一人ひとりに応じた支援を!特別支援教育を学ぶ ~第11回松山市初任者研修~
2025年10月23日 10時08分10月22日(水)、23日(木)、2日間に分けて第11回初任者研修を実施しました。
今回の研修のテーマは特別支援教育・福祉です。様々な立場で、特別支援教育や福祉の現場に携わっている方をお招きし、実践を踏まえながら教えていただきました。
午前の部では、特別支援教育の理念や、支援の具体について学びました。愛媛大学教育学部附属特別支援学校の校長先生・副校長先生をお招きしてお話いただくとともに、センターの指導主事が講義を行いました。
「子どもはどんな困り感を持っているのか」「教室の中で、具体的にどのような支援をすべきか」、協議を交えながら理解を深めることができました。
また、特別支援学校では、どのような取組を行っているのかについても教えていただきました。日頃の児童生徒との関わり方を振り返る貴重な機会となりました。
午後の部では、松山市社会福祉協議会 や 自立生活センターCIL星空、松山市ボランティア活動体験学習研究会の方をお招きし福祉体験について教えていただきました。
直接お話いただくことで、車いすを利用している人や視覚障がいを持つ方の思いを知るとともに、介助の在り方について実習を交えながら教えていただきました。
受講者の声を紹介します📣
🟨 周りが気付いていなくても、学校生活の中で困難を抱えている子どもは多くいると学んだ。一人ひとりの困り感に気付けるよう、アンテナを高くしていきたい。
🟨 「否定でなく、肯定の言葉で行動を伝える」ということが印象に残った。日頃を振り返ると、否定的な言葉を多く使ってしまっている。意識を改めなければと感じた。
🟨 私の学級にも支援を必要とする生徒が在籍している。対応に悩むことが多々ある。適切な指導ができるよう根拠を持って接していきたい。
🟨 アイマスク体験では、「リアル」を体感することで当事者の思いを知ることができた。当事者の気持ちになっているつもりでも、実際には理解できていないことがたくさんあるのだろうと感じた。
特別支援教育について学ぶことは、障がいの度合いに関わらず、一人ひとり全ての子どものニーズに応じた学びを考えることにつながります。今回の学びを、日々の指導につなげていただけることを願っています✨✨✨
初任者の皆さん、大変お疲れさまでした!!