ミドルリーダーとしての自覚を! ~中堅研修Ⅰ~
2025年5月12日 11時12分開講式では、まつラボ所長から「ミドルリーダーであるみなさんが、進んで学ぶ姿勢を示すことで、学校に新しい風を吹かせてほしい」という話があり、受講者から中堅教員としての凛々しい表情が垣間見えました。
中堅研修Ⅰでは、1年間をかけて校内で実践的な研修を行い、課題研究に取り組みます。それに向けて、愛媛大学教職大学院 教授 田頭 良博 先生を講師にお迎えし、「課題研究計画の検討」と題してご講義いただきました。
田頭先生ご自身の経験をもとに「実践における課題から目を背けてはいないか」「自分に、学校に、子どもたちに役立つ実践研究をしてほしい」というメッセージをいただきました。そして、演習の中でそれぞれの研究主題について話し合い、情報交換をすることで、今後の実践への見通しと意欲をもつことができました。
続いての講座では、愛媛大学教育学部 准教授 藤原 一弘 先生より「組織力の構築・学級経営の充実」についてご指導いただきました。
教師としてのこれまでの5年間を振り返るとともに、「中堅教員として求められることは何か」について考える示唆を与えていただきました。そして、同じ立場の仲間と協議をすることを通して、これから中堅教員としてどのようにあるべきかを考え、ミドルリーダーとしての自覚を深めることができました。
受講者の声をご紹介します。
🎤自分自身の強みや課題を客観的に捉え、若手をサポートできるように自分のことプラスαで職務を全うしたいと思う。
🎤課題研究に対する意識が変わり、実践体験を経験知として整理し、自分自身の成長に生かしていきたいと感じた。
🎤他の先生方と話をする中で、現状や悩みを相談でき、似たテーマでも研究方法やアプローチの仕方が違うことが分かった。様々な視点から、研究テーマに合わせてよりよい方法を考え、研究に取り組みたい。
熱意あふれる中堅研修Ⅰの先生方。各校でのご活躍を期待しています😊