センターフェスタ2026③ 愛媛大学特別授業、公開授業
2026年2月24日 16時34分2月12日(木)に開催された「まつやま教育研修センターフェスタ2026」の詳細をお伝えします。
愛媛大学特別授業 東中学校2年生 技術・家庭科(技術分野)
「エネルギー変換の技術による問題解決」
生成AIを「思考の相棒」とした授業。
地震で孤立し、土砂崩れの岩で道路が塞がれた場所に住む「おばあさん」を助けることがミッション。生徒は、軽トラックとモーター1つを使って、岩を取り除くためのアイデアを創造しました。
おばあさん(AI)に対し、「道幅はどれくらい?」「崖はどっち側?」と状況をインタビュー。AIとの対話から課題を整理し、安全性やエネルギー変換効率を考えながら、解決策を練り上げました。
参観者の声
🟥 「AIを答えを求める道具ではなく、課題に気付くヒントや思考を深めるツールとして活用していた。実物の模型を手に取って確認する良さとデジタルが融合した素晴らしい提案だった。」
🟥 「AIとの対話によって生徒の脳がフル回転しているのが伝わってきた。自分自身のAIスキルも高めて、授業で活用していきたいと強く感じた。」
公開授業 東雲小学校5年生 国語科
「みすゞさがしの旅 ーみんなちがってみんないいー」
筆者の16年間にわたる探求の旅を描いた教材文を、叙述に基づき丁寧に読み深めます。
児童は、筆者がみすゞの詩を追い求め続けた長い旅を一言で表す「副題(タイトル)」を考えました。
教室の壁面には、筆者の旅の軌跡が掲示され、児童は物語の世界に入り込んで読みを進めました。
「自分の言葉で語る交流」を重視し、友達の意見を聞いて「理由は同じだけど言葉が違う」「見方が広がった」と自分の読みを深めていきました。
参観者の声
🟩 「子どもたちが叙述をもとに根拠を明確にして、自分の考えを生き生きと語る姿が圧巻。友達の考えに共感し、納得解を見つける授業の姿に、日々の指導の積み重ねを感じた。」
🟩 「教師の発言が少なく、子どもの発言で授業が進んでいたことに驚いた。授業後に『もう旅はしないんですか』と発言する子もいて、心から作品を楽しんでいることが伝わった。」
公開授業 東中学校2年生 社会科
「日本の諸地域 中国・四国地方」
「観光」という視点から、中国・四国地方の特色や課題を、ICTの共有ノートを活用して追求しました。
松山が人気の秘密を「自然環境」「交通」「産業」など5つの視点から考察。
さらに「観光客が増えると困ることは?」と、負の側面にも目を向けました。
自分の選んだ視点で調べた情報をICTで共有。
多様な視点を取り入れることで、経済・社会・環境のバランスを考えた「持続可能なまちづくり」を多角的に構想しました。
参観者の声
🟦 「観光からSDGsへと視点を広げ、多角的に考えさせる構成が素晴らしかった。生徒が自由に交流しながら、他者の視点を取り入れて自分の考えを再構築する高度な学びに驚いた。」
🟦 「ICTを活用して主体的に調べ、相互に交流する姿が印象的。松山を『観光』という身近な視点で深掘りする、生徒が『学びたい!』と思えるような単元構成に強い示唆を受けた。」