まつラボには、火災等の緊急時に避難するための「救助袋」が2か所設置されています。
3階の会議室と、大講義室前のテラスにあるのをご存知でしたか?
今回、それらの設置方法の確認と実際の避難の仕方について、所員が体験しました😊
まずは、会議室にある斜行式救助袋。
全員で3階の避難器具を地面に固定する場所の確認をしてから、3階へ💨
箱の中から袋を取り出して、設置準備です。
では、いざ✨
高さがあるので怖いような気もしましたが、滑ってみるとそれほどスピードは出なかったようです😊
続いては、大講義室前の垂直式救助袋。
まっすぐ落ちるような袋なので、実際体験する所員は不安そうです…😥
しかし!中はらせん状になっており、スピードは出ないとのことでした
実際に体験してみたことで、緊急時に生じる不安が一つ解消されました。
これで、安全対策はバッチリです👌
12月21日(木)、たちばな小学校で2学期最後のわくわく出前教室を行いました🎅
久万高原町立久万美術館 学芸員 本田 李璃子先生による5年生国語科「『古典』を楽しむ」です🐰🐸🐵
出前教室開始前、本田先生は体育館で子どもたちのために「鳥獣戯画」の巻物(レプリカ)を開いて準備。
巻物の長さは、長机7台分😲!!
子どもたちは体育館に入ってくるなり、初めて見る巻物に興味津々です・・・😆
まず前半は「鳥獣戯画」の説明。
とても寒い日でしたが、どの子もメモをとりながら集中してお話を聞きました。
後半は、待ちに待った「鳥獣戯画」の鑑賞!
子どもたちは、指折り数えながら動物を探したり・・・
「これって鹿を捕まえてるのかなぁ?」「カエルとうさぎが戦ってる!」と、絵から分かることについて話したり・・・
自分の席に戻った後も、ずっと友達同士で作品について話していました。中には、もう一度作品を見に来る子も・・・
代表児童が、
「これまで古典は『文章』を楽しむものだと思っていたけど、『絵』でも楽しめることが分かりました。古典にはいろいろな楽しみ方があるんだと思いました。」
という感想を発表しました。
たちばな小5年生は、3学期も楽しみながら古典を学習してくれることでしょう・・・😊
3学期も各校で、わくわく出前教室を行う予定です👨👩👧👦
2024年も「わくわく出前教室」に乞う御期待✨🐲✨
12月18日(月)、愛媛県が主催する県民総ぐるみ地震防災訓練「シェイクアウトえひめ」にまつラボも参加しました。
南海トラフ地震を想定して、安全確保行動を行うもので、今日はお隣の東雲小学校さんと合同で実施させてもらいました。
また、まつラボ内では、愛媛大学教職大学院の授業も行っていたため、大学の先生や大学院生の皆さんにも参加していただきました。
いつ起こるか分からない地震に備えて、まつラボを御利用いただいている方々にも安全に避難していただけるよう、定期的に訓練や消火器、避難器具の点検等を実施しています。
松山市教育委員会と愛媛大学教育学部とは連携協定を結んでおり(第1回連携協議会の様子はコチラ!)、大学の先生方に研修講師を務めていただいたり、その逆に、まつラボの指導主事が大学の授業の講師をさせていただいたりしています。
生徒指導、情報、学校保健などなど、テーマは様々です!!
熱心に参加する学生の皆さんの姿に、指導主事も刺激をもらっています✨
将来、教師として現場に立った時、少しでもお役に立てれば嬉しいです😍
12月9日(土)、課題別実践力向上セミナー「ICTを活用した国語科の授業づくり」を行いました。
休日にもかかわらず、積極的に集まっていただいた先生。ICTを国語科の授業でどう活用していけばいいのかについて、共に考える機会となったようです。
ロイロノートを活用しての授業実践の紹介から始まり、Teamsやテキストマイニング、チャットGPTにもチャレンジしました。子どもたちの考えをどれだけ集めて生かしながら授業ができるか、ロイロノートでカードの共有、提出、途中参照、画面共有で比較するなど、様々な活用方法について考えました。
その中で、国語科では文章に戻って考えることを大事にしたいと改めて感じる時間に。最後に、ロイロノートの授業案等を参考にして、実際に授業で使えそうなものを見つけて紹介し合う「学び合い」をしました!
