豊かな表情と自発的な活動の姿から学ぶ! ー初任者研修ー

2022年11月14日 08時20分

 初任者研修では、幼小中関連教育の一環として幼稚園への訪問研修を行っています。

 11月10日(木)、11日(金)の二日に分けて、三津浜幼稚園、荏原幼稚園、石井幼稚園の3園を訪問し、実際の保育活動に参画させていただきました。

 それぞれの園で3歳児クラス、4歳児クラス、5歳児クラスに分かれて、登園から降園まで園児と一緒に過ごします。園内では、ドングリやじゅず玉を使ってブレスレットやネックレスを作るなど、季節を感じる活動や、空き箱や新聞紙を使った製作活動を行いました。屋外では、さわやかな秋晴れの下、追いかけっこや「色鬼」で元気いっぱいに走り回る姿や、ブランコや滑り台などの遊具で笑顔で遊ぶ姿が見られました。

 子どもたちの降園後は、園長先生から幼稚園教育について講話をいただき、研究協議を行いました。協議には教頭先生や学級担任の先生方にも参加していただき、保育参画を通して感じたことや疑問に思ったことを中心に質問に答えていただきました。

 初任者の先生方からは、

「子どもたち一人一人と向き合い、目を見て話をしながら、子どもの意欲を大事にしている姿が勉強になりました。」

「マイナスの言葉を使わず、プラスの言葉で声掛けをすることで、子どもたちが自分で気付いて行動できるような働きかけや仕掛けがたくさんありました。」

「日々の授業に追われる中でおろそかになってしまっていたことがあるかもしれません。温かい学級の雰囲気づくりを一層心掛けていきたいです。」といった感想が聞かれました。

 今回の研修を通して、児童生徒への関わりを見直したり、新しい視点に気付いたりすることができたのではないでしょうか。