R6センター日記

「学校と教職員を守る 教頭としての危機管理」を学ぶ ~第2回松山市管理職研修(教頭の部)~

2024年8月28日 13時32分

 8月21日(水)、令和6年度 第2回松山市管理職研修(教頭の部)を実施しました。 

 研修講師に、松山市小学校長会 前会長 越智 文明 先生をお迎えし、「学校と教職員を守る 教頭としての危機管理」と題して、御講義いただきました。越智先生は、学校の管理職としてだけでなく、教育行政にも長く携わられたご経験をお持ちです。その豊かな経験に基づいたお話となりました。

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 現在、学校を取り巻く様々な危機に立ち向かいながら、児童生徒はもちろん、教職員を最前線で守られている教頭先生にとって、大変貴重な学びとなりました。

 受講された教頭先生方からは、

「子どもと教職員の安全・安心と信頼を基盤として、『法を押さえ、理で説き、情で動かす』ことができるように、教頭としての職務を遂行したい。また、危機管理意識を磨くためにも学びを止めずに研鑽を積みたい。」

「教頭の職務について、今回の研修で改めて振り返ることができた。所長挨拶の中で「自分が校長だったらどう判断するかという意識を持って」と言う部分が特に心に響いた。普段、校長先生に判断を仰ごうと考え、自分の考えをしっかり持っていなかったことに反省をした。その気持ちで越智先生のお話を聞くことができ、大変勉強になった。「子どもと先生方の心と体を守る」には、法令や他機関との連携が大切になってくることを意識し、日々の職務の中で勉強をしていきたい。」

 受講後の感想からも分かるように、学校教育法第37条に示されている教頭の職務について深く深く学ばれ、2学期からの学校運営に生かしていく決意をされた教頭先生方が大変多くいらっしゃいました。

 教頭先生のお仕事は大変激務ですが、どうぞお体に気をつけながら、2学期も学校をお守りください。