センター日記

リーディングDXスクール 勝山中学校公開授業

2023年10月24日 11時32分

 今年度、文部科学省の採択を受け、「リーディングDXスクール(1人1台端末とクラウド環境を活用した効果的な教育実践の創出・モデル化)事業」を実施しています。

 10月23日(月)、先月の姫山小学校に続いて、同じく指定校である勝山中学校において公開授業を行いました。松山市内全中学校からの参集、県外や市外からオンラインでの参加を含めて多くの教育関係者が参加してくださいました。

 公開焦点授業は、1年生外国語科Unit7で、「ALTに日本の文化について知ってもらうために、写真や動画を見せながら自分の興味のあることを説明したり、その内容に関する質問に答えたりする。」という単元目標のもと、体育館での授業を公開しました。まず、落語を紹介する英文を要約(リテリング)して、クラウドツール(ロイロノート共有ノート)で、他者参照しながら各自でキーワードや英文を記入しました。できた生徒は、1人1台端末を持って相手を見つけて交流し、伝え合い、修正点を話し合っていました。

katuyama eigo (1)  katuyama eigo (2)

  また、自分たちのグループでリテリングした英文を伝え合い、質問や感想をし合いました。その際、読んだ英文を録音し、音声を文章化することで発音や語法が正しいかを視覚的に振り返るようにしていました。

katuyama eigo (3) katuyama eigo (4)

 研究協議では、クラウドサービス(Whiteboard)に意見を書き込んで共有しました。オンライン参加の方の意見も取り上げ、活発な意見交流の場になりました。最後に、放送大学客員教授 佐藤 幸江 先生から、今後の目指すべき方向性を含めて指導助言をいただきました。

katuyama kyougi (1) katuyama kyougi (2)

 「リーディングDXスクール事業」は、汎用的なソフトウェアとクラウド環境を十全に活用し、個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実や校務DXを行い、全国に事例を展開することを目的としています。

 勝山中学校では、今回の公開授業を通して得られた学びを生かして、今後も取組を続けていくそうです。その様子は「リーディングDX特設ページ」に随時掲載されていきます。本ホームページ及び勝山学校ホームページ特設ページをぜひ御覧ください。