いろいろな視点でやってみよう! ワークショップで教材研究 ~大学連携セミナー 第5回国語~
2024年12月3日 15時30分11月29日(金)、大学連携セミナー 第5回国語を開催しました。
今回は、松山市立桑原小学校 指導教諭 越智 文明 先生をお招きし、授業づくりに関するワークショップを行っていただきました。
文学的な文章教材「大造じいさんとがん/椋鳩十」を取り上げ、四つの場面でグループに分かれて教材分析を行いました。分析する視点ごとに各人が担当し、それらを持ち寄って物語のやま場や主題について吟味しました。
その際、大きな拠り所となったのが、越智先生から御提供いただいた「物語文の読み方手引き」です。実際に授業場面を想定し、児童に対してどのように問い掛けたらよいかについて、御示唆をいただきました。越智先生の広く深い御実践に裏付けられた手引書が、今後の実践の何よりの「学びの伴走者」となることでしょう。
受講者の皆さんからも、
📚「小学校の授業に関する内容を知れたことが、自分の中で一番の収穫でした。これからの授業を考える中で、今回いただいた資料も参考にしていきたいです。」
📚「国語教育の基盤となる教材研究について、校内に発信していきたいと思います。優れた実践から生まれた手立ての紹介はありがたいです。 」
📚「国語科の授業において、まず自身がどのようにその教材と向き合うかを学び直すことができました。『教えなければならないことを教える』になっていたので、それは当然のこととして、『この教材から何を学ばせたいか』をしっかりと考えられるようになりたいです。」
等、多くの感想が届いています。
授業における児童生徒の「交流し考える学習」のみならず、教師仲間が集まって教材研究をする際も、今回のようにロイロノート・スクールの共有ノートが大変に有効であることを実感することができました✨