センター日記

よりよい使い手を目指そう!東中学校区情報モラル教室

2023年10月20日 10時03分

 10月19日(木)、まつラボサポートとして指導主事が、東中学校区情報モラル教室を行いました。✨

 情報化社会の中で、児童生徒をネット犯罪の被害者にも加害者にもせず、早い段階から情報モラルを身に付けることを目的に、東中全校生徒、東雲小、番町小、八坂小の6年生児童全員をオンラインでつないでの実施です。「情報機器のよい使い手になろう~安全に責任をもって使おう~」と題して、デジタル・シティズンシップ教育の考え方を取り入れながら進めました。💻😄

morarur5-01 morarur5-02

まずは、情報を発信することで生まれる責任について、双方向で発表し合いました。また、今年度は生成AIの「ファクトチェック」や、フィルタリングについても紹介し、自分で考えて行動する大切さも学んでもらいました。😀

morarur5-03 morarur5-04

 今回の学習を機会に、情報社会に生きる知識とスキルをしっかり身に付けていってほしいと思います。😉

※この様子は、松山市立東中学校、八坂小学校ホームページにも掲載されています。
東中日記 | 松山市立東中学校 (esnet.ed.jp)

八坂小学校 日記 | 松山市立八坂小学校 (esnet.ed.jp)

専門性を高める~養護教諭初任者研修~

2023年10月20日 09時04分

 10月19日(木)初任者研修と同様に、8月の宿泊研修以来の研修を行いました。

 久々の終日研修、5コマのうち2コマに外部から講師をお迎えました。

 お一方は、学校薬剤師の先生です。学校環境衛生活動に関する法的なことから衛生検査の方法、また薬物についてなど、丁寧にお話しいただきました。

 もうお一方は、学校現場の先輩養護教諭。1日の執務内容や健康に関する校内研修、学校保健委員会の取組、生徒との関わりなどを御紹介いただきました。

 受講者は、講師に質問をしたり意見交換をしたりしながら、今後の取組への意欲をもち、前向きに発言をされていました。

 今年度も半分が過ぎます。受講者は学校現場等で様々な経験を重ね、実践から多くの学びも得ており頼もしく感じました。これからの活躍も楽しみです。

IMG_5297IMG_5330

特別支援教育とESD教育の充実に向けて~初任者研修~

2023年10月20日 08時01分

 10月19日(木)、8月の宿泊研修以来の2か月ぶりの初任者研修となりました。

久しぶりの同期との再会に朝から笑顔が溢れていました😊

元気そうな様子で指導主事たちも嬉しく思っています😁

 1コマ目は、愛媛大学教育学部附属特別支援学校 樫木 暢子校長先生に来所いただき、「特別支援教育の概要」について御講義いただきました。

 特別支援学校の取組や活動を動画で見させていただき、子どもたちへの支援の方法を多く学ぶことができました。

P1310427P1310430

P1310433P1310434

 障がいのある人とない人が共に学ぶための様々な基礎的環境整備や合理的配慮の例を分かりやすく教えていただきました。

 2コマ目は、教育研修センターの指導主事による「子どもの特性に応じた支援について」の講義でした。

 特別支援教育の現状と、発達障がいの特性、特性に応じた支援のポイントを学びました。最後に架空の事例から、どのような支援を行うとよいか、グループでロイロノートを用いて検討をしました。

P1310438P1310439

P1310451P1310454

子どもがなぜそのような行動を取るのかの理解を深め、どのような支援がその子に適切かを考えることができました。

 午後からは、教育研修センターの指導主事による「SDGsの概要」についての講義を行いました。

 松山市は令和2年度からSDGs未来都市として様々な取組を行っていることから、初任者の先生方も言葉の意味や取組内容についてよく理解をしていました。

P1310455P1310456

学校でできるSDGsの活動案について、タブレットを使って情報を収集しました。

P1310459P1310462

紙ごみを再利用してものづくりをする授業案を考えたり、自クラスにあるサステナブル会社(係活動)に今回学んだ内容を提供したりするなど、面白いアイデアがたくさん出てきて、とても参考になるものでした😄

 次回の初任者研修は幼稚園での実習です😉

 自分たちが教えている児童生徒よりも更に下の年齢の教育の現場が見られる良い機会です。寒くなってきて体調を崩しやすい時期ですが、寒暖差に負けず、心身ともに元気に過ごしてくださいね😄

栄養教諭の立場で、特別なニーズに応じた子どもの支援を考える

2023年10月18日 08時20分

 10月17日(火)、特別支援教育に関する講座をメインに、第5回栄養教諭中堅研修Ⅱを行いました。

 まずは、肢体不自由や病弱の子どもたちを対象とした、しげのぶ特別支援学校での栄養管理の取組について学びました。これを踏まえ、「個別の指導計画」を活用しながら特別なニーズに応じた子どもたちへの指導をどのように進めるか、受講者同士でこれまでの偏食指導の実践を紹介し合いながら協議を行いました。受講者は、講座終了後に講師に質問しながら、熱心に個別の支援について考えました。

