消しゴムハンコを押印し、完成!
何かと忙しい、先生も走る師走ですが、少し心を休める一日になったとしたら幸いです😌
現在、センターフェスタ2025に向けた準備が着々と進んでいます🤗
まつラボでは、愛媛大学教育学部 教授 富田 英司 先生による特別授業(技術・家庭科 家庭分野)に向けた授業が始まりました。
今回の特別授業は、まつラボで授業を行います。
いつもとは違った環境での授業となるため、東中学校の生徒さんにも慣れてもらおうと思い、センターで授業を実施しました。
さすが東中生😲!すぐに環境に慣れ、真剣に授業に参加していました!

センターフェスタでは、公開授業に限らず、分科会や講演、オンデマンド配信等、様々な内容があります。
興味がある方は、ぜひトップページのチラシからご覧ください✨😊✨
他の内容についても、どうぞご期待ください👌
冬の寒~い体育館に、元気なあいさつとともに集まった子どもたち❄
今回のわくわく出前教室は、書写を始めたばかりの小学校3年生と書き初めの練習です💮

姿勢や基本的な書き方を教わったら・・・

一人一人が、自分の選んだ言葉を書いていきます✍

講師の先生に何度もお手本を書いていただいたり・・・😊

担任の先生も書き方を教わったり・・・🤩
丁寧に教えていただいて、何度も練習したことで、最初に書いたものに比べて、しっかり上達したようです💯

素敵な作品がたくさん生まれました🎵
12月14日(土)、約30名の先生方にお集まりいただき、「Canva」の研修会を行いました。
11月より松山市内の小中学校にCanvaが導入され、先生方の間でも話題となっているのではないでしょうか。
多くのテンプレートを利用することができるので、ポスターやワークシートが簡単に作れたり、画像📸や動画🎥も編集できたりするマルチツール✨
研修会ではチラシを作ったり、共同編集でプレゼンテーションを作る授業を体験したりしました🙂

先生方の感想には
📣ワークシートや学級通信でこれから使おうと思います。
📣第二弾、第三弾も開催してほしい!
といった、嬉しいお声をいただきました😂
土曜日にも関わらず、多くの先生にご参加いただき、ありがとうございました✨
2月12日に開催するセンターフェスタの分科会でも、Canvaを体験する機会を設けています🎵
冬の訪れを感じる朝・・・⛄
この日のわくわく出前教室は、久万美術館から講師の先生が来てくださいました!

5年生が国語で学習する「鳥獣戯画」について学びました。
例えば・・・
①正式には「鳥獣人物戯画」
②戯画、とは現代で言うと漫画のようなもの👀(全部で4巻!)
③作られたのは800年も昔😲 などなど
そして一番の目玉は、実際の絵巻物を見せていただけること✨
その長さ、何とバス1台分!

たくさんの動物たちの様子を一生懸命に見ている子どもたち。

どんなことが発見できたかな?
これからの国語の学習に、ぜひ生かしてくださいね😊
研修センターでの2年目研修は、11月の2日間で最終回を迎えました。
最初の講義は、講師の先生をお招きし、「包括的性教育」について学びました。

また、「キャリア教育」について、演習しながら理解を深めました。
そして、今年、各校で先生方が取り組まれた授業実践を発表し、受講者同士で協議を行いました。



先生方の感想です!
🟥各発達段階に応じた指導や、どの学年でも共通する指導など、これからの教育に生かせることを学ぶことができました。
🟧まだ受け持ったことのない学年が多いため、これからも授業の実践を見たり聞いたり、協議したりして学びを深めていきたいです。
🟨他の先生の実践報告を見聞きし、授業内容だけでなく、プレゼン資料の作り方、質問や感想の発表の仕方、司会や計時などの役割についてなど、自身にとってたくさん得られるものがありました。こういう機会は校内にいては得られないと思うと、大変貴重で有難い場でありました。
🟩 1年目よりわかることも多くなりましたが、まだまだな部分もたくさんあります。3年目はもっと成長できるよう、謙虚に学ぶ姿勢を大切にしたいです。
3年目研修で更に成長した先生方にお会いできるのを楽しみにしています😊
絵本📚との出会い・・・。秋🍂にぴったりなテーマでわくわく出前教室がスタート!講師の先生が楽しい絵本をたくさん紹介してくださいました。
最初に、絵本を読んでクイズに答えます。
イチゴに見えるのに、実はアサリ、という不思議な仕掛けに子どもたちは興味津々。
みんな、「え~~?」と驚いていました。
人魚姫、おばあさん、桃太郎・・・。お話の登場人物によって先生の声色が変わります。
桃太郎のお話では、先生方と子どもたちも役になりきって、みんなで桃太郎の世界に!鬼は退治せず、最後はみんな仲良く踊るという、オリジナルストーリーとなっていました😆🎵

子どもたちは、
絵本が面白かった
桃太郎の劇が楽しかった
また聞きたい!
という感想を発表しました。
子どもたちがこれまでよりも、もっと読書を好きになった1日でした😀📕
風が冷たくなり、季節はすっかり冬となりつつあります🧣
11月30日(土)、愛媛大学教育学部 教職ストリート内高度化ゾーンをお借りして、「大学連携セミナー 第5回道徳」を実施しました。
今回のテーマは「ふるさと松山学」を道徳に!
まつラボでは多くの「ふるさと松山学」教材を開発しており、これらの教材について各教科等のどのような場面で活用できるのか、活用場面の一例を示した「『ふるさと松山学』年間指導計画」を作成しています👏
そこで、今回のセミナーでは秋山 真之氏にまつわるお話を基に内容項目について話し合いました👨👩👧👦
「いつも叱る母親に、なぜ『ありがとう』なんだろう?」
「時代背景や真之と母親の関係を考えると、『家族愛』なのかな・・・」
「ねらいによって、内容項目も変わる気がする・・・」
今回はいつもと違ったアプローチから内容項目と向き合い、知見を広げることができました😊


「ふるさと松山学」に興味のある方は、こちらのページもぜひご覧ください🎵
≪参加者の声≫
🍊何度も繰り返し教材を読み、子どもたちに何を考えさせたいのか教材研究をすることの大切さを改めて感じた。教材には様々な価値が含まれるので、子どもの実態に応じた道徳科の時間にしたい。
🍊「家族愛」について新たな見方ができ、とても楽しかった。教材にどんな価値があるかを考えることの大切さについて、改めて感じることができた。教材研究の大切さを校内でも伝えたい。
🍊「家族愛、家庭生活の充実」の内容項目を取り上げる場合、十分に考えた上で授業を行うことが大切だと感じた。配慮の欠かせない内容項目であるため、学級の実態把握と教材の吟味を丁寧に行いたい。地域教材は、取り上げ方によっては様々な授業の展開が考えられ、生かし方は一つではない。内容項目や発問の例はあってよいと思うが、その学校の特色に応じて使っていけるものだと感じている。
第6回は1月の実施を予定しています!
来年度に向けて、共に道徳科について考えを深めてみましょう😊✨