1月22日(月)、愛媛大学教育学部・松山市教育委員会連携協力協議会を実施しました。
第2回目の今回は、今年度の事業の振り返り、そして次年度に向けての意見交換です✨
学生さんによる学習アシスタント活用支援や運動部の外部指導者派遣、経験研修や大学連携セミナーなどの講師派遣、指導主事の大学の授業への参画…などなど、今年度も様々な形で連携事業が実施されました👍
成果や課題をもとに、今後もますます連携を密にしていきたいと思います。
1月19日(金)、第7回中堅研修Ⅱを実施しました。
5月に始まった中堅研修Ⅱは、この日が最後。
中堅教員として求められる専門性を踏まえ、今日的教育課題や教育実践上の課題について、今年度1年かけて研究してきた成果を発表していただきました。
研究した分野ごとのグループに分かれて発表、熱心な協議が行われました。
この研究が、先生方の専門性や指導力の向上につながったことと思います。
受講した先生方からは
◇他教科の先生方の取組をもっと知り、他教科との横の連携にも目を向けた取組を学びたいと感じた。
◇他者の実践について、解説を聞きながら触れる機会が少ないため、自分流の概念ややり方が染みついてしまっていることに気付いた。
◇ICTは工夫次第で可能性が如何様にも広がるのだと感じるとともに、自身の実践についても少なからず自信をもつことができた。
など、新しい発見や気付き、次の実践につながる手応えを感じられた先生方が多くいらっしゃいました。
また、1年間の研修を終えて、
☆最後の光岡先生のお話で、「中堅として若手を今から育てる」という言葉がすごく腑に落ちた。若手の採用が増えている今、現段階から若手を育てることが、未来の学校を支える中堅を育てることにつながることになるということが分かった。
☆自ら進んで研修に励むという姿勢を今後も大切にしていきたい。また、自分のキャリアステージに応じた目標を設定し、教師として成長していきたい。
などの力強い言葉が届きました。
これからも、学び続ける向上心を忘れず、学校のミドルリーダーとしてのますます御活躍を、お祈りしています!
1月18日(木)、第14回初任者研修を実施しました。
午前中は、小野小学校・勝山中学校・椿中学校の初任者3名に授業を公開していただきました。受講者は3校に分かれて、授業を参観し、研究協議を行いました。3校の皆様、会場準備等様々なところでお心遣いをいただき、大変お世話になりました。ありがとうございました。
どの学校でも、学校全体の御協力の下、落ち着いた雰囲気の中、子どもたちが活躍する授業を見させていただきました。
「授業前や授業中の雰囲気から、先生の学級経営の上手さがにじみ出ており、研究授業と思えない温かい授業でした。」「同期の先生が頑張っている姿を見て、自分も頑張ろうと活力をいただいた。」「初めて中学校の授業を見せていただき、小中連携の大切さを改めて感じた。興味・関心の持たせ方や既習事項の押さえ方、具体的な操作活動などが取り入れられており、自分の授業にも是非、生かしたいと、大変勉強になった。」といった感想が受講者から聞かれました。
また、授業者からは、「準備から学年部の先生方や先輩方にたくさん助けていただきました。本番は、子どもたちがいつも通り頑張ってくれました。今日いただいた意見をこれからに生かし、こどもたちのために授業改善したいです。自分の成長につながりました。」という感想が聞かれました。
午後は、愛媛大学 教授 相模健人先生に「教育相談」について、講義・演習を実施していただきました。グループやペアによるワークを通して、教育相談の技法を学び、これからの実践に生かすことができる内容で、「子どもに寄り添いながら、様々な方法で解決やゴールをイメージさせる等、実践を通して学ぶことができた。学級全体を見ながらも、一人一人の内面や感情をしっかりと感受できるように、粘り強く関わり、子どもたちの豊かな学びを支えていきたい。」といった感想が聞かれました。
今回の研修では、様々な場面において、初任者同士で話し合ったり、考えたりする活動を通じて、仲間同士で「学び合う」貴重な時間となったようです。終日、生き生きと学び合う初任者のみなさんの姿を見ることができました。
いよいよ、来週が校外研修の最終日となります。1年間の集大成となるよう、頑張っていきましょう。
1月18日(木)八坂小学校では、愛媛大学教育学部附属小学校 非常勤講師 濱田 徹也 先生をお迎えして、わくわく出前教室を実施しました😊
今回は、日本文化クラブの子どもたちが書道パフォーマンスに挑戦!
