サポート講座「ロイロノート・スクールの使い方(基本)」

2021年6月25日 10時30分

 6月24日、25日、28日の3日間、中学校の先生方を対象にzoomを使って、標記講座を行っています。

 ロイロノートスクールの基本的な使をコンパクトにまとめた内容で、講師から、直接操作を教えてもらえるため、先生方は興味関心をもって取り組んでいます。

 24日は300人以上の受講となりましたが、「撮る」、「かく」、「つなぐ」、「提出」という基本的な内容に、興味をもって楽しく取り組みました。25日、28日に受講される先生方とあわせて、本講座内容が各校に伝わり、ロイロノート活用の活性化につながると実感しています。

 

 

おもしろ理科出前教室「自然の観察」(日浦小学校)

2021年6月24日 17時46分

 6月24日(木)に、日浦小学校でおもしろ理科出前教室を行いました。

 今回は、「自然の観察」をテーマにしており、校庭に生えている木々を中心に観察しました。最初は、室内でケヤキ、イチョウ、ネムノキの葉を観察しながら、その特徴を、子どもたちが思い思いに発表し、講師の斉藤先生が分かりやすく解説してくれました。

 その後、外へ出て、校庭の脇に生えている植物を観察しました。「ヘクソカズラ」というつる性の植物が生えており、皆で臭いをかぎました。その名の通り、臭いが強烈で、子どもたちも大興奮。次々と自分たちで採集した植物を五感をフル活用して感じ取り、疑問があるとすぐに講師の斉藤先生に質問していました。

 「クチナシの実をつけた液は、何色?」というクイズが出され、答えとして、実際に黄色に染まった水が登場すると、またまた子どもたちは大興奮。

 最後に、おたまじゃくしの観察もして、出前授業を終えました。

 子どもたちが、自然の中で発見したことを口にし合い、多様なとらえ方を共有することができました。講師の斉藤先生が「違いの分かる子どもになってほしい」と冒頭で子どもたちへ伝えましたが、その思いが子ども一人一人に届いた1日となりました。

初任者研修(体験を中心とした研修 第2回)

2021年6月23日 14時17分

6月16日(水)、17日(木)に、今年度初めて教育研修センターに集合して、初任者研修を行いました。

今回は、「福祉教育に関する講義及び体験」と「Teamsの使い方」、「野外体験活動の計画」を行いました。

「福祉教育に関する講義及び体験」では、松山市ボランティア活動体験学習研究会「きらり」会長の金村 厚司様に、「福祉体験の意義」について講話していただきました。その後、専門の講師の方々に御指導いただきながら、学校現場で福祉教育を行う際の進め方を、体験を通して学びました。

「Teamsの使い方」では、クラウドを利用したデータの保存や移動、オンライン会議の方法などについて研修を受けました。今回研修を受けた初任者の先生方が、学校現場でその方法を広めてくれることを期待しています。

また「野外体験活動の計画」では、班員同士で「ロイロノート・スクール」を用いた自己紹介や情報交換を行い、親睦を深めることができました。

顔を合わせて話ができたことで、初任者の先生方にも笑顔が見られました。「今後の研修の活力になった。」という感想も聞かれました。

わくわく出前教室「落語」(中島小学校)

2021年6月22日 17時45分

 6月22(火)、中島小学校でわくわく出前教室(落語)を開催しました。
 講師の渡部和也先生は、落語は「想像」が大事ということで、子どもたちへ想像力テストをしながら、扇子がお箸になったり筆になったり、手ぬぐいが新聞紙になったり本になったりと、一つ一つの所作で情景が変わる様を見せてく
れました。

 その後、短い時間の落語から始まり、どんどん物語が進展していき、子どもたちは落語の世界へ引き込まれていきました。日本の伝統文化を「生」で体験できた貴重な1日となりました。

第2回特別支援教育担当者会

2021年6月20日 13時54分

 6月17日(木)、第2回特別支援教育担当者会を実施しました。

   学校教育課 特別支援教育指導員が講師となり、「『田中ビネー知能検査V』についての理解と実習及び計算法」と題し、講義、演習を行いました。

 演習では、検査上の注意点を詳細に確認したり、日頃疑問に思っていることを質問したりするなど、専門性をより高めることができました。子どもたちの将来に大きく影響するこの検査。「自分のこととして考え、その重みをしっかりと受け止めて行い、支援にどう生かしていくかが大切である。」という指導員の言葉を受講者の先生方が深く受け止めている姿が印象的でした。

わくわく出前教室「俳句作り」(道後小学校)

