一人一台端末を活用した授業
2021年1月14日 12時52分11月末、松山市で最初に一人一台端末を導入した余土小学校では、一人一台端末を活用した授業が行われています。
1月12日(火)、新学期が始まって2日目の様子を紹介します。
5年生では、家庭科の授業で活用していました。
「どんな場面でお金を使うかな」という先生の問いかけに、ロイロノート・スクールのカードに、一斉に入力を始めました。
自分の考えを書き込んだカードをグループや友達と送り合って考えを交流したり、先生に送って大きく映し出し、みんなで共有したりしていました。
考えを一瞬で送ったり、共有化したりできるのは、デジタルならではのよさです。
4年生では、社会科で、自分の選んだ都道府県について検索して調べ、調べた特徴や特産品をプレゼンテーション形式にまとめてクイズを作成しました。
そして、全員で共有し、互いにクイズを解き合って、答えを送り合いました。
調べた写真などがそのまま使えることや、全員が共有化し友達が作ったクイズにどんどん取り組むことができるなど、これまででは実現しにくいことが一人一台端末で実現していました。
子どもたちが自分の端末を実際に活用したのは、まだ1か月にも満たない程度です。
しかし、先生も子どもも、慣れるのはあっという間で、すでに授業の道具として活用することができているようでした。
一人一台端末は、現在、他の学校にも順次導入されています。余土小学校と同じような光景が、これからどんどん広がっていきそうです。