R7センター日記

2025/08/31

語ろう!国語 ~令和7年度大学連携セミナー・第3回国語~

8月27日(水)、第3回の大学連携セミナー・国語を開催しました。

今回も、学校現場からのリクエストにお応えする形で、「 教材情報交換会 ~国語教材について語ろう 」と題して行いました。

小学校部会、中学校部会に分かれて実施し、小学1年「 うみへのながいたび 」 、中学 3 年「 夏草 -『おくのほそ道』から 」 の二つの教材を取り扱いました。

事前に個人や学校で検討した単元構想や学習指導案に込めた考えを持ち寄り、どのグループでも、受講者自ら深い学びが添加されました。

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また、グループごとに練り合った考えに対して、愛媛大学教職大学院 特定教授 田頭 良博 先生、愛媛大学教育学部 講師 清田 朗裕 先生から各部会の総括として、指導助言をいただきました。

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受講者からは、

私自身、学生の時は古典が苦手で、暗記しないといけないと思い込んでいました。しかし、今回の話合いの中で、知識は与えるのではなく、生徒に気付かせるということを学びました。

国語の授業は必然性が大切だと考えました。問いを持たせたり、リフレクションを行ったりする際には、子どもの思考に沿って、自然な流れでもっていきたいなと思いました。

今回の研修で、生徒の古典に対して、『おもしろくない』気持ちが出てくるのはなぜか、というところから、授業の進め方を考えました。今まで、補助資料を見せることで払拭できるのでは、と深く考えてこなかったのですが、突き詰めると新たな発見がありました。今から古典の授業が楽しみになりました。興味を持って取り組み、自分たちで問いを見付けて活動できるように計画を立てていきたいです。

といった感想が多く寄せられました。

次回は、10月に「俳句」をテーマに実施する予定です。

たくさんの御参加をお待ちしております。