11月5日(木)、松山市教育研究大会(3年次研修)が各小学校で開催されました。
どの学校でも、児童の生き生きと活動する姿が見られました。
コロナ禍で、これまでのような授業が行いにくい中でも、ICT(「ロイロノート・スクール」)を活用したり、「色カード」を使ったりするなど、「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けて工夫された授業が展開されていました。
授業を公開してくださった学校の先生方、授業者の先生、熱心に参観してくださった先生方、そして運営に携わってくださった主任会の先生方、本当にありがとうございました!
松山市では、「ふるさと松山学」の一環として、俳句の学習を推進しています。
10月30日(金)、福音小学校で、創立30周年の記念行事として「句会ライブ」が行われました。
俳人の家藤正人さんを招き、5・6年生、先生やPTAの方が、俳句の決まり、音の数え方、季語の選び方を楽しく学んだあと、自分の俳句を提出です。
お題は、「ちょっとうれしいこと、ちょっと悲しいこと」。
200人の中から特選俳句に選ばれるのは7点。
「たっきゅうでうちかえせたよ春の虹」、「秋麗声出し笑う弟が」、「春の暮カレーの具たちがむちゃかたい」、「橙の怪物食べる炎天下」、「秋さびしレインボーには行けるけど」、「旗もつ背ちょっぴりのびた秋うらら」、「春の波音楽会小鳥といっしょに歌う」。
俳句から見えてくるものや膨らむイメージをみんなで話し合い、いよいよ本日のチャンピオン俳句が決定です。
「春の暮カレーの具たちがむちゃかたい」
5年生で行った大三島自然の家での初日の思い出を詠んだ俳句が選ばれました。
17音に思いを乗せて、言葉の響きやリズムを楽しんだ2時間でした。
10月29日(木)に、3年目研修(第2回)を実施しました。
新型コロナウイルス感染症対策として、事前に撮影した授業動画を視聴し、グループ協議を中心に研究協議を行いました。
湯築小学校に4年生の学級活動と特別支援学級の道徳科、中島中学校に1年生の道徳科、北条南中学校に1年生の道徳科の授業提供をしていただき、おかげさまで有意義な研修となりました。
10月28日(水)、講師に武智正高先生をお招きし、「人間有根帯 −文字を書くことと文化とのつながりを考える−」と題して、第2回「匠」塾を開催しました。
世界最古の文字や日本人と文字との関係など、たくさんの資料を提示しながらお話しいただき、文字の奥深い世界を堪能することができました。
また、古くから伝わる字体で自分の名前を書き、互いに評価し合いました。
「自分の軸となるテーマを持ち、人生を歩んでいってほしい」という武智先生からのメッセージ。
改めて自分自身を見つめ直す機会をいただきました。
10月27日(火)、興居島小学校で道徳科の授業研究がありました。
3・4年生が、友情、信頼について考えました。
転校した友達からステキな絵葉書が届きましたが、定形外郵便で料金不足。
返信で、料金不足を伝えるかどうか迷う主人公の気持ちを小グループで話し合い、考えを深めました。
授業研究には、中学校の先生方も参加し、9年間を見通した興居島小中学校ならではの道徳教育が行われていました。
10月26日(月)、幼保小中連携教育推進事業研究指定校訪問がありました。
午前は素鵞小学校で、4年生の外国語活動と5年生の図画工作科、午後は拓南中学校で、素鵞小学校の6年生と拓南中学校の3年生による総合的な学習の時間の授業を参観しました。
小中いずれも、児童・生徒の主体性を引き出す授業が行われており、グループで思いを伝え合う児童・生徒の自信に満ちた姿が印象的でした。
特に午後の授業では、「学び合い」が効果的に取り入れられ、拓南中学校の3年生が活動をリードするすばらしい授業が展開されました。
「松山の授業モデル」が活かされ、「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業改善が進んでいました。
学校支援
10月27日(火)に、五明小学校で「おもしろ理科出前教室」を行いました。
講師の先生は、元愛媛大学教育学部教授の山﨑哲司先生です。
たくさんの化石を観察したり、どうやって化石ができるか教えていただいたり、アンモナイトの化石のレプリカを作製したりしました。
子どもたちは満面の笑顔で、化石について多くの学びがありました。
10月23日(金)に中堅研修Ⅱ 教科・中学校を実施しました。
各教科の指導法、ICTを活用した授業づくり、評価、模擬授業など、日々の実践に役立つ内容を行いました。
受講者の先生方は、それぞれ課題意識をもって真剣に取り組まれていました。
日浦小学校で、おもしろ理科出前教室を行いました。
小学4年生、電気の単元で静電気についての学習でした。
出前教室の先生自作の基盤を使い、人体にも電流が流れることを知るなど、児童は電気について楽しく学ぶことができました。
通常の授業よりも長い80分という時間でも、集中して取り組むことができました。
八坂小学校で、教員対象にプログラミング研修を行いました。
今回は、主にScratchを使って、ネズミがネコから逃げながらドーナツを手に入れるという基本プログラムを学んだ後、それぞれが工夫して音を出したり、背景を変えたり、ネコの動きを変えたりするプログラミングの活用も行いました。
また、小学校に配備したマイクロビットの温度センサーを利用した温度計のプログラミムの作り方についても研修しました。