受講者からは、
「Teamsのファイル共有機能は一斉に入力ができるので、即時子どもたちが比較・共有できることを生かして、授業に取り入れてみたいと思った。」
「ロイロノートの指導案の見方は、カードのデータごともらうことができ、参考になるので様々な実践を探して使ってみたいと思った。 」
「ロイロノートだけでなく、授業の中で活用できるICTはたくさんあることが分かりました。それぞれの場面に合った活用の仕方を考え、授業で実践していきたいと思います。」
「一緒に学習をすることで、いろいろな人の考えを知ることができました。」
「自分が知らないことや分かりにくかったことを、助けてもらってできたり新しい学びになったりしました。」
「どのように活用したらよいか悩むこともありましたが、これからたくさん活用していきたいと思いました。」
との声がありました。
たくさんの「学び合い」をありがとうございました。
「学び合い」を通して、明日の授業が楽しみになりましたね!
12月9日(土)、課題別実践力向上セミナー「絵本を活用した主権者教育の教材・授業づくりの視点と方法」を行いました。
講師は、愛媛大学教育学部 准教授 井上 昌善 先生です。
井上先生がある絵本を読み聞かせてくださったあと、その絵本を教材とした場合、子どもたちに考えさせたい「問い」を何にするか、なぜその「問い」を設定したのか、その「問い」を通して「育てたい力」は何か、を考える演習を行いました。
同じ絵本でも、先生方が考える「問い」は様々で、意見を交流する中で、社会科の教材として、どう現実の社会問題とマッチングさせていくかを考えていく時間となったようです。
その後、実際にその絵本を使って高校で行った授業実践を紹介していただきました。絵本の内容から、固定的な見方が社会問題にもなっていること、個人の権利が社会全体で保障されていないことに問題を見出し、「誰もが過ごしやすい社会」を実現するために主権者として必要な力を考えさせる授業でした。
受講された先生方は、研修を通して『育てたい「主権者」とは。』という問いについて考えていくことで、自分の「教育観」「教科観」をブラッシュアップすることにつながったようです。
予測困難な未来を生きる子どもたちをどんなふうに育てていきたいのか、私たち教師が、大人が、しっかりともっていないといけないと考えさせられました。そして、そのためには多様な他者と教育観や教育実践について、意見交換し、刺激し合っていくことが大切だと感じました。
まつラボも、そんな研修の機会を先生方に御提供できるよう、これからも頑張ります!
いよいよ12月。寒さもだんだんと本格的になってきましたね 💦
そんな中、まつラボでは2週に渡って特別支援教育の大学連携セミナーを実施し、特別支援教育に対する🔥熱い思い🔥の先生方に御参加いただきました。
まずは、11月24日(金)。
テーマは「特別支援教育の観点から考える幼小連携の在り方」。今回は、小中学校の先生方のみならず、幼稚園の先生方にもまつラボにお集まりいただき、就学前の子どもたちの発達やその支援について考えていきました。愛媛大学教育学部教授 吉松 靖文 先生から、「うまく連携していくためには、まずはそれぞれの教育の場でどんなことをしているかを知ることが大事だ。」というお話があり、どのような連携を進めていけばよいかを考える視点をもつことができたようです。
翌週の12月2日(土)は、オンラインでの実施です。難聴児への合理的配慮について、愛媛大学教育学部教授 加藤哲則 先生からお話をいただいた後、校種ごとにブレイクアウトルームに分かれて協議しました。令和6年4月から、行政機関等だけでなく民間事業者においても合理的配慮の提供が義務化されることを受け、困っていることや助けてほしいことを子ども自身が表明できる力を在学中に身に付けておくことが大切だということを受講者同士で確認しました。
参加された先生方からは、
💡幼稚園の間に「読みたい」「書きたい」という意欲が高まってきた子を、どのように小学校で育て、その意欲を中学校までつないでいくかがとても大事だと感じました。点ではなくて、線で考えていくことが、子どもの成長に必要なことだということに気付くことができました。
💡普段話す機会のない幼稚園の先生と一緒に研修をさせていただき、いい機会になりました。幼稚園の先生方のやる気を感じ、素敵な時間でした。
💡合理的配慮については、本人が困っていることをいかに表明するかが大事ですが、それと同じぐらい周囲の配慮や支援が必要だと思います。「困っていることはない?」「今のはどうだった?」と細やかに声掛けをしながら、よりよい合理的配慮が提供できるようにしたいです。
という感想がありました。
学期末の忙しい時期でしたが、たくさんの先生方に御参加いただきありがとうございました✨
12月1日(金)、愛媛県書写教育協議会顧問 武智 正高 先生を講師にお迎えして、東中学校2年生が「決意の書」に挑戦しました!
