令和4年度 第1回特別支援教育担当者会を実施しました。

2022年4月26日 08時54分

 4月25日(月)と26日(火)の2日間、松山市内の特別支援学級・通級指導教室を担当している先生方を対象に、オンラインでの研修を実施しました。

 教育相談の手続き・今年度の研修について説明をした後、グループ協議を行いました。

 まずは、中学校の校区別グループ協議です。学校間の交流や連携方法、進学予定の児童についての情報交換が行われました。この春、中学校に進学した子どもの様子を聞くこともでき、安心された小学校の先生方も多かったようです。 

 次に、障がい種別グループ協議では、日頃の支援についての悩みや本音がポロリと出るなど、思いを共有された先生方も多かったのではないかと思います。担当する子どもたちが、よりよく学校生活を送るためにはどうすればよいかを考える、とても貴重な機会となったようです。また、ICT活用についての情報交換では、画面共有をしながら日頃の取組を説明する先生方もおられました。特別支援学級の子どもたちにとって「見て分かる」支援を行うことが大事ですが、まさにこのこと!画面を見ながら大きくうなずく先生方の姿が見られました。

 画面越しではありましたが、互いに顔を見たり声を聞いたり、つながりを感じながら研修をすることができました。

 

令和4年度 松山市初任者研修 第1回 を実施しました。

2022年4月24日 14時46分

 4月21日(木)、松山市初任者研修 第1回を実施し、松山市内の小中学校に勤務することになった85名の新規採用教員が参加しました。

 藤田教育長からは、学校現場での安心・安全の充実、ICTを活用した授業や特別支援教育など、松山市教育委員会が一丸となって取り組む教育活動について話があり、これからの松山の教育を担う先生方へのエールが送られました。

続いて、初任者一人一人が決意を述べ、

「子どもに寄り添うことを大切にします。」

「愛情をもって子どもたちと関わります。」

と、松山の子どもたちの豊かな育成に向けて、気持ちを新たにしていました。

 初任者として受ける研修のスタートとなるこの日は、教育公務員としての使命や学習指導の基礎・基本、ふるさと松山学等、松山市の教育を推進していくうえで欠かせない内容でした。

 受講した先生方の声をお届けします。

 「慌ただしい毎日で、目の前のことに精一杯になっていたので、今日は冷静になって、自分を振り返り考えることができた。」

 「同期の仲間と情報交換ができ、気持ちが軽くなった。」

 初任者の先生方は、情熱とパワーで松山の教育に新しい風を吹き込んでくれるものと期待しています。

 今後も、研修センターは学校と共に初任者の先生方を全力で支えていきます。

令和4年度 第1回課題別実践力向上セミナーを実施しました。

2022年4月23日 17時13分

 4月23日(土)第1回課題別実践力向上セミナーを実施しました。

 「松山市ではこう使う!タブレット活用~基礎のキソ~」と題した、タブレットパソコンの操作方法の研修です。予想以上にたくさんの方が希望してくださったので、予定を変更し、午前、午後の2回に分けて、行うことにしました。

 今年度松山市へ転任してきた先生方、操作をもう一度学びたい先生、生活支援員、学習アシスタント、スクールサポートスタッフ、成育コミュニティボランティア等、学校教育に関わるたくさんの方々が、タブレットで写真を撮って自己紹介をしたり、デジタルドリル体験をしたりしました。

 初めは戸惑っていた参加者のみなさんでしたが、
「育児休業中に教育現場が激変し、不安に感じていたので、基礎的なことを学べてよかった。」
「一人一台タブレットを持つことで、できることが飛躍的に増えることを体感した。多くの大人が使い方を理解していくことが大切だと思った。」
「今までは支援に入っても子どもに聞くことが多かったが、今後は分からない子どもに積極的に教えていきたい。」
「外国語アシスタントとして、授業に生かせることがたくさんあることが分かった。」と、
充実感あふれる研修となったようです。

   

令和4年度 第1回管理職研修(教頭の部)を実施しました。

2022年4月19日 11時32分

4月18日(月)管理職研修(教頭の部)第1回を参集により実施しました。

藤田教育長は、開会の挨拶で「生きる力を育む学校教育の推進」を基本方針に据えた重点事項について、また、「各学校の教育目標の具現化に向けて、校長先生の意をくみ力を発揮していただきたい。」との話がありました。

その後の、学校教育課教職員担当室 杉澤教職員担当室長による「教職員の服務管理と教頭の実務」と題した講義では、校長の補佐役として求められる職務等について、真剣に耳を傾けられていました。

 

昨年度の教頭研はオンラインでの研修が多くなってしまいましたが、今年はなるべく参集型で研修を行い、横のつながりを作る機会にもしていただければと考えています。

令和4年度 第1回松山市管理職研修(校長の部)を実施しました。

2022年4月13日 15時55分

 

 4月13日水曜日、令和4年度 第1回松山市管理職研修(校長の部)を、

中予教育事務所 所長様、教職員課長様、教職員課管理主事様に御出席いただき、感染症対策を講じながら実施しました。

 松山市教育委員会 藤田 仁 教育長からは、ICTを活用した授業やふるさと松山学の一層の推進、子どもの安全・安心な場づくり等、松山市の子どもたちの豊かな育成のためにリーダーシップを発揮してほしいというお話がありました。

 その後、「変革の時代の学校経営について」のテーマのもと、小グループに分かれ、協議を行いました。

 協議題Ⅰ「ICTの推進」では、校内での組織的な研修の充実、授業や行事での効果的な活用、ICT支援員の有効な活用などについて活発な意見交換がなされました。

 協議題Ⅱ「働き方改革の推進」では、会議等の精選を行い、先生と児童生徒が向き合う時間を確保しながら勤務時間の短縮をねらうことやデジタル化による業務改善、先生方のアイディアを生かしてモチベーションアップをねらうなどの意見が出されました。

 協議の内容はロイロノートでまとめて提出をしていただきました。

 

 校長先生方も積極的にICT機器を使っています!

