令和4年度外国語教育研修 参集にて実施! ~英語で、ICTでつながる~ 

2022年6月20日 14時23分

 先月26日(木)の小学校講座に続き、6月17日(金)に中学校講座を実施しました。

 この2年間はコロナの影響を受け、オンデマンド方式や「Zoom」を利用したオンラインで実施していましたが、「今年は対面ならではの研修を!」と考え、演習や情報共有の時間をたくさん設けました。

 小学校講座では、愛媛大学教育学部 教授 池野 修 先生を講師にお迎えし、「外国語授業における効果的なSmall Talkの進め方」のテーマで演習を中心に御講義をいただきました。

 受講した先生方からは、

「隣の席の先生とのやり取りの練習が多く、初めは英語に対する苦手意識がありましたが、だんだん伝え合うことが楽しくなりました。日々の授業の中で子どもたち同士がやり取りを楽しめるようにしていきたいと思います。」

「子どもたちが外国語を学びたい、楽しいと思うきっかけづくりをSmall Talk を通じてできるようこれからの授業を工夫していきたいです。」

等の感想が聞かれました。

 池野先生が講義の中でおっしゃっていた

「学級担任の一番の役割は、外国語を使おうとするコミュニケーションの態度の模範を示す。」意欲そのものです。

 中学校講座では、「全国学力・学習状況調査」誤答分析から、言語活動の充実を図る手立てについてグループ単位で模擬授業を行い、イメージを共有しました。

「このタイミングでもう一度子どもたちに質問を投げかけたらいい。」

「場面の設定を限定しすぎない方が表現の幅が広がる。」など、意見交換をしながら演習に取り組んでいました。

 そして、先生方から好評だったのが、ICTの活用実践についてお互いに紹介し合う時間です。研修終了後、

「私も、〇〇先生に教えてもらったやり方で、課題をロイロノートで出してみます!」

「また、情報交換しましょうね!」などと声を掛け合いながら、センターを後にしていました。

 松山市の小中学校の外国語活動・外国語科の授業が、ICTも効果的に活用しながら「英語」を使って人と関わる楽しさを実感する時間になりそうです。