センター日記

どうして小5で学習するの? ~わくわく出前教室~

2023年10月10日 17時01分

 10月10日(火)、久米小学校において、わくわく出前教室を行いました。

 堀田 優子先生による小学校5年生国語科「世界遺産 白神山地からの提言」の導入です。

 堀田先生が子どもたちに問いかけます。

 先生「教科書の白神山地、15ページもあるよ。これから勉強するよ。」

 児童「無理!」「大変!」「疲れる!」「イヤだ!」

 先生「どうしてそう思った?」

 児童「長いし、そもそも白神山地って知らない!」「書くのが面倒!」「国語がそもそも苦手!」「使っている言葉が分からない!」

 先生「本当に分からない言葉だらけ?」「この教材を日本全国の小学5年生が学習しているのは何故?」

といったやり取りが続きます・・・

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 先生「5年生になると大体の漢字が分かる。意味も知っている。ほとんどの日本語が分かるようになる。だから、5年生の教科書に『白神山地』があるんだよ。5年生になると、『良いこと』『悪いこと』にも理由が言えるようになってくる。だから、意見文を書くんだよ。」

この言葉に、子どもたちも納得顔になっていきます。

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 この後は、堀田先生が実際に白神山地に行ったときの写真などを紹介してくださり、子どもたちも興味がわいていきます。一度も行ったことがない場所なのに、とても身近に感じられたようです。きっと一人一人が自然保護のあり方に対して課題意識をもち、自分なりの意見文にまとめることができるでしょう。