子どものよりよい言動を引き出す! -初任者研修ー

2022年10月21日 08時05分

 10月20日(木)、久しぶりの初任者研修を実施しました。

 2学期が始まってからは初めての研修ということで、開会行事での初任者の先生方の様子は(研修担当者も)、やや緊張しながらも、久しぶりに会える期待感が感じられました。

 午前中は特別支援教育に関する研修です。愛媛大学教育学部附属特別支援学校の山内 望 副校長先生に、実際の授業の様子を動画で紹介しながら、御講義いただきました。また、事例を基にグループで話し合う研修を行いました。

 午後からは、初任者の先生方が、生徒指導上の課題を持ち寄って紹介したり、より良い解決について話し合ったりしました。また、総合的な学習の時間についての研修も行いました。

 話し合う場面では、2学期になってからの自校の子どもたちの様子や、行事の話なども含めながら、熱心に活動し、時間が足りなくなるくらいでした。何より、学校のことを話しているときの、初任者の先生方の表情が、柔らかく温かくて、とても素敵でした

 初任者の先生からは、

「子どもを変えようと考える前に、自分の関わり方を見直し、自分が変わらなければと感じました。

「特定の子どもに限らず、どの子どもにとっても過ごしやすい環境を整えるために、自分の言動や教室環境を見直そうと思います。」

「2学期に入ってからの日々の学校生活について見直すよい機会となりました。様々な行事や日々の授業に追われ、自分自身に余裕がなかったと反省しました。今まで以上に子どもたち一人ひとりをよく観察し、声掛けや関わりを増やしていきたいと思いました。」

「久しぶりの初任者研修で、同期の仲間たちに会えたことで、溜まっていた疲れが和らいだ気がします。」

といった声が聞かれました。

 研修で出会う度に、行事に授業にと、忙しくも充実した毎日を過ごしながら成長していく初任者の先生方の様子が見受けられ、頼もしく感じています!