R7センター日記

2025/08/04

中堅教員としての資質を高める! 〜第2回中堅研修Ⅰ〜

 8月4日、第2回中堅研修Ⅰを行いました。

 今回は、午前中は教科等に関する研修を、午後には中堅教員としての人間力を養う研修を行いました。

 まず、教科等指導研修です。市内の学校現場の先生方や、大学教授の先生方など、教科の高い専門性を持っている方をお招きし、教科に分かれて研修を行いました。

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 午後の部の最初には、松山市男女共同参画推進センター 館長 井藤 留美 様による「男女共同参画とアンコンシャス・バイアス(無意識の思い込み) ~一人一人の個性や能力をいかんなく発揮できる社会へ~」と題した講義です。日本社会におけるジェンダー・ギャップの現状や、アンコンシャス・バイアスついて知るとともに、グループワークを行いながら自らを見つめ直すことができました。

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次は、学校教育課指導主事による「児童生徒や保護者との望ましい関わり方」です。いくつかの事例をもとに、児童生徒や保護者と信頼関係を築くにはどうすればよいか、真剣に話合いました。

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最後は、NPO法人 こころ塾 中原 未知生 先生による「メンタルヘルス ~自分のケア、仲間のケア~」と題した講義です。「もし同僚がメンタル不調を感じているようなら、どうする?」というケーススタディのグループワークや、その後のラインケアについてお話しいただきました。

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受講者の声を紹介します✨✨✨

🌻教科に関する内容、教科外に関する内容と、終日に渡って多くのことを学ぶことができた。その中には、教職経験の中で再確認できたことだけではなく、新たに得られた知見も多くあった。また、他の先生方からの意見や考え方の中から得られたものも多くあった。中堅教諭として仕事に慣れていくのだけではなく、新たな成長を求めて日々を過ごしていくことが、生徒の成長にもつながっていくのであろうと感じた。

🌻道徳科では、授業づくりの方法が分かった。ねらいを考えた後に子どもの振り返りを考え、中心発問と子どもの反応、それに対する問い返しと子どもの反応を考えるという手順で考えるとねらいにそった授業づくりにつながることが分かった。今後実践していきたい。

🌻アンコンシャスバイアス、保護者対応、メンタルヘルスの講義では、いつでも身近で起こりうることだと感じ、自分がその時どのような対応をできるのか考えながら受講することができた。実際に場面に遭遇した時に、適切な対応をすることができるようにしたい。

ご協力いただいた講師の先生方、ありがとうございました。おかげで、貴重な学びの場とすることができました。

そして、受講者のみなさん、大変お疲れ様でした。今後の実践に生かしていただけることを願っています✨