リーディングDXスクール 姫山小学校公開授業
2023年10月2日 16時59分 今年度、文部科学省の採択を受け、「リーディングDXスクール(1人1台端末とクラウド環境を活用した効果的な教育実践の創出・モデル化)事業」を実施しています。
9月29日(金)、指定校である松山市立姫山小学校において公開授業を行いました。 参集、オンライン参加を含めて30名程度の愛媛県内外の教育関係者が参加してくださいました。
公開授業は、5年生算数科「分数」です。日常の場面から、「どうすれば分母のちがう分数のたし算ができるだろう」という課題をつかみ、分数パズル(具体物)やデジタルコンテンツを活用して、一人一人が解決方法をまとめ、説明し合いました。考えをつくり出したり、説明したりする場面で、1人1台端末がとても効果的に使われていました。
また、クラウドサービス(Teamsで共有したExcel)を活用し、途中参照をしながら、授業のまとめや振り返りを行いました。入力している途中で友達の考えが見えることで、考えを深めたり、多様な考えに触れたりすることにつながっていました。
研究協議では、クラウドサービス(Whiteboard)に意見を書き込んで共有したり、出てきた意見を視覚的にまとめて話し合ったりして、活発な意見交流の場になりました。クラウドサービスに書き込むことで、オンライン視聴の方の意見も、現地で参加している人の意見と同じように見えるようになります。
また、放送大学客員教授 佐藤 幸江 先生から、指導助言をいただきました。
「リーディングDXスクール事業」は、汎用的なソフトウェアとクラウド環境を十全に活用し、個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実や校務DXを行い、全国に事例を展開することを目的としています。姫山小学校では、どの教室でもICTを日常的に活用し、全校児童の情報活用能力向上を目指しています。今回の公開授業を通して得られた学びを生かして、今後も取り組みを続けていくそうです。その様子は「リーディングDX特設ページ」に随時掲載されていきます。本ホームページ及び姫山小学校ホームページ特設ページをぜひ御覧ください。