令和8年度 第5回教育創造セミナー「松山志成塾」
第5回教育創造セミナー「松山志成塾」では、「経営講座」と題して、愛媛大学教育学部附属才能教育センターの皆様にお話していただきました。
同センター長 隅田 学 先生から、現在、学習指導要領改訂に係る審議において、主査を務めていらっしゃるお立場から、これからの才能教育の展望等について直接伺うことのできる、大変有意義な時間となりました。
また、同副センター長 中野 広輔 先生、特定研究員 森本 久美 先生にも御同席いただき、子どもや保護者との向き合い方等についても、具体的にお話をいただきました。
受講者から、
「特性の状況を把握して、それを少しでも伸ばすこと、また、特性によって生きづらさを感じている状況を理解して環境を整えること。この点に留意しながら、学校としての取組を考えていかなければならないと思いました。」
「才能がある子どもへの手立てについて、学校としてできる情報収集や手続き、子どもへの対応についてよく知ることができました。このことは、逆の状況にある子どもへの対応にもつながると考えながら講義を聞くことができ、誰一人取り残さない学びの大きな参考にすることができました。 」
「ギフテッドという言葉が独り歩きしているような状態で、特異な才能のある児童生徒に対して、これまで十分な対応ができていなかったことを反省しました。その児童生徒の才能を伸ばす方ではなく、一律の学級のルールややり方に入れようとして、その児童生徒の困り感を抑える方に注力してきた場面を多く見てきたように思います。まずは、学校教育に携わる者が特異な才能のある児童生徒を理解できるように、研修を受けることからスタートさせなければならないと思います。自分自身も、過去に出会った特異な才能のある児童に対して、その児童の困り感を抑える方にのみ注力していました。その児童の才能を伸ばす方向で、学級や学校を変えていきたいと強く思いました。」
「自分がこれまで大切にしてきた特別活動と絡めながら、先生方のお話を聞かせていただきました。今後も、特別活動を基盤に、子どもたちそれぞれが持つ強みを生かした教育を進めていきたいと思います。『できないことをできるようにする』ではなく、『できていること(得意なこと)を伸ばす』という見方・考え方で子どもたち一人一人に向き合える教職員の育成にも取り組みたいと思います。隅田先生のお話に引き込まれ、あっという間に時間が過ぎました。新しい知見、今後への後押しをありがとうございました。」
といった声が多数届きました。
なお、今回の第5回が、令和8年度の最終回でした。全5回、のべ230名の方に受講いただきまして、まことにありがとうございました✨