福祉施設の訪問から見えたこと ~特別支援教育新担当者研修~
2023年7月31日 16時41分7月28日(金)、特別支援学級や通級指導教室の新担当者の先生方を対象に、第2回特別支援教育新担当者研修を実施しました。
今回は、
児童発達支援センター「くるみ園」
就労支援施設「松山福祉園」
の見学です。ここ数年、感染症予防のため訪問ができなかったのですが、今年はようやく実現しました!
福角会の方から、施設概要説明を受け、いよいよ見学です。
【くるみ園】
この施設では、0~6歳の乳幼児さんを対象に療育を行っています。ちょうど参観している時間帯に、集団遊びを行っていました。子どもたちの発達段階に合わせたねらいに沿って、流れや活動が工夫されており、のびのびと楽しく活動に取り組む様子に、思わず頬が緩んでしまいました(^^♪
【松山福祉園】
18歳から76歳までの方が利用している松山福祉園では、利用者さんの個々の能力や特性に応じた働く場を提供し、就労自立を目指して支援が行われています。鉄工、製菓・製パン、配食サービスなど、自分の仕事に真摯に取り組む姿に、参加者の視線も真剣そのものでした。
◎誰かのために自分ができる仕事をして、誰かの役に立つということを日々感じることができる人生はとても素敵だと思いました。福角会さんの事業は、利用者さんの「人生の伴走者」だと思いました。
◎小学校入学前から就学支援までのつながりが見え、目の前の小学校生活を送る子どもたちに、どのような支援をしていけばよいかが見えたように感じました。
◎障がい特性のあるお子さんにとっては、親も子も毎日が本当に大変だということを理解し、学校生活を今以上に充実させていきたいと思いました。親も子も笑顔で通える学校にしていきたいです。
将来につながる「今」をどう支援していくかのヒントを得た先生方がたくさんおられました。2学期からの支援にぜひ生かしていただきたいと思います。
大変暑い中での研修でしたが、積極的に御参加いただきありがとうございました!
そして、全体会の会場及び運動場の使用を快くお引き受けいただきました堀江小学校の皆様、朝早くから御協力ありがとうございました!!