課題別実践力向上セミナー(俳句)

2021年11月17日 15時42分

 11月13日(土)、課題別実践力向上セミナー(第10回)を行いました。

 今回は、松山市立子規記念博物館から高山佳子先生をお迎えして、「子規記念博物館40周年・子規没後120年子規博で学んでみませんか?」というテーマでお話していただきました。

 子規記念博物館で見ることができる資料や「ふるさと松山学」教材の「子規と考える言葉・人・ふるさと」を使って、裏話なども取り入れながら、正岡子規の魅力を語っていただきました。また、俳句を選定するポイントについても教えていただき、受講者がその場で作った俳句について、想像を膨らませながら語り合いました。

 こうした活動を通して、改めて俳句づくりの楽しさを味わうことができました。

初任者研修(体験を中心とした研修 第6回)

2021年11月15日 18時31分

 11月11日(木)・12日(金)、初任者研修を行いました。

 今回は、市立幼稚園での保育参画を通して、幼稚園教育について研修しました。初任者の先生方は、3歳児、4歳児、5歳児のクラスに分かれ、遊びを通した指導に参画しました。11日は雨のため室内での遊びが、12日は園庭での遊びが中心となりました。初任者の先生方は、積極的に園児と関わりながら、幼稚園教育と小学校教育、中学校教育の共通点や相違点を見つけていました。

 その後、保育参画を通して感じたことや疑問に思ったことなどを中心に、幼稚園の先生方と協議を行いました。「園児と触れ合って温かい気持ちになった」という感想はもちろんですが、園児への声掛けや働き掛け、保護者への対応などについて、考えを深めていました。

栄養教諭中堅研修Ⅱ(於/潮見小学校)

2021年11月15日 13時44分

 11月10日(水)、松山市栄養教諭中堅研修Ⅱ(第6回)を行いました。

 今回は、栄養教諭が教科や特別活動等の授業に参画し、効果的に食に関する指導を推進する実践的指導力の向上を目的に、潮見小学校で研究授業・研究協議を行いました。

 受講者の一人である栄養教諭と5年生の学級担任とがTTで、社会科「これからの食糧生産とわたしたち」の授業を公開してくださいました。栄養教諭が社会科で授業をすることは、これまでどちらかというと少なく、受講者は、研修を通して、食育の方法の可能性について考える良い機会となりました。

一人一台端末の自然な活用(中学校情報教育授業研究会 湯山中学校)

2021年11月15日 10時23分

11月10日(水)、湯山中学校で、中学校情報教育授業研究会が開催され、一人一台端末を使いこなす生徒や教師の姿を随所で見ることができました。

保健体育科のマット運動では、自分の演技を動画で撮影するために体育館に端末を持参して、いつでも使えるように電源も入っていました。

数学科の授業では、デジタル教科書の教材を利用して、実際に図の形を変えても中点連結定理が成り立つかを確認しました。ノートであればいくつも図をかかないといけないことが、デジタルであれば簡単に変更できるメリットが生かされていました。

国語科の授業では、一人一人が視点ごとに整理した読み取りを、ロイロノートスクールで提出し、互いに比較していました。

音楽科では、短い旋律の反復を活用して五線譜に書き込み作曲した曲を、ロイロノートの撮影機能を使って撮影し、送っていました。

理科では、前線の図を取り込んで一人一台端末に送っていました。中学校端末の特徴であるコンバーチブル型の特徴を生かし、机上のスペースを確保するために、見やすいようにテント型に変形させて見ている生徒もいました。

英語科では、比較級について学習し、Teamsでのファイルの共有とFormsを使っての小テストを行っていました。

午後の焦点授業では、社会科でロイロノートの共有ノート機能を使って、様々な立場から、「豊予海峡ルートをつくるべきかつくるべきでないか」について話し合いました。

全学級の授業を見て、半年あまりで一人一台端末が自然に授業で使われていることに驚きました。

湯山中学校HPにもアップされていますので、ご覧ください。

「情報教育」研修会(湯山中

 

おもしろ理科出前教室「光」(椿中学校)

2021年11月11日 14時44分

 11月11日(木)に、椿中学校でおもしろ理科出前教室を実施しました。

 今回は、講師に愛媛大学の井堀春生先生をお招きして、「光」に関する様々な実験を行いました。

 光の分光実験、反射実験、散乱実験、格子を通した見え方の紹介など、盛り沢山な内容で、生徒は歓声を上げながら意欲的に取り組みました。

 授業の最後には、解説があり、夕日が赤く見える原理なども知ることができました。

道徳科でも活用!『広がれ!ふるさと松山の心』(湯築小学校)

2021年11月11日 13時20分

11月10日(水)に、湯築小学校に伺いました。

湯築小学校5年生の道徳科では、家族みんなが幸せに暮らすにはどんなことが大切か、考えました。

この資料に登場するのは、北極圏を犬ぞりで駆け回った冒険家 和田重次郎さんです。和田重次郎さんについては、『広がれ!ふるさと松山の心』に掲載されており、事前にこの本で和田重次郎さんの生き方に触れてから、この授業に取り組んでいました。