 校長先生方、ありがとうございました。

 

愛媛大学教育学部 教職大学院授業スタート

2022年4月11日 16時29分

 

 4月11日月曜日、愛媛大学教育学部教職大学院授業「愛媛の教育改革」が研修センターで行われました。

 本日は、ガイダンス及び実践研究の進め方について愛媛大学教育学部の先生方から講義が行われました。受講者の方々は、熱心に講義を聞き、自分の研究テーマについてグループのなかで話合いを行い、考えを深めました。

 研修センター指導主事も授業に参加させていただきました。これから共に学びを深めていきたいと思います。

GIGA端末の初期化作業

2022年4月1日 16時07分

令和4年度がスタートしました。

教育研修センターでは、新年度に向けてGIGA端末の準備作業を進めています。
各学校の児童生徒数の増減に合わせてGIGA端末の余剰分を回収し、次の学校に届けるのですが、学校間で端末を移動させる際には、初期化したり、シールを貼り替えたりする必要があるのです。
作業を行う端末は、中学校合わせて、約450台!
(市内の全台数から見ると1%余りの移動ですが、なかなか大変な作業です。)
今年度は、ICT支援員さんのおかげで、昨年度よりも随分スムーズに作業が進んでいます。

 

まつやま教育研修センターフェスタ2022 (保健体育科)

2022年3月11日 17時32分

  3月8日からオンデマンド配信されている「まつやま教育研修センターフェスタ2022」(保健体育科)の授業の研究協議を、3月11日に実施しました。

 多くの先生方に参加していただき、東中学校の村上二郎先生が公開してくださった授業について、熱心な協議が行われました。指導助言は、授業づくりから御協力いただいた愛媛大学教育学部の日野克博先生にしていただき、ICTを活用したこれからの体育科の授業の方向性について話していただきました。

 「まつやま教育研修センターフェスタ」に関わっていただいた多くの方々のおかげで、全ての発表を終えることができました。ありがとうございました。

 

おもしろ理科出前教室「岩石標本の作製」(城西中学校)

2022年3月11日 14時46分

 3月11日(金)に、おもしろ理科出前教室を城西中学校で実施しました。

 今回は、愛媛大学の佐野栄先生と教職大学院生4名を講師に迎えて、岩石標本の作製や実験を行いました。

 まず最初に、堆積岩の5種類(れき岩、砂岩、泥岩、石灰岩、チャート)、続いて火成岩の3種類(花崗岩、安山岩、玄武岩)、最後に変成岩(紅レン石石英片岩、ザクロ石角閃岩、エクロジャイト)の3種類の計11種類の岩石の特徴を押さえた上で、グルーガンを用いてボードに接着し、一人ずつ岩石標本を完成させました。これらの岩石は、すべて愛媛県で採集したもので、特にエクロジャイトは、非常に珍しく、貴重な岩石であるとの紹介がありました。

 実験では、石灰岩に塩酸を垂らして、二酸化炭素が発生することを押さえました。この石灰岩は3億年前にできた岩石であることから、3億年の時を経て二酸化炭素が出てきたことに生徒は驚きを感じていました。続いて、チオ硫酸ナトリウムをスライドガラスに置き、ホットプレートで溶かした後に、顕微鏡で観察し、結晶が成長していく様子を見ました。

 手作りの標本は、一生の思い出になるとともに、学習の振り返り教材にもなる逸品となりました。

今年も実現!東雲小と白鳥小の交流授業

2022年3月10日 15時01分

東雲小学校と名古屋市立白鳥小学校の共通の先人である秋山好古さんが縁で始まった、この交流。

3月10日(木)、Zoomによる交流授業が今年も実現し、東雲小学校4年生と名古屋市立白鳥小学校5年生が、これまで学習した成果を発表しました。

秋山好古さんの生き方から感じたことや学んだこと、ボランティアガイドの活動から改めて自分のふるさとの良さに気付いたこと、さらにはお互いのふるさとの魅力をたっぷりと伝え合いました。

「秋山好古さんについて、新しく知ることができ、もっと興味がわいた」「それぞれのふるさとの良さがわかった」「ぜひ、松山・名古屋に行ってみたい」という感想が多く、自分たちの先人やふるさとを大切に思い、誇りをもって発表している子どもたちを見て、とても頼もしく思いました。

子どもたちにとって、先人の思いやふるさとの良さを身近に感じるとともに、「ふるさと松山学」を通して実現したこの学びを大切にしてもらいたいと思います。