センター日記

先輩から技の伝授を!~第2回初任者研修~

2023年5月23日 14時05分

 5月18日(木)、第2回松山市初任者研修を実施しました。
 今回の研修では、午前中、3グループに分かれて、味酒小学校、久米小学校、椿中学校を訪問し、先輩教諭の魅力あふれる授業を参観した後、研究協議を行いました。協議は、初任者の先生方から質問が途切れることなく、先輩の技を学びたいという熱意が伝わる時間でした。経験豊かな先輩方から授業づくりや子どもとの関わり方、ICTの活用場面等について、初任者が不安に思っていることに対して、丁寧にお答えいただきました。

 初任者の先生方からは、授業参観・協議を通して、「授業構成や課題設定、発問、子どもへの声のかけ方が大変勉強になった。」「今日学んだことを生かして、子どもと楽しみながら、楽しい授業をしてみたい。」と決意を新たにしていました。


 午後からの研修は、まず、松山市教育委員会 西本 由美子 教育委員が「家庭、地域社会との連携の在り方」についてご講話をいただきました。「『保護者は先生方や学校と一緒に子どもたちを育てたい』という言葉が印象に残った。」「学校・家庭・地域が一体となって、子どもに愛情を注ぎ、守っていくことの大切さを改めて学んだ。」「これからも『子どもを共に育てていく』という意識で頑張りたい。」という声がありました。

 次の講座は「学級経営」。目指したい学級をイメージしたシステムやルールづくりについて講義や演習を通して学びました。同期の先生同士で、目指す学級像について意見交流する中で、課題や悩みについても共有できたようです。

 最後は「教員として目指す成長目標」について。教員としてのキャリアステージの全体像をつかみ、今後の見通しをもつとともに、今年度の初任者研修を通して、自分がどんな姿になりたいか、改めて成長目標として設定することができたようです。


 学び続ける教師としての姿勢を大切に、今回の研修で得た刺激や感動を、明日からの授業や学級経営、これからの教員生活に生かしていってほしいと願っています