 IMG_5253 IMG_5256 IMG_5261  IMG_5262

 今後も中堅栄養教諭として、校内で他の教職員と協力しながら、食に関して配慮が必要な児童生徒への支援に取り組まれることを期待しています。

卒業式・入学式で花開け!~おもしろ理科出前教室~

2023年10月17日 08時39分

 10月16日(月)、正岡小学校に野田 繁先生をお招きし、おもしろ理科出前教室を行いました。

IMG_5205IMG_5207

 野田先生は、お花栽培のプロフェッショナルです😀

 しかし、今年の9月は気温がとても高かったため、育苗がとても難しかったとおっしゃられていました。そんな中でも、1か月半前から種まきをして、苗の準備をしてくださりました✨

IMG_5229IMG_5230

IMG_5231IMG_5228

 デージーやキンセンカ、シレネなどの苗を植えていきます🌼🌻🌷

IMG_5238IMG_5233

IMG_5241IMG_5243

 子どもたちは、きれいに花が咲くのを願いながら一生懸命植えていました。3月には学校中が綺麗なお花でいっぱいになるのが楽しみですね💐🌼🍀

秋が深まってきましたね

2023年10月16日 09時14分

 日中が過ごしやすくなってきましたね。まつラボ西側に咲いているキンモクセイからいい香りがしています。

 お隣の東雲小の子どもたちは、校外学習に出かけるところでした。

 「いいにおい~ 知ってる!きんもくせい!」

 手を振って、行ってきまーすと元気に出かけていきました。IMG_12241697414672287

コメント 2023-10-16 141813

初のコラボ研修! ~松山市役所 キャリアデザイン研修~

2023年10月12日 09時58分

10月11日(水)、松山市職員と松山市教職員との初のコラボ研修を実施しました。実施したのは、女性職員を対象とした「キャリアデザイン研修」。今回は、ここに中堅研修対象の中学校教職員も参加しました。

IMG_5150 IMG_5146 - コピー

前半は、能力開発システム研究所の、木曽 千草先生を講師にお迎えして、キャリアデザインについて考えました。木曽先生は、トップステージ研修でも講師を務めてくださっています。

まずは、愛媛県で暮らすライフデザインについて学びました。キャリアデザインとワークライフバランスについて、ワークで自己分析をしながら考えたり、「キャリアデザインすごろく」を使って、将来の自分をイメージしたり… 

様々な演習やグループの方とのディスカッションを通して、自分のキャリアに対する考え方を見直したり、新しい価値観に触れたりすることができました。

 IMG_5148 IMG_5147

次に、えひめ結婚支援センターの石井 美奈子ジェネラルマネージャーから、愛媛県の結婚事情や、結婚支援事業についてお話ししていただきました。

ICTを効果的に活用した支援は、成功例として全国的にも有名で、様々な自治体からの視察も多くあるとのことでした。

 IMG_5144

後半は、管理職やリーダーとして活躍されている4名のロールモデルをお迎えしてお話を伺いました。我がまつラボの光岡所長もロールモデルの一人です!

 IMG_5154

☆ 自分のためだけでなく、後に続く後輩のため、応援し、支えてくれた先輩方のためにキャリアアップしてみようと思った。

☆ 大事な意思決定に関わることの責任は重いが、女性の管理職が増えることで安心感を感じてくれる人がいるなら頑張れると思った。

など、周りの方のために頑張っておられる皆さんは、本当に輝いて見えました。

また、

☆ 時にはライフ、時にはワークと、どちらかに偏ってしまうのは当たり前。行ったり来たりしながら少しずつバランスを取っていけばいい。

と、私たちと同じように悩み、不安を感じながらも、前向きに取り組む姿勢の大切さもお話ししていただきました。

今回のコラボ研修では、異業種である市職員の方と交流することで視野が広がり、新しい人との出会いがあり、新しい価値観や知識をアップデートすることができたようです。

○ 具体的な目標があると、道筋がはっきりして頑張れる。

○ 自分は自分、人それぞれで頑張ればいいと前向きに考えられるようになった。

○ 目標が明確でなくでも、ゆっくりペースで進めばいいと感じられた。

○ ロールモデルの方とのお話を聞いて、もっと突っ走ってみても、と少し自信が持てた。

と、受講者の方からはポジティブな声が聞かれました。

 また、参加した中学校の先生方からは、

◆ 普段話すことのない市役所の方々と話したことはとても新鮮な経験で、一日が楽しくあっという間だった。

◆ こんなにたくさんの部署でたくさんの方が市のために働いてくださっているということを改めて知ってありがたかった。

◆ 教員が参加させていただくことで、少しでも市の職員の方のプラスになっていたらいいな。

◆ 市役所の方は、優しく、前向きな方ばかりでした。様々な部署の異動を繰り返し、その度に新しい人間関係を築いていく方々は、コミュニケーション能力が高いことを改めて感じました。

◆ またこんな研修があったら参加したい!

