センター日記

「交流及び共同学習」について考える ~第1回特別支援教育担当者会~

2023年4月26日 18時30分

 4月25日(火)・26日(水)の2日間、市内小中学校の特別支援学級・通級指導教室を担当している先生方を対象に、第1回特別支援教育担当者会をオンラインで実施しました。

 教育相談の手続きや今年度の研修について説明をした後、グループ協議を行いました。

 テーマは「交流及び共同学習」障がいのある子どもにとっても、障がいのない子どもにとっても、経験を深め、社会性を養い、豊かな人間性を育むとともに、お互いを尊重しあう大切さを学ぶ機会となるもので、とても大きな意義があります。それぞれの学校で取り組んできた実践事例をもとに、交流及び共同学習を進めていく上での成果や課題について、協議を行いました。

 今回の研修では、研修後、各校で実施する「リフレクション」を取り入れ、本研修に参加した先生だけでなく、参加できなかった特別支援教育担当の先生方も交え、自校の交流及び共同学習について話合いをする機会を設定していただくようにしました。25日に参加された先生方の中には、研修後にさっそくリフレクションを行った方もおられ、「こんなことを実践してみよう!」と校内で意識統一をされたようです。

「交流学習の在り方や悩みについて、各学校の先生方の御意見を聞くことができてよかった。」

「通常の学級の子どもと同じに考えるのではなく、その子に合わせたゴールを交流学級の先生にも伝えて、学ばせたいことを明らかにしてから参加させたいと思った。」

という感想があり、各校のこれからの交流及び共同学習に生かしていただけると期待しています!!