遠く離れても母のことを大切に思い続けた和田重次郎さんから、自分にとっての家族について考えを深めるとともに、「ふるさと松山」のすばらしい先人について学ぶことができました。

 

 

小学校情報教育委員会授業研究会

2021年11月8日 17時17分

11月2日(火)に、小学校情報教育委員会授業研究会の会場校である浮穴小学校を訪問しました。

午前中の公開授業では、効果的に一人一台端末を活用している様子が見られました。

1年生
端末の画面を見せながら、遊びのルールなどを分かりやすく説明していました。ロイロノート・スクールを活用し、立派にプレゼンテーションをすることができていました。

2年生
Viscuit(ビスケット)というプログラミングサイトを活用し、九九カードを作成していました。お互いに問題を出し合い、解き合うことで、理解を深めていました。
 

3年生
新型コロナウイルス感染症により、歌ったりリコーダーを演奏したりしにくい状況の中、ChromeMusicLabというサイトを使って、音程を変えたり曲の音色を変えたりするなど、思い思いに表現活動に取り組んでいました。

別のクラスでは、かき込んだ考えを見せ合いながら、グループで話合いを進めていました。ロイロノート・スクールにかき込むことで自分の考えをしっかりともち、分かりやすく相手に伝えることができていました。

4年生
学校にあるものの長さを概数で求め、ロイロノート・スクールで分かりやすくまとめて、発表していました。思考ツールを活用することで、考えをすっきりまとめることができていました。

5年生
学習者用デジタル教科書に自分の考えをかき込んでいました。さらにそれを大型モニタで即時に共有することで、全体で考える活動につなげていました。

6年生
ロイロノート・スクールの共有ノートを使って、江戸幕府の仕組について話し合っていました。別々の端末から同じノートを同時に編集することができる共有ノートを活用することで、ホワイトボードに付箋を貼るイメージで考えを出し合ったり、それを思考ツール上で動かしながら考えを作り出していました。

また、午後からは、松山市情報教育研究委員会の先生方が集まり、授業研究会が行われました。公開された3つの授業は、どれも、各学校でのこれからの実践のヒントとなるものでした。授業研究会の様子はこちら(浮穴小学校HP)を御覧ください。

 

わくわく出前教室「俳句作り」(湯山小学校)

2021年11月5日 14時16分

11月4日(木)、湯山小学校でわくわく出前教室「俳句作り」を開催しました。
まず、俳句作りのポイントを教えてもらい、校庭に吟行に出かけました。ちょうど暦の上では、秋の終わり~冬の初め。体で季節を感じながら、俳句の種をたくさん発見することができました。そのあと俳句作り。指折り数を数え、子どもたちの感性が光る臨場感あふれる俳句が完成しました。最後に句会です。作者をふせた俳句から、お気に入りの俳句を選びます。講師の先生や学級担任の先生、校長先生も今日の一番を選び、選ばれた人には温かい拍手が送られました。俳句作りの面白さを実感できた出前教室となりました。

 

 

 

 

 

 

 

おもしろ理科出前教室「大地のつくりと変化」(八坂小学校)

2021年11月2日 13時30分

 11月2日(火)に、八坂小学校でおもしろ理科出前教室を実施しました。

 今回は、愛媛大学名誉教授の高橋治郎先生をお招きして、「地層はどのようにできるのだろう」という課題のもと授業を行いました。

 地層のでき方について、子どもたちが考えた予想を引き合いに出しながら、「浸食・運搬・堆積」を復習し、考えを深めていきました。続いて、大地の変化のダイナミックさを実感できるように、ヒマラヤ山脈で見つかったアンモナイトの化石を提示し、昔海底だった場所が、8千メートルを超える山になっていることを示しました。

 また、陸上の岩石は約40億年前のものが発見されているのに対し、海底の岩石は古いものでも約2億年前であることから、海底のプレートは動いて沈み込んでいること、ハワイは6500万年後には日本へやってくることを知り、大地の変化のスケールの大きさを知ることができました。

 

第3回 松山「匠」塾 

2021年11月1日 10時56分

10月27日(水)、第3回 松山「匠」塾 を実施しました。

講師は、田邉 隆 先生。「子どもの見えづらい側面の可視化」と題し、参会した先生方からのお悩みに、音楽科教育のみならず、様々な切り口で解決するためのヒントを御教示していただきました。

先生のこれまでの研究実践や、脳科学の視点などを交え、子どもたちが認知しづらいことをしっかりと把握し、「わかる」、「できる」までの過程を可視化しながら、教員としてどのタイミングで子どもたちに仕掛けや援助を行っていけばよいか、数々の資料を基にお話いただきました。凝り固まったものの見方ではなく、新たな視点・考え方を提示していただき、自分なら何ができるか考えさせられる研修となりました。