7月30日(火)、今年度初めて特別支援教育コーディネーターになられた先生方を対象に、第2回特別支援教育コーディネーター研修を実施しました。
今回は福祉施設の見学を行う予定でしたが、都合により、センターで実施。社会福祉法人福角会からお二人を招いて、研修スタートです!
社会福祉法人で展開されている事業のこと、それぞれのライフステージに応じてサポート体制がとられていることなど、法人の理念も含めてお話をしていただきました。
保護者との連携、学校と関係機関との連携など、まずはお互いに対話をしながら連携を図っていくことが大事だというお話に、真剣に耳を傾けていました。
後半は、グループ協議です。
保護者との連携で効果的だったことの情報交換をしたり、うまくいかなかった事例についてどうすれば良かったか、案を出し合ったりしました。
【参加者からの声】
😊改めて保護者と福祉関係の方との連携の重要性を実感した。コーディネーターとしてよりよいつながりを作れるよう、機会をとらえて情報共有などを図っていきたい。
😃生涯を見通した支援の重要性を改めて感じた。現在・過去・未来、子ども・家庭・地域・学校・福祉がつながってこその特別支援教育だと思う。
🤗子ども自身にとって本当に必要なことが何かを考えて行動したい。その思いを保護者や放課後等デイサービスなどの関係機関とも共有しながら、それぞれを「つなぐ」役割を全うしたい。
改めて、人と人とを「コーディネート」する役目であることを確認できた研修になったのではないでしょうか。
会場等の急な変更にも御対応いただき、ありがとうございました✨
7月26日(金)、第2回新任教務主任研修を行いました。
まず、「教育法規演習及び教務主任の職務」と題して、学校教育課教職員担当室 山木 主幹と綿井 主幹にご講義いただきました。教務主任として知っておくべき加配教員のこと、法令の基礎と、学校活動に関連する事柄の法的根拠について、グループ演習を交えて学ぶことができました😉
後半は「カリキュラム・マネジメントの実践」として、講義・演習を行いました。カリキュラム・マネジメントについて理解するとともに、重点、課題、方策について協議し合い、教務主任の視点で学校をよりよくしていくために実践できることを考える機会になりました😊
✏加配について知ることができて、とても勉強になりました。「加配」という言葉は知っていても、何を根拠にどう配置されているのかも分かっておらず、なるほど!と思う内容ばかりでした。教育法規についてもとても勉強になりました。教務主任が法的根拠を知って学校のマネジメントをしていくことが、学校を守ることにつながると聞き、本当にその通りだと感じました。
✏カリキュラム・マネジメントでは、「つなぐ」というキーワードが腑に落ちました。計画を立てても勢いは最初だけで、最後の反省では「できなかった」となることが多いように感じます。目的を完遂するためには、全員の意識を共有することだと最近感じております。実際に動いていく学校づくりに携わっていけるよう、努力したいというエネルギーを本研修からいただきました。
教務主任としての資質の向上を図ることができる研修になったようです👍教務主任は大変なお仕事ではありますが、やりがいを感じることもあると思います。くれぐれもお体に気を付け、今後もミドルリーダーとして御活躍されることを祈っています✨
7月27日(土)、第4回松山市教育創造セミナー「松山志成塾」を開催しました。
今回は、松山市教育委員会 前田 昌一 教育長を講師に迎え、市政講座「松山の教育」と題してお話いただきました。
「第4次まつやま教育プラン21改訂版」を基に、施策の一つ一つに込められた思いや願い、今後の見通しについて現状に鑑みながら詳しくお話いただきました。
また、業務に対して、これまでに取り組んでこられた姿勢についても語っていただき、常に「自分ならどうするか」「どうしてそうなっているのか」「今、自分に何ができるのか」といった自分自身に問いを持って臨むことの大切さを学ぶことができました。まさに、松山の授業モデルの中でも大切にしている「自分なりの問いを持って学習に臨む」ことと通ずる内容でした。
受講者からは、
「教育長のお考えや体験談を直に伺うことで、教育行政の方向性やねらいがよく分かった。学校現場で、しっかりと具現化していきたい。」
「本市の宝である子どもと教師とが、命いっぱい輝き、優しさと笑顔があふれる魅力ある学校づくりを実現できるよう、チーム学校、チーム松山として、邁進していくと決意することができた。」
等の感想が届くほど、あっという間の1時間でした✨
7月25日(木)、令和6年度トップステージ研修を行いました。
能力開発研究所 木曽 千草 様を講師にお迎えして、
「これから(50代)のキャリアの過ごし方」と題し、講義及び演習を行いました。
講師の木曽先生が考案された「キャリアすごろく」を3人組😊で行い、止まったところで自分の経験などを話すという対話形式の演習です。
20代、30代、40代・・・先生たちのキャリアを基に会話が盛り上がります。
そして、いよいよこれからをどのように豊かに過ごすか?
