センター日記

さらなる資質向上を目指して! ~第1回事務職員研修~

2023年6月30日 10時15分

 6月27日(火)、市内全小中学校の事務職員の方を対象に、第1回事務職員研修を実施しました。

 前半は、人権啓発課 齊藤照夫 先生による「学校現場における性の多様性」をテーマにした講義でした。

 学級担任に比べると、子どもたちと関わる場面は少ない事務職員さんですが、職員室を訪ねて来る子どもの様子をよく見ることや、わずかな気付きでも職員室の先生方と共有することなど、学校全体で取り組んでいくことの大切さについて、お話をいただきました。

自分が当たり前だと思っていることが本当に当たり前なのか、児童や同僚と話す時に目の前の相手を傷付けていないか、日常的に考えていきたいです。

様々な人と接する機会の多い現場ですが、正しい人権意識をもって接したいと思います。

多様性を容認し、人権を尊重することが日常生活の中で当たり前となるように、人権意識を磨いていきたいです。

齊藤先生の熱い思いがあふれるお話に、心を揺さぶられる参加者が多数でした!

 後半は、「教職員定数について」の講義・演習です。雄新中学校 渡部 誠一 事務長さんから、教職員定数の算定に関する法令についての説明を受けた後、自校でどのように転出入等の把握をしているか、情報交換をしました。

それぞれの学校で、情報収集の方法に工夫が見られ、自校でも取り入れようと考えている方も多かったようです。

グループ協議の後は、三津浜中学校 岡井 博之 校長先生から助言をいただきました。

「教職員定数の算定は、非常に繊細でシビアな仕事ですが、コミュニケーションをとりながら正確に取り組んでほしい。」という言葉に、すっと背筋が伸びる思いでした。

日々の事務処理をしているだけでは得られない知識が多かったので、今後の研修でも取り上げてもらいたいです。

グループ協議の中で得た他校の仕事の進め方を積極的に取り入れ、絶対にミスをしない事務処理を心掛けたいと思います。

事務職員のみなさん、日々の正確な業務をありがとうございます。今後も「チーム学校」の主要メンバーとして、様々な場面において力を発揮していただければと思います。