秋山好古さんがつなぐ東雲小と名古屋市立白鳥小学校の交流(ふるさと松山学)

2021年3月17日 12時02分

「僕たちの学校の校長先生は、秋山好古さんだった!!」

自分たちの学校の前身「千竃学校」で、秋山好古さんが校長を務めていたことが分かった名古屋市立白鳥小学校の6年生が、「好古の生き方を学び、自分の将来を考える」という総合的な学習の時間に取り組みました。その学習の成果を東雲小学校の6年生に伝えたいということで、Zoomによる交流会が実現しました。

初めに、互いの学校紹介をプレゼンテーションで行い、白鳥小学校から学習成果の発表がありました。「秋山好古さんを身近に感じた。」、「好古さんのように周りに感謝して、人を支えられるようになりたい。」といった発表に、東雲小学校からは、「自分たちも好古について学んでいたが、更に新しいことが分かった。」、「好古さんに学んで自分の人生の目標を立てているところがすごい。」といった感想が伝えられました。

最後に、今日の交流で感じた「松山へ行ってみたい。」、「名古屋へ行ってみたい。」、「もっと知りたい。」という思いを互いに伝え、交流を終えました。

昨年、フェスタで「好古の生き方に学ぶふるさと道徳」をしていただいた愛媛大学の遠藤先生がコーディネーターとして参加くださり、「卒業を控えたこの時期に交流できたこと、この縁を大切に。」とメッセージを送ってくださいました。

松山市が大切に育てている「ふるさと松山学」によって遠く離れた両校がつながったことが、子どもたちにとって、かけがえのない学び、経験になってほしいと願っています。