おもしろ理科出前教室「自然の観察」(日浦小学校)

2021年6月24日 17時46分

 6月24日(木)に、日浦小学校でおもしろ理科出前教室を行いました。

 今回は、「自然の観察」をテーマにしており、校庭に生えている木々を中心に観察しました。最初は、室内でケヤキ、イチョウ、ネムノキの葉を観察しながら、その特徴を、子どもたちが思い思いに発表し、講師の斉藤先生が分かりやすく解説してくれました。

 その後、外へ出て、校庭の脇に生えている植物を観察しました。「ヘクソカズラ」というつる性の植物が生えており、皆で臭いをかぎました。その名の通り、臭いが強烈で、子どもたちも大興奮。次々と自分たちで採集した植物を五感をフル活用して感じ取り、疑問があるとすぐに講師の斉藤先生に質問していました。

 「クチナシの実をつけた液は、何色?」というクイズが出され、答えとして、実際に黄色に染まった水が登場すると、またまた子どもたちは大興奮。

 最後に、おたまじゃくしの観察もして、出前授業を終えました。

 子どもたちが、自然の中で発見したことを口にし合い、多様なとらえ方を共有することができました。講師の斉藤先生が「違いの分かる子どもになってほしい」と冒頭で子どもたちへ伝えましたが、その思いが子ども一人一人に届いた1日となりました。