キーワードは2つ
○「役割性格(ペルソナ)」を5つ以上持つこと🤗
○幸せを維持する「PERMA-V」の考え方✨
受講された先生方からは、それぞれの考え方からヒントを得られたのではないでしょうか。
後半は、「教育の情報化」と題し、初級・中級に分かれ、情報担当指導主事がロイロノートの便利な使い方を中心に演習を行いました。
御自身がグループで共有ノートを使って、問題解決したり、ペアで助け合ったりと、学習者の立場を経験しながら積極的に学んでおられました。
本当にお忙しかった1学期を終えられたのにも関わらず、前向きに学ぼうとされる先生方ばかりでした💕
7月13日(土)、第3回松山市教育創造セミナー「松山志成塾」を行いました。
今回は、本市御出身の東京大学大学院工学系研究科 教授 羽藤 英二 様を講師にお迎えし、「未来につながるまちづくり」と題して、御講演いただきました。
先生御自身がふるさと松山に目を向け、改めて気付かれた良さや課題を基に、現在の再開発に関わっていらっしゃる様子を貴重な資料を交えて御紹介いただきました。
また、防災の視点からまちづくりを見直し、安心・安全はもちろんのこと、住んでいる人々の豊かさや満足度についても言及しておられる最新の研究成果についても教えていただきました。
受講者からは、
「防災の視点から松山を見直し、改めてふるさとの大切さやこれからも住み続けたいまちにするための工夫や努力についてかんがえることができました。」
「まちづくりの視点から、教育で大切なことやいつも念頭に置いておきたいことが見えてきました。」
等々の感想がたくさん届けられました。
初任者研修(宿泊研修)2日目の様子をお伝えします😊
この日も様々な講義や体験活動がたくさん。
前日にはしっかり眠って、朝からしっかりご飯を食べて、一日元気に研修を受けられました!
とても暑い中、また突然の豪雨の中、
🟨主体的に様々な活動に参加し、
🟦同期の仲間との絆を深め、
🟥ここで体感したことをこれからの子どもたちのために生かしていく…
この3つは、初任者の先生方が考えてくださった、この研修のための合言葉です。
この2日間の経験は、✨先生方の一生の財産✨になることと思います。
本当にお疲れ様でした!
7月25日(木)から、第5・6回初任者研修 第4・5回養護教諭初任者研修が、レインボーハイランドにて行われています。
酷暑が続く毎日ですが、初任者の先生方、頑張っています😊
講義を熱心に受けるのはもちろんのこと📒、食事の時間🍚や休憩時間に親睦を深めたり、初任者の先生方が考えて運営するレクリエーションで、声を出して体を動かして盛り上がったり🎵
学びと共に、これから長い教員人生を歩む上での良き仲間をたくさん得られたのではないかと思います😊
さて、二日目はどんな研修が・・・?
翌日に続きます✨
7月18日(木)、小野中学校で技術・家庭科、英語科のICTを活用した研究授業を公開していただきました。終業式の前日ではありますが、これまでの校内研修を生かし、ICTを活用した新たな学びを取り入れた授業でした✨
まず、技術・家庭科では、「オリジナル作品をどのように評価すればよいだろう?」として、ロイロノートの共有ノート上で、思考ツールを自分たちで選択しながら、協働的に評価シートを作成していました。クラスの意見はFormsで集約し、ワードクラウドで大切なキーワードを視覚化していました。モノづくりの際の、見方・考え方を自分たちで見付けだすような授業デザインをされていました😊
英語科では、まず、デジタル教科書を活用して、各自でスピードなどを調節して音読練習をしていました。
その後「Retellingに挑戦しよう」として、ルーブリックから各自で目標を決めた後、ロイロノートのピクチャーカードを活用して各自で話せるように練習していました。そして、ペアで実際に伝え合い、進捗状況はエクセルの共同編集機能で共有していました。最後にRetellingの様子を動画に撮影し合い、客観的に成果を確認しました🤗
学校全体でICTを活用した授業改善に取り組んでいる様子が見られました✨
7月16日(火)、松山市立八坂小学校でおもしろ理科出前教室を実施しました。
講師の 清田 公典 先生が事前に用意してくださった様々な実験活動をとおして、子どもたちは科学の不思議さや奥深さ、そして、何より自分で予想して確かめることのおもしろさに夢中の様子でした。
「1から6までのすべての目が出るまでに、サイコロを何回投げる必要があるか、その期待値(平均で何回必要か)は?」
みなさん、この問題の答えが分かりますか?(この記事を最後まで読んでいただけると、答えが分かります😁)
7月13日(土)、松山大学経営学部の平田 浩一 教授をお招きし、
「日常に潜む数学の世界」の講義を行いました。
前半は、幾何学について学びました。
「半正多面体」って、どんな図形かご存知ですか?例えば、昔からあるサッカーボールの形は、半正多面体の一つです。
受講者自身の手で半正多面体の模型を作ることで、図形の不思議を味わうことができました。
後半は、「確率」について学びました。
冒頭の問題「1から6までのすべての目が出るまでに、サイコロを何回投げる必要があるか、その期待値(平均で何回必要か)は?」の答えは、「14.7」です。つまり約15回サイコロを投げると、すべての目が出る!ということになります。(気になる方は試してみてくださいね😉)
なぜ「14.7」になるかを、数学の考え方で説明できるんです✨
このように、日常のいろんなところに「数学」が潜んでいます🔢
分からない問題について考えるのは、わくわくしますよね??そんな思いを再確認できたセミナーでした🎵
みなさんも「日常に潜む数学の世界」を見つけてみませんか❓
今年の夏も、カリキュラムサポート室に新しい本が入荷しました📚
その数、なんと100冊以上!!
