一人一台端末を積極的に活用しています!~久米小学校の取組紹介~

2022年7月7日 13時12分

久米小学校では、一人一台端末が授業の中で自然に活用されており、日常的に活用していることが感じられました。そのうちのいくつかを紹介します。
 
まずは、1年生の生活科です。ロイロノートで作成した「あさがおものがたり(毎日1枚ずつ撮影してきた自分のアサガオの成長の様子から数枚の写真を選んでプレゼンテーションにしたもの)」をグループで発表していました。一人一台端末を使い始めて2か月あまりですが、十分に使い慣れ、しっかり使いこなしている感じがしました。今まで以上に、まとめたり表現したりする力が求められています。1年生の時から取り組んでいくことが大切だと感じました。


2年生の生活科でも、1年生と同じように、野菜の成長についてまとめ、発表していました。

  
次に、6年生の国語、保健体育です。デジタル化されたワークシートに書き込んだ内容をもとに、グループで話合いが行われていました。ワークシートのデジタル化は、印刷の手間の削減や紙資源の節約につながるだけでなく、何度も見直して書き直す(入力し直す)ことができたり、写真などを入れたりすることができるので、子どもたちにとって、大変有効です。

 
5年生の家庭科、社会科では、発表で聞いた友達の意見も取り入れながら、シンキングツール上で、自分の考えをまとめ直していました。シンキングツールを使うことで、考えがまとめやすくなったり、考え方を身に付けたりすることができます。黒板やノートで、シンキングツールを使っていたクラスもありました。


各教室のロッカーの上や本棚には、教科書を置いておくスペースが用意されていました。その日家庭で使わない教科書を置いて帰るなど、一人一台端末持ち帰りに伴う荷物の重さ対策にも柔軟に取り組まれていました。

   
放課後、先生方が1台ずつ端末を持ち寄り、研究協議を行いました。ロイロノートの共有ノートを活用し、それぞれが意見を出して、話し合っていました(付箋紙に書いた意見を出し合い、模造紙にまとめていくイメージです)。そして、それを大きく映し出して全体で共有していました。先生方の前向きな姿が、子どもたちの姿につながっていることを感じました。

このように、市内小中学校では、子供たちも先生方も端末を使いこなせるようになってきています。