センター日記

更なる生徒理解を目指して ~第2回中堅研修Ⅱ~

2023年6月7日 09時30分

 6月2日(金)、第2回中堅研修Ⅱをオンラインで実施しました。

 今回の研修では、まず、「児童虐待と児童相談所の役割」というテーマで、県総合福祉センター 近藤 真 先生に御講義いただきました。虐待はあってはならない問題です。今回先生方は、虐待が及ぼす子どもへの影響や学校における対応、関係機関との連携などを再確認できたようです。

 

 

 

 

 

 

 二つ目の講義は、「不登校の未然防止におけるスクリーニングの可能性」と題して、東雲大学准教授、友川 礼先生からお話していただきました。

各学校の先生方からのチャットでの質問にもリアルタイムでお答えいただきながら、不登校の未然予防について、考える時間となったようです。

受講後は、

虐待や不登校は近年の重要な課題。学校だけで解決できる問題ではなく、様々な関係機関と連携を図って、生徒がよりよい生活を送れるようにしていきたい。

講師の先生方のお話から、様々な要因が互いに関係しあって問題を引き起こしていると分かった。学んだことを校内の先生にも共有していきたい。

個に応じた教育や支援のためには、愛着障がい、発達障がい、家庭環境等、幅広い知識が必要だと分かった。

クラス担任としてできることは早期発見。子どもたちのわずかなサインを見逃さないようにしたい。

という声が受講者の先生からありました。

 

 今回の研修での学びが、先生方のこれからの糧になり、すべての子どもたちの幸せにつながることを願っています。