R6センター日記

若手教員育成研修の集大成! ~第2回3年目研修~

2024年9月24日 16時06分

 9月19日(木)、市内計4校の小中学校を会場に、「第2回松山市3年目研修」を実施しました。

 今回の3年目研修は、受講者代表4名による「特別の教科 道徳」と「学級活動」の公開授業及び研究協議です。

 授業者の先生方は、教材研究を入念に行い、この日を迎えました。ドキドキの一日だったと思いますが、授業者に立候補し、チャレンジしてくださったその気持ちがとても有り難いです。

 研修後の受講者の声をいくつか紹介します。

【小学校 道徳】「授業を参観させていただき、指導者が楽しみながら授業をされている姿勢や、沢山の工夫が授業の深まりにつながっていると感じました。特に、話したり聞いたりすることに児童が集中できるよう、授業の規律を大切にするような言葉掛けや目配りが見られました。」

 1 3

 4

【中学校 道徳】「普段関わることのない中学校2年生の道徳の授業は、興味深いものでした。発達段階に応じた授業展開になっていましたが、生徒たちは自分の考えを一生懸命まとめていたと感じます。私自身、道徳科の教材研究をするとき「中心発問」に悩まされます。同期の先生方と切磋琢磨しながら、今後もよりよい授業づくりに励みたいと思います。」

 5 7

 8

【中学校 学級活動(午前)】「中学校の学級活動の授業を見せていただくのは初めてでした。中学生は生徒主体でここまで授業が進められるんだと驚きました。また、ジグソー法を取り入れた活動を初めて見て、子ども一人一人に役割を与えられ、クラスの一員としての自覚をもって授業に参加できるので、自分の実践にも取り入れていこうと思いました。」

 9 10

 12

【中学校 学級活動(午後)】「話合い活動でのロイロノートの活用について考えることがたくさんありました。共有ノートに打ち込むことで、他の人の意見も参考にできることや、カードの色で意見を瞬時に区別できることなどのメリットがある一方で、子どもたちのつぶやきや会話から生まれることを拾い上げていくことが難しくなるのではないかと感じるところもありました。」

 14 15

 16

 この「3年目研修」は、受講者の先生方にとって「若手教員育成研修」の最終段階という一つの区切りです。これからはミドルリーダーとして若手を育てる側になります。この3年間で学んだことを生かし、「学び続ける教師」の姿勢を忘れずに、自己研鑽に励んでほしいと思います。

 今回授業を提供してくださった4名の先生方と会場校の先生方、本当にありがとうございました!