一人一台端末の活用に向けた工夫

2021年6月10日 11時20分

学級全員分の端末を、充電保管庫から取り出したり、戻したりするには、大変時間がかかります。そこで、「必要な時にすぐに使える」よう、こんな工夫をしている学校がありますので紹介します。

一人一台端末の活用に向けて、袋(専用の手提げ袋)等を用意している学校があります。

東雲小学校では、端末を入れたインナーケースを手提げ袋に入れて、机の横に下げています。必要な時にすぐ使え、教室移動の時の落下や破損も防ぐことができるとのことです。

 

小野中学校では、朝来た時に保管庫から端末を取り出し、机の横の手提げ袋に入れています。すると、すぐに取り出して使えることから、いろいろな教科での活用率が高まったそうです。また、保管庫前での混雑を避けるため、一人一人が戻すのではなく、タブレット担当の生徒を決め、担当者が保管庫に戻して充電ケーブルにつなぐことで、スムーズに運用できているようです。

 

この他にも、朝来たら保管庫から出し、ロッカーの上に列ごとに重ねて置くとか、机の中に入れておくなど工夫をしている学校もあるようです。