子どもたちは、教室に入ってくるなりびっくり!
そこには、濱田先生が用意してくださっていた見本が😮
かっこいい見本を目の前にして、子どもたちはいつも以上に気合いが入っています!
濱田先生から書道パフォーマンスをする際のコツを教えてもらい、
早速練習です。
まずは見本を筆でなぞり、次は音楽に合わせて書く練習。
書き方やタイミングが分かってきたところで、いよいよ本番!
子どもたちは音楽に合わせて、時に手拍子やダンスをしながら、
見事な作品を仕上げました✨✨
子どもたちからは、「こんな体験、絶対できないね🎵」という声も😆
貴重な体験ができたこと、すばらしい作品が完成したことにとても喜んでいました😄💕
完成した作品は、体育館に展示するそうです。
きっと日本文化クラブの子どもたちは、作品を見る度に楽しく書道パフォーマンスに挑戦したことを思い出してくれるでしょう・・・😊
まつラボには災害時に使用できるマンホールトイレがあるのを御存じですか。
まつラボ西側駐車場にはマンホールトイレが4か所設置できる場所があり、万が一災害が発生し、避難所が開設された際には、このトイレを使用することができます。
本日、このマンホールトイレの設置を知らせる標示板の工事を行いました。マンホールトイレはこんな表示なんですね。ちなみに、業者の方によると、この標示板は、ここまつラボが愛媛県初のようです!万が一の場合でも、見やすい標示ですぐ分かりますね。
1月15日(月)食育推進研修を行いました。
1つ目の講座は、「ナッジを活用した学校給食の残食の削減について」。
行動経済学の考え方であるナッジ理論を取り入れた本市の環境部環境モデル都市推進課の取組を御紹介いただきました。
受講者からは、
「ナッジを活用した残食削減に向けた取組を学び、生徒自身が良い行動をしたいと思えるような支援を日々行っていくことが必要だと感じた。例として、今は雑然と残食量の計測用に置いている体重計の前に足跡を置いてみたり、その付近に残食に関する掲示物を置いたりして生徒自身が残食量を計測し減少させたいと思うような取組をしていけるのではないかと考えたため生徒給食委員を主体に行っていきたい。」
「ナッジ理論は、給食に限らず様々な教育場面で実践できるので活用してみたいと思った。」
などの御意見が届いています。
そして、2つ目の講座は「食に関する指導の全体計画について」でした。
全体で食に関する指導の全体計画の必要性や、計画を作成する上でのポイントなどを確認した後、受講者は自校の計画の見直し、グループで質問をし合ったり、自校の計画を紹介し合ったりしました。
受講者からは、
「他の学校がどのような形で作成しているのかを知ることができてよかった。来年度に向けて、見直していきたいと思う。」
「他の学校と情報交換ができたのがありがたかった。全体計画を意識し、全校体制で食育を進められたらと思う。」
などの御意見がありました。
また、
「何事においても、一人で抱え込むことなく横の連携を大切にしていくことの大切さを改めて学んだ。」
との感想もいただきました。
これからの各校における食育などに少しでもお役立ていただけると幸いです。
3学期のわくわく出前教室がスタートしています!
今回は、1月12日(金)垣生中学校での様子を紹介します✨
この日は「少年の日」に向けて、愛媛県書写教育協議会顧問 武智 正高 先生に、2年生が「決意の漢字」の書き方を教えてもらいました👨👧👧
武智先生は子どもたちに、
「『決意の漢字』だから、決意の気持ちをこめて書くことが大切。
文字自体は手本を真似しながら書くけれど、自分の気持ちをこめることで自分独自の書にしよう!」
と話されました。
子どもたちは、気合いを入れて練習を始めます!!