2021年6月16日 11時56分

6月15日(火)、道後小学校でわくわく出前教室(俳句作り)を開催しました。

今日のめあては、「六月の俳句をコケッと生もう」。  

子どもたちが五感で感じた言葉をどんどん出していき、その言葉のイメージをさらに膨らませていきます。手拍子をしながら、五・七・五のリズムを確かめ、いよいよ俳句作り。

友達のつぶやきからヒントをもらったり、わからないことがあれば、シッキー(正岡子規さんのキャラクター。実は講師。)に質問したりしながら、みんなが「おっ」と感動する句になるよう、季語の重なり、上の句と下の句の入れ替えなど、俳句の約束事を押さえながら、コケッと6月の俳句を完成させることができました。

  

 

 

 

 

 

第2回外国語教育研修

2021年6月14日 14時40分

 6月10日(木)、小学校の先生方を対象とした外国語教育研修を実施しました。

 愛媛大学教育学部 准教授 立松 大祐先生から「外国語活動・外国語科におけるICT活用の工夫と学習評価」について講義・演習をしていただきました。今回は参集しての開催となり、つながりをより感じる研修となりました。

 一人一台端末を活用して言語活動や個別学習に取り組める無料サイトの「Kahoot!」や「Quizlet」等を紹介していただき、実際に体験してみました。夢中になって取り組む先生方の姿に、授業に喜んで取り組む子どもの姿が重なりました。ぜひ、各学校で広めてほしいものです。

 学習評価については、各領域の評価基準の設定例の具体を示していただきました。先生から頂いたフォーマットを各学校で活用し、指導と評価の一体化を図った授業実践を進めてほしいと思います。

  

おもしろ理科出前教室「電気のはたらき」(湯山小学校)

2021年6月11日 11時17分

 湯山小学校で、「電気や光のおもしろさやふしぎを感じ取ろう」というめあてのもと、おもしろ理科出前教室を実施しました。

 最初に、静電気を発生させて、ティッシュをストローにつける実験をしました。さらに、バケツとたわしで電気を作ったり、偏光子を用いて人形を消したり、セロテープの色を観察しました。

 子どもたちは、積極的に「なぜだろう」という疑問を出し合い、追求し、なぞが解けることによって、科学のおもしろさを一層味わうことができました。

 電気と光の不思議を感じた1日となりました。

講師の尾崎先生(愛媛大学)静電気発生アンパンマンに偏光子セロハンテープに偏光子

一人一台端末の活用に向けた工夫

2021年6月10日 11時20分

学級全員分の端末を、充電保管庫から取り出したり、戻したりするには、大変時間がかかります。そこで、「必要な時にすぐに使える」よう、こんな工夫をしている学校がありますので紹介します。

一人一台端末の活用に向けて、袋(専用の手提げ袋)等を用意している学校があります。

東雲小学校では、端末を入れたインナーケースを手提げ袋に入れて、机の横に下げています。必要な時にすぐ使え、教室移動の時の落下や破損も防ぐことができるとのことです。

 

小野中学校では、朝来た時に保管庫から端末を取り出し、机の横の手提げ袋に入れています。すると、すぐに取り出して使えることから、いろいろな教科での活用率が高まったそうです。また、保管庫前での混雑を避けるため、一人一人が戻すのではなく、タブレット担当の生徒を決め、担当者が保管庫に戻して充電ケーブルにつなぐことで、スムーズに運用できているようです。

 

この他にも、朝来たら保管庫から出し、ロッカーの上に列ごとに重ねて置くとか、机の中に入れておくなど工夫をしている学校もあるようです。

一人一台端末の活用(生石小学校)

2021年6月9日 13時16分

6月9日、生石小学校に伺いました。

全校の教室をTeams(テレビ会議)でつなぎ、生石小のキャラクターに扮した児童が中心となって集会を行っていました。「おはようございます」という挨拶をクラスごとにリレーしたり、校長先生が放送室から呼び掛けたりしていました。全校児童が体育館に集まるような集会がなかなかできない中で、ICTを活用して密を避け、全校みんながつながった温かい集会活動でした。

各学年の授業では、子どもたちの机の上に一人一台端末が当たり前のように置かれていました。「調べたことを基にプレゼンテーションをする」、「先生から児童に送った資料を拡大して詳しく調べてまとめる」、「音読したことを録音して聞き返す」、「カメラ機能を使って外で観察したものを撮影する」など、教科や発達段階に応じて活用されていました。
   

今年度導入した「学習者用デジタル教科書」も、児童は慣れた様子で使っていました。

校長先生をはじめ、生石小学校の先生方の、「とにかく使ってみよう」「全校で一人一台端末の活用に取り組もう」という前向きな強い思いが伝わってきました。