との感想もいただきました。

 市職員の方からも「職員だけだと知りえなかったことがたくさんあり、それぞれの職種で力を入れていることを共有できる良い機会だと思いました。立場によって考え方や価値観が異なっていて、視野を広げることができました。」などと好評で、初のコラボ研修は、予想以上に大変実り多いものとなったようです。

 講師の先生方、市の職員の皆さん、本当にありがとうございました!

 IMG_5152

どうして小5で学習するの? ~わくわく出前教室~

2023年10月10日 17時01分

 10月10日(火)、久米小学校において、わくわく出前教室を行いました。

 堀田 優子先生による小学校5年生国語科「世界遺産 白神山地からの提言」の導入です。

 堀田先生が子どもたちに問いかけます。

 先生「教科書の白神山地、15ページもあるよ。これから勉強するよ。」

 児童「無理!」「大変!」「疲れる!」「イヤだ!」

 先生「どうしてそう思った?」

 児童「長いし、そもそも白神山地って知らない!」「書くのが面倒!」「国語がそもそも苦手!」「使っている言葉が分からない!」

 先生「本当に分からない言葉だらけ?」「この教材を日本全国の小学5年生が学習しているのは何故?」

といったやり取りが続きます・・・

12

 先生「5年生になると大体の漢字が分かる。意味も知っている。ほとんどの日本語が分かるようになる。だから、5年生の教科書に『白神山地』があるんだよ。5年生になると、『良いこと』『悪いこと』にも理由が言えるようになってくる。だから、意見文を書くんだよ。」

この言葉に、子どもたちも納得顔になっていきます。

34

 この後は、堀田先生が実際に白神山地に行ったときの写真などを紹介してくださり、子どもたちも興味がわいていきます。一度も行ったことがない場所なのに、とても身近に感じられたようです。きっと一人一人が自然保護のあり方に対して課題意識をもち、自分なりの意見文にまとめることができるでしょう。

みんなの幸せのために ~おもしろ理科出前教室~

2023年10月5日 07時39分

 10月4日(水)、浅海小学校において、おもしろ理科出前教室を行いました。

 今回は愛媛大学の隅田先生による「ドローン」を使った学習です。

 まずは、世界が、狩猟社会から農耕社会、工業社会、情報社会と変遷してきており、現在はSociety5.0と呼ばれる創造社会に向かっていることを、隅田先生が様々な例を出しながら、分かりやすく解説してくださいます。

1

 そして、いよいよ「ドローン」の登場!

 子どもたちは、最初はおそるおそる操作していましたが、コツをつかむと上昇や前進、静止など、自由自在に操り、あっという間に使いこなします。

23

45

「ドローンは戦争などで使われたりしないんですか?」という質問に対して、「このようなドローンの技術は『困っている人たちのために』使っていくことが求められている決して戦争などでなく、『平和』のために使っていかないといけない。それは、これからの未来を生きていく小学生の皆さんにかかっていますよ。」という隅田先生のお話に、子どもたちは真剣な眼差しで頷いていました。

 みんなの幸せのために、未来をともに切り開いていきましょう。

リーディングDXスクール 姫山小学校公開授業

2023年10月2日 16時59分
 今年度、文部科学省の採択を受け、「リーディングDXスクール(1人1台端末とクラウド環境を活用した効果的な教育実践の創出・モデル化)事業」を実施しています。
 9月29日(金)、指定校である松山市立姫山小学校において公開授業を行いました。参集、オンライン参加を含めて30名程度の愛媛県内外の教育関係者が参加してくださいました。
 公開授業は、5年生算数科「分数」です。日常の場面から、「どうすれば分母のちがう分数のたし算ができるだろう」という課題をつかみ、分数パズル(具体物)やデジタルコンテンツを活用して、一人一人が解決方法をまとめ、説明し合いました。考えをつくり出したり、説明したりする場面で、1人1台端末がとても効果的に使われていました。

himeyama01 himeyama02himeyama03-1 himeyama02-1

  また、クラウドサービス(Teamsで共有したExcel)を活用し、途中参照をしながら、授業のまとめや振り返りを行いました。入力している途中で友達の考えが見えることで、考えを深めたり、多様な考えに触れたりすることにつながっていました。

himeyama03 himeyama05  

 研究協議では、クラウドサービス(Whiteboard)に意見を書き込んで共有したり、出てきた意見を視覚的にまとめて話し合ったりして、活発な意見交流の場になりました。クラウドサービスに書き込むことで、オンライン視聴の方の意見も、現地で参加している人の意見と同じように見えるようになります。
 また、放送大学客員教授 佐藤 幸江 先生から、指導助言をいただきました。

himeyama06 himeyama07

 「リーディングDXスクール事業」は、汎用的なソフトウェアとクラウド環境を十全に活用し、個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実や校務DXを行い、全国に事例を展開することを目的としています。姫山小学校では、どの教室でもICTを日常的に活用し、全校児童の情報活用能力向上を目指しています。今回の公開授業を通して得られた学びを生かして、今後も取り組みを続けていくそうです。その様子は「リーディングDX特設ページ」に随時掲載されていきます。本ホームページ及び姫山小学校ホームページ特設ページをぜひ御覧ください。