R6センター日記

「話すこと最高!」 ~松山市教職員研修大会~

2024年9月18日 14時31分

 8月23日(金)、教職員研修大会を実施しました。

 教職員研修大会は、先生方に、心身共に健康で、自信と誇りを持って子どもたちの指導にあたっていただくために始まり、学校教育における今日的な課題に視点をあて、教職員としての資質能力の向上を目指して実施しています。

 今年度は、関西外国語大学 教授 直山 木綿子(なおやま ゆうこ)先生より「主体的・対話的で深い学びの視点からの授業改善」について御講演いただきました。

 次期学習指導要領の改訂の見通しも踏まえ、「主体的・対話的で深い学び」の実現を支える「個別最適な学び」「協働的な学び」について、丁寧にそのポイントを押さえながら話していただきました。また、「話すこと最高!」をキーワードに、他者の考えを自分の言葉でアウトプットすることなど、研修センター会場とオンラインでつないだ各校の参加者約1700人の先生方と、体感しながら共有しました。

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 受講者の感想です。

📝今まで漠然と捉えていた「個別最適な学び」について理解を深めることができました。講演の進め方そのものが、これからの授業の在り方を示されていると感じ、2学期以降の子供たちへの関わり方や授業の進め方を考えました。先生がおっしゃられていたように、単元の構成をしっかり捉え、子供が主体的に学ぶ、いい意味で教えない授業を展開していきたいです。そのために、教材研究に力をいれていきたいです。

📝講義全体を通して、「話すこと最強」ということが実感を伴って理解できました。「自分の言葉で言い直す」ことで、学習内容が自分事になるということがよく分かったので、2学期からの授業に生かしていきます。

📝ペットボトルのお茶などのエピソードから、「各教科の見方、考え方」の意味が具体的に分かりました。幅広いものの見方ができる、「こういう見方も面白い」と感じられるような子供を育てていきたいと感じました。今後も、学習指導要領を丁寧に読み込んでいきたいと思いました。

📝直山先生の満面の笑顔と話す力で講演に引き込まれ、あっという間の研修でした。まるで生徒になったような感覚で悩み、発見し、対話をすることができました。「主体的・対話的で深い学び」については、これまでも話を聞いたことはありますが、最後に話されたように「具体」があったからこそしっかりと自分事として考えることができました。

 講演を通じて、受講した先生方は、これまでの実践と新たな視点をベストミックスさせて授業改善に取り組むヒントを得られたのではないでしょうか。

 2学期からの授業改善に生かしていきたいですね!✨