気持ちをこめて書けるように、手本を見ながら何度も練習。
武智先生は、どの書体にしようか悩んでいる子どもに助言したり、選んだ書体に合わせた筆の動かし方をアドバイスしたりしてくださいました😉
最初はうまく書けずに首をかしげていた子どもたちも、
清書後には完成した作品を見せ合って喜んでいました😊✨
中には「集中しすぎて疲れた・・・😑」という声も😆
子どもたちからは、
🎤自分の思いを込めて、「決意の漢字」を書くことができた。
🎤少年の日に向けて、これまで以上に決意の気持ちを固めたい。
という感想がありました。
垣生中学校の「14歳の決意集会」では、「決意の漢字」をもとにした作文も展示するそうです。
子どもたちが決意を新たにし、自立した大人へとつながる大きな一歩を踏み出せますように・・・😊✨
3学期が始まったばかりの1月11日(木)、市内小中学校の事務職員の方を対象に、第2回事務職員研修を実施しました✨
今回は、大きく4つの内容についての研修です。
① 学年末事務について
学校教育課より、次年度の学級編制や就学援助事務、学籍についての説明を行いました。次年度の学校運営をミスなくスムーズに進めていくためにも、こまめな情報共有や担当者間の引継ぎを確実にすることを再確認できたようです。
② ふるさと松山学について
各校で活用していただいている「ふるさと松山学」教材、教員はそれらを実際に使うことがありますが、事務職員の方々はなかなかその機会がないのでは…。
ということで、「ふるさと松山学」についての概要や教材について説明をしました。
③ 校務DXについて
校務のデジタル化に向けて、全国各地のモデル校による実証研究を経た後、数年後には次世代の校務システムが導入されるだろうという見通しに、自身もアップデートしなければ、という思いを抱いた方も少なくなかったようです。
④ 金融機関の取扱いや振込手数料について
事前に収集していた質問事項をもとに、学校教育課・保健体育課から説明を行いました。適正かつ効率的な事務処理に向けて、共通理解が図れたようです。
📣学籍事務に関しては特に慎重を要する業務なので、校長先生との情報共有と教職員への周知を徹底したいと思う。
📣ふるさと松山学教材について、事務的に仕事をしてしまっていたが、子どもたちがどのような教材を使用しているか知ることができてよかった。
📣校務DX化や金融機関の手数料発生によるEB利用など、情報化がどんどん進んでいるので、時代に置いて行かれないように情報を整理把握していきたい。
年に2回ではありますが、市内の全事務職員全員が集まり、互いに情報共有できる貴重な機会となりました🙌
1月5日(金)、第3回管理職研修(校長の部)を実施しました。
今回の研修テーマは「学校での医療的ケアについて」。
医療的ケアとは、病院などの医療機関以外の場所で日常的に継続して行われる医行為のことです。医療技術や在宅用の医療機器の進歩、インクルーシブ教育の理念の広がりにより、地域の学校に就学する医療的ケア児が増えています。
今回は、まず、市教委担当者が医療的ケアを必要とする子どもの背景、市内学校における医療的ケアの現状について説明を行った後、市内小学校から自校の取組を紹介していただき、校内支援体制の整備や多職種との連携を推進していく上での課題やその対応策、効果的な取組について協議を行いました。
協議では、
✨保護者や本人の思いに寄り添いながら、学校でできる合理的配慮を共通理解し、支援体制を整備していくことが大切
✨医療や福祉関係のネットワークづくりが大きいため、日頃から関係づくりをしていきたい。
といった意見が出されました。
医療的ケアを必要とする子どもたちが安心・安全で適切な医療的ケアを受けながら、豊かで充実した学校生活を送るために、今後、各学校は取り組んでいきます。