起立性調節障害の理解とその支援 -課題別実践力向上セミナー⑨-
2025年8月18日 11時53分市立の小中学校の閉庁日期間中、お休みしていた研修が、今週から再開です。
その一つ目として、8月18日(月)の午前中に課題別実践力向上セミナーを行いました。
テーマは、昨今、学校でよく聞くようになった「起立性調節障害(OD)について」。
愛媛県立中央病院の河邉美香先生をお招きして、起立性調節障害とは?といった基礎的な医学的なお話や関わり方、子どもや保護者の思いなど、お聞かせいただきました。
またグループワークでは、受講者同士で関わりについて考えたり悩みを共有したりされました。
~受講者から届いた感想、一部ご紹介~
❤️「起立性調節障害からの復帰には2~3年かかる。在学中に解決するというものではないが、切り捨てるのではなく見守ることが必要である」というお話が印象に残った。担任をしていると、その1年の中で何とか次年度につなげなければと思ってしまいがちですが、これを頭の片隅に置いた上で、本人や保護者への対応を考えたい。
💛「もう少しできるかな?」とこちらが推測して次の目標を設定するのではなく、すでに頑張っている生徒のペースに委ねるスタンスで向き合おうと思います。
🧡起立性調節障害について、あまり知識もないまま参加をしたが、今回の研修で基本から生徒との向き合い方まで様々なことを学ぶことができた。同じ起立性調節障害でも、様々な症状があり、程度も違い、一人一人と向き合うことが大切だと感じた。
子どもたちの生活が過ごしやすいものになりますように。