栄養教諭も日々学んでいます!

2022年12月6日 08時15分

 栄養教諭2年目の先生を対象にした研修を校内外で実施しました。その一部を御紹介。

 先日、まつラボに愛媛大学大学院教授 信原 孝司先生をお招きし、「学校教育と児童生徒とのかかわり~相談・指導の視点から~」と題してお話をいただきました。子どもの問題行動の背景にあるものや、支援する際の考え方、心構えなどを学びました。

 受講者からは、「栄養教諭は、児童生徒と直接関わる機会が少ないので、今回の研修は大変参考になりました。自身の関わり方を振り返ってみると、他の先生方の対応を参考に、見よう見まねで対応してきたように思います。今までの対応が間違っていなかったと少し自信を持つことができました。」などと感想が聞かれました。

 栄養教諭は、給食調理場での業務だけでなく、学校での食育や個別的な相談指導等、日常生活上で児童生徒と関わることもあります。今後も教員としての必要な知識技術を習得し、児童生徒へのよりよい支援に生かしてもらいたいと思います。

 また、校内研修では2つの課題に取り組みました。

 一つ目は、給食調理場での衛生管理。調理従事者とのコミュニケーションの取り方を工夫したり、物理的な改善を図ったりしながら、衛生管理の徹底に向けて取り組まれていました。

 二つ目は、実践授業。家庭科の授業では、ティームティーチングで行う担当教科の教員と協議を重ね、学校給食の事例の紹介や食材の特性の説明など、栄養教諭の専門性を発揮しながら実践をされていました。

 それぞれの実践や日頃の疑問について、保健体育課やまつラボ指導主事から提案や助言を受けながら、実践力の向上に励まれていました。

 2年目の栄養教諭さんですが、頼もしい姿が見られ、今後のますますの御活躍が楽しみです。