10年続くボランティアの活動

2022年10月5日 08時31分

松山市立の小中学校は、様々なボランティアの皆さまに支えられていますが、その中には、コミュニケーション技能をもったボランティアの方もいらっしゃいます。その名も、成育コミュニティ・ボランティア

平成24年度に松山赤十字病院と松山市、教育委員会の三者が協定を結んで始まりました。

このボランティアは、年間10回ほどの研修を受けて認定されるもので、医療や教育分野での実務経験のある方や看護師、臨床心理士を含む方が登録中。毎年、小中学校に希望調査を行っていますが、ここ数年は20校を超える学校から希望が寄せられています。学校では、コミュニケーションの技能を生かし、子どもたちの学習や遊びの支援、保護者支援、教師支援をしてくださっています。「来年度もお願いしたい。」という学校もあり、とても頼りにされている存在です。

秋晴れの10月1日(土)、昨年度、活動が10年を迎えたことを記念し、松山赤十字病院で成育コミュニティ・ボランティア10周年記念式典が行われました。

ボランティアの皆様には、可能な限り学校からの希望にお応えいただいています。ありがとうございます。これからも、子どもたちの成長、学び、笑顔につながる環境づくりに向けて、引き続きご支援をいただきたいと思います。