3月9日(火)に、城西中学校で、「化石から知る過去と未来」という課題のもと、おもしろ理科出前教室を行いました。
前半は、放送室から放送される講師の山﨑先生の解説を聞きながら、手元のタブレットで操作して、色々な化石に関する知識を学びました。後半は、化石を実際に手に取りながら観察することで、より深く理解していきました。
過去を知ることで現在を知ることができ、化石の観察によって、時間の経過が判明したり(示準化石)、環境を知ったりすることができ(示相化石)、生物の進化についても思いを巡らすことができました。
GIGAスクール構想の推進に向けて、研修センターのICT研修室のタブレットも、学校に導入したGIGA端末に入れ替えました。
これまでは学校とは違うタイプのタブレットで研修していましたが、これで学校で活用するのと同じイメージで研修できるようになります。
2月24日(水)と25日(木)、八坂小学校と教育研修センターで、GIGAスクール構想に関する取材がありました。
八坂小学校では、全学年が授業を公開しました。その一部を紹介します。
1年生「生活科」では、教室の外に持ち出して、自分の育てているチューリップの成長の様子を撮影しました。写真に撮ることで、より詳しく観察することにつながるとともに、継続的に写真に残していくことで、振り返ったり発表したりする活動につなげていくことができます。
3年生「総合的な学習の時間」では、コロナ禍で校外での見学が難しい中、公民館や病院とオンラインでつなぎ、リアルタイムで関係者とやりとりをしました。地域の施設はもちろん、遠隔地ともつながれるオンラインの可能性が感じられました。
5年生「外国語科」では、作成したプレゼンテーションで、生き生きと自分の考えを伝え合いました。プレゼンテーション能力は、今後ますます重要になってきます。また、キーボード入力にもずいぶん慣れた様子でした。
八坂小学校の子どもたちが授業でタブレットを活用している様子が、四国4局ネットで放送される予定です。
放送日時は以下のとおりです。
3月6日(土)朝 7:30~
NHK 「ギュッと四国」
ぜひ、ご覧ください。
2月19日(金)に、高浜中学校で「放射線の性質や利用」について、おもしろ理科出前教室を行いました。
目に見えない放射線を可視化するための「霧箱の実験」や放射線測定器による放射線の遮蔽(しゃへい)実験を行いました。
また、私たちが普段利用している電気がどうやって生まれるのかを直感的に分かるように、蒸気タービンを使って発電する様子を見たり、エネルギー変換についても学んだりして、充実した学びとなりました。
2月17日(水)に、市内各小中学校の83名の先生方が参加して、外国語教育研修を行いました。講師に、文部科学省初等中等教育局の教科調査官時代には学習指導要領の改訂にも携わられた、名古屋外国語大学教授 太田光春先生をお迎えし、「児童・生徒の資質・能力を高める指導と評価の在り方について」というテーマのもと、御講演をいただきました。新型コロナウイルス感染拡大の状況に鑑み、Zoomを活用して双方向型のオンライン研修を実施し、先生方の学びを深めることができました。
2月12日(金)、まつやま教育研修センターフェスタ2021を開催しました!
おかげさまで、過去最多の約400名の先生方に御参加いただきました。
第1部の開会行事に続き、第2部では、東雲小学校の外国語科、東中学校での道徳科、愛媛大学教職大学院教授による特別活動の授業を、全国的にもあまり例のないライブで配信しました。
外国語科の授業では、Zoomを用いて遠隔教育に取り組みました。遠隔地にいるALTの先生にお勧めのランチメニューを紹介する活動を通して、自分の思いや気持ちを、自分の言葉で懸命に伝えようとする姿が印象的でした。
道徳科の授業では、2年生3クラスを同時に公開しました。同じ教材を、生徒の実態に応じた違うアプローチで扱い、「考え、議論する道徳」を展開しました。生徒一人一人が、「よりよく生きる」ことについて、考えを深めることができました。
特別活動では、仮想オークションで希望する権利を落札する活動を行いました。自他の個性を大切にしながら、自分の可能性を信じ、夢の実現に向けて努力していこうとする生徒の前向きな様子が見られました。
授業に続く研究協議では、オンラインでの意見交換を通して、松山の子どもたちによりよい学びを保障するために、互いに考えを深めることができました。
第3部では、熊本大学の前田 康裕 先生に御講演いただきました。「未来へ向かう学びは、未来を創る学び」であることや、ICT活用については、失敗しながら前進していくチャレンジ精神が大切であること、そのためには教師の協働力が大切であることなど、これからの学校教育について多くの御示唆をいただきました。
フェスタ2021に御参加いただいた先生方、御協力いただいた関係者の皆様、本当にありがとうございました!
第4部は、2月26日(金)までオンデマンドで配信しています。「ecまつやま」からダウンロードできますので、ぜひご覧ください!
ふるさと松山学から2点、お知らせです。
① 「新井 満 書籍コーナー」
研修センター元顧問 金本房夫先生から、新井満さんの書籍の寄贈がありました。
絵本から小説、エッセイなどいろいろなジャンルの書籍が44冊。センターのエントランス、2階のカリキュラムサポート室に「新井満書籍コーナー」を新設しました。
どうぞ、御活用ください。
② 名古屋の白鳥小学校とZoom交流会
2月6日(土)に名古屋市立白鳥小学校と秋山兄弟生誕地の山﨑薫理事長さん、愛媛大学の遠藤敏朗先生、センターでZoom交流会を行いました。
白鳥小学校の前身「千竃小学校に秋山好古が校長先生として勤めていた」ことが分かり、「秋山好古について学びたい」と連絡をいただいたことで、「ふるさと松山学」でつながり、今回の交流会となりました。
白鳥小の6年生が、総合的な学習の時間で、好古の生き方に学び、将来を考える内容だそうです。
今後、実践の様子もお知らせいただき、また、お伝えしていきます。
特別支援ICT活用のページで、Seiたん通信を公開し、様々な学習上の困難さに応じたICTの活用を紹介しています。第2号では、手書きやフリック、音声など様々な文字入力の仕方や、活用のアイデアを取り上げています。ぜひ、ご覧ください。
「GIGAスクール構想」の概要やセンターの取組をまとめた動画を公開しました。この動画は、センターの玄関入ってすぐの、コミュニティスペースでも流しています。動画は、松山市GIGAスクール構想のページからご覧になれます。ぜひ、ご覧ください。