この日の出前教室のねらいは、「3学期の少年式に向けて、自分の決意の気持ちを表す漢字一文字を書く」です😉✨
最初に体育館で、全体指導。
武智先生が習字のポイントや大切にしてほしいことをお話しました。
「『ただ書く』のではなく、漢字には自分の想いを盛り込むことができるので、いろいろな書体を練習してみて、自分のイメージに合うものにしていきましょう!」
生徒は、うなずきながら聞ききます。
次に、武智先生による大書の披露!生徒からは自然と拍手が👏
生徒の皆さんは質問コーナーでも積極的に挙手していました。
次は教室に移動して、「決意の書」に挑戦する時間です。
武智先生が、生徒の選んだ漢字に合わせて個別に様々な書体の見本を用意してくださっていました😲
生徒のみんなは自分のイメージに合う書体を選び、ひたすら練習・・・!
教室のあちらこちらから「先生、教えてください!」という声が😆
個別でも教えてもらいながら練習しました👌
さて、いよいよ本番!!
色紙にはすでに各自の手形を押しているので、一発勝負!
少し・・・いいえ、とても緊張しています😅
そして、完成した作品を互いに披露しました。中には「今までで一番上手に書けた!」とガッツポーズする姿も😁
3学期の少年式では、2年生全員の「決意の書」を展示するそうです。
一人一人の決意を新たにする、すばらしい少年式となりますように・・・😊✨
11月24日(金) 養護教諭2年目研修の最終回(第2回)を実施しました。
前半は、愛媛大学の信原孝司先生から教育相談や健康相談に関わる御講義をいただき、後半には、受講者が約半年間取り組んだ保健室経営の中間実践発表・協議を行いました。
また11月30日(木)には、研修課題の一つである授業実践を、保健体育科の教科担任の先生とTTでされました。
受講者は一つ一つに丁寧に取り組まれ、研修を通し、また日々の実践を積み重ねる中で、自己の成長や課題を冷静に振り返られ、さらに今後につなげようと努められていました。養護教諭2年目研修は終盤に入っていますが、研修修了後の御活躍もお祈り申し上げます。
11月24日(金)第4回2年目研修を行いました。
前半はまつラボ指導主事が「キャリア教育の進め方」についての講義を行いました。
「キャリアとは何か」、「学習指導要領に基づくキャリア教育の在り方」、「キャリアパスポートの活用」等について、事例を踏まえながら学ぶことができたようです。
後半は、前回から引き続き、ICT実践発表会。
終了後は、「終わったー😊」「お疲れさまー😀」という声が飛び交い、充実感に満ち溢れた様子でした。
2年目研修終了後の先生方の感想の一部を掲載します。
👧「2年目研修は初任者研修に比べて少なくなりましたが、努力をして頑張っている同期の姿を見て、私も頑張ろうと刺激を受けました。」
👦「あっという間に2年目が終わろうとしていますが、どんどんチャレンジしていく姿勢を忘れず、子どもたちの成長のために自己研鑽に努めていきたいです。」
👧「2年目研修に参加するたびに、『明日からこれを頑張ろう。』『こんなこともしてみたい。』という気持ちを持つことができました。」
🧑「4回の研修ではありましたが、先生方の講義や同期の話を聞いて、毎回自分も頑張ろうと励みになりました。これから研修の機会は一度無くなってしまいますが、自分の足を運んで学び続けていきたい。」
👩「研究協議を通して、同期の先生方の授業に対する熱心さが伝わり、私も負けないように頑張りたいと強く思いました。」
👨「研修センターの先生方に成長した姿が見せられるように、これからも勇往邁進していきます。」
仲の良い2年目の先生方。これからも同期で協力・切磋琢磨しながら、松山の子どもたちのために頑張っていきましょう🔥また、「こんな研修がしたい」「こんなことを学びたい」など、ご要望があれば、どうぞ教育研修センターを頼ってください。まつラボサポートでお伺いすることもできます😁
それでは、また来年、3年目研修で会いましょう😉