ただいま、配架準備の真っ最中です🤗
先生方の読みたい本もきっとあるはず✨
来週には貸出準備が整いそうです。
夏休みにはぜひ、センターのカリキュラムサポート室へ足を運んでみてはいかがですか?
7月4日(木)、久谷中学校で「おもしろ理科出前教室」を実施しました。
講師は生物にお詳しい児玉 健次 先生。出前教室を行うために3か月前から「ゾウリムシ」🦠を培養してくださり、この日を迎えました。
さて皆さん、ゾウリムシの泳ぐ速度を調べるにはどうすればよいと思いますか❓
顕微鏡を覗き込むと、ゾウリムシは様々な方向に動いていきます。生徒たちはどうすれば一直線に動いてくれるかを考え、ストップウォッチを使って課題の解決に向けて取り組みました。
授業の最後には、ゾウリムシの泳ぎ方をみんなで練習。
片付けの際、児玉先生から「ゾウリムシは排水溝の中でも生きていけるから、元気でね、と送り出して欲しい」との声かけに、生徒たちも「元気でね」「達者でね」と別れを惜しむ声かけをしていました😊
各クラス1時間の授業でしたが、すっかり生物の世界に引き込まれる内容でした😁
7月2日(火)、松山市養護教諭初任者研修を行いました。
午前中は、えひめ青少年ふれあいセンターにて、外部講師を招き、「包括的な性の学び」や「学校環境衛生活動の進め方」の講座を行いました。
受講者が一人のため、講義途中に、講師の先生とやり取りし、自校の実態も確認しながらお話をいただきました。なんともありがたい時間✨
午後からは、愛媛県総合教育センターにて、愛媛県の新規採用養護教諭研修との合同開催で、松山市の養護教諭は、第3回の研修にして初めて同期の養護教諭10名と対面できました。
職務に関する悩みなどを協議する時間もあり、同じ立場で協働できたことで学びも得られたようです。
全7回の初任者研修のうち合同開催は今回限りですが、これからの養護教諭人生で支え合える仲間関係の始まりになることを願っています😊
6月25日(火)に、市内小中学校の事務職員全員を対象に、第1回事務職員研修を実施しました。
今回は、「学校事務職員の視点で考える防災管理」と「手数料と会計処理について」の2つについて、講座を行いました。
前半は、愛媛大学地域レジリエンス学環の芝 大輔 准教授を講師にお迎えし、防災について考えました。芝先生は1月に発生した能登半島沖地震の後、何度か現地に出向き、復興の進み具合を御自身の目で確認されたそうです。地震発生直後の動画を見せていただきましたが、改めて地震の怖さを感じた受講者は、緊張感を持って見入っていました。
そのあとは、グループ協議です✨それぞれの学校で、実際に行っていることや課題などを付箋に書き、それらに対して改善点などを話し合いました。積極的な意見交換が見られ、充実したグループ協議になったようです。
後半は、学校教育課の担当から、会計処理の手引きをもとに、今年10月からの学校会計処理や事前質問に対する回答について説明がありました。
🤔避難訓練をする際は、事務職員は職員室で留守番をすることが多いが、自分の命を守るためにも、積極的に参加しておく必要があると思いました。
😲防災管理は他人事ではなく、常に意識と備えが必要であるということを学びました。自校の地形や周辺のハザードマップを確認し、自分ができることを考え、突然の災害に備えたいと思います。
😊手数料に関しては、基本的なことから話していただき、他市町からの転入者にも分かりやすい内容でした。今後、共同学校事務室でもしっかり話し合っていきたいです。
🤗提示される基準を守りながら、スムーズに事務処理が進められる方法を模索していきたいです。
学校にとって事務職員はなくてはならない存在です😊これからも機能的な学校の運営をお願いします!