松山市連合音楽会まで約1週間となりました🎶
今日は、石井東小学校5年生の合唱のわくわく出前教室を御紹介します。
つかもとあい音楽教室 塚本 愛 先生を講師にお招きして、合唱練習、学校での壮行会、壮行会を振り返って練習というフルコースです!
最初にアルトパート。
アルトパートは、「楽しく合唱していることがお客さんにも伝わるようにしよう😊」ということを目標に練習を始めます。
肌寒い中しっかりと声が出るように発声練習を行い、
連合音楽会の合唱曲では目線の位置を高くして歌ったり、
大切に歌いたい言葉や文字が伝わるように、全身で表現したりしました😲
アルトパートは、声がどんどん明るくなっていきました🤗
次にソプラノパートです。
出前教室では、いつもより隣同士の距離をあけて歌ったため、
子どもたちはこれまでの練習の成果が出せず、
「隣の人の声が聞こえなくて、いつものように歌えなかった・・・」と感じていました😥
そこで、手をブラブラ~、屈伸しながら、アキレス腱を伸ばしながら・・・🕺
様々な動きを取り入れながら歌うと、次第に歌声がのびやかになっていきました😊
昼休みには連合音楽会の壮行会を行い、5年生がこれまで練習してきた合唱を全校児童にお披露目。
そして、午後は壮行会を振り返り、更なるレベルアップを目指して引き続き塚本先生と学年練習を行いました。
連合音楽会に向けて、感動的な合唱になりますように・・・😊✨
11月8日(水)、松山市教育研修センター運営協議会を開催しました。
センターの設置理念の実現と円滑な運営について外部有識者等から広く意見をいただくために、毎年実施しています。
センターが実施している研修や学校支援、研究開発、情報化推進について、特に今年度力を入れていることを説明したのち、参加していただいた外部有識者や学校関係者の方から、学校現場や先生方の受け止め方など、現状や課題を聞かせていただきました。また、それらを踏まえつつ、今後どういったことが必要になってくるのか、よりよいセンターとなるための御意見もいただきました。
センターにとってのいわば「リフレクション」。現在の取組について、ちょっと立ち止まって振り返ることができました。
いただいた御意見をもとに、より一層「現場に近く、頼れるセンター」となれるよう、取組を進め、本センターの責務を果たしていきたいと思います。
御参加いただいた皆様、ありがとうございました。
11月8日(水)、栄養教諭中堅研修Ⅱを行いました。
今回の研修内容は、授業研究です。
受講者の一人である栄養教諭と4年生の学級担任とのTTで、特別活動の授業を公開していただきました。
授業の後は、特別活動の授業づくり、子どもたちが課題を自分事とする手立てや話合いの場面設定、ICTの活用など、様々なことに課題意識をもって協議が行われました。受講者からは、自己の課題の気付きや今後の授業づくりに向けての意欲も聞かれました。
中堅栄養教諭として、学校給食を活用した食に関する指導のさらなる充実、推進に力を発揮していただければと思います。
授業を公開し、研修の機会を御提供いただいた学校の皆様、ありがとうございました。
11月7日(火)のわくわく出前教室は、青野 郁恵先生による「俳句講座 in 湯山小学校」です。
少し冷たい秋の風が吹いていましたが、5年生のみんなは元気に吟行へ!
もちろん、その前に「俳句は世界で一番短い詩」というお話や、俳句作りのコツをしっかりと学んでいました😌
さすが5年生!青野先生から教えてもらう季語も「さくらもみじ」「山粧う」「はだか木」とレベルの高いものばかり。
そして、川を泳ぐ鯉や天高く飛ぶ鷹など、石手川沿いにある湯山小ならではの俳句の種との出会いにもあふれています😲
教室に戻り、これまでの俳句の学習や吟行を生かして、俳句作りに挑戦。
本日の名句はこちら!
「小春日が 差し込んでくる 二時間目」
「秋祭り 屋台でたこ焼き 母さんと」
「天高し 一直線に たかが飛ぶ」
「ポケットの 中からたくさんの 落ち葉」
短い言葉を組み合わせて作る俳句。
子どもたちは、自分のイメージにぴったりな言葉を「これかな?」「どうかな?」と一生懸命に探していました。
全身で季節を感じ、より豊かな言葉と出会う出前教室となりました😊✨
10月28日(土)、まつラボは課題別実践力向上セミナーで盛り上がっていました🍂
最初に「ICTを活用した家庭科の授業づくり」を紹介します💻
愛媛大学教育学部 教授 藤田 昌子 先生を講師にお迎えして、開催しました。
前半では、テキストの色を変えて意見を共有する方法や栄養素に関するテスト、家庭科でのシンキングツールの活用の仕方など、受講者の先生方は体験しながら幅広い内容を学びました。
そして、教えていただいたことを生かして、各グループでロイロノートを活用した教材を作成しました。
まさに今行っている授業のため、研究授業に向けて、専門性を生かして、授業実践で活用したものを紹介しながら・・・と様々ですが、どのグループも真剣そのもの!
その後、グループで考えた教材を共有し、作成した教材を交換して、すぐに授業で活用できるすばらしいお土産となりました。
研修後には、「早速授業で使います!」「シンキングツールってこんな使い方もあるんですね。」「こうしたら授業でも使いやすそうですね。」と、あちこちから前向きな声が聞こえてきました😊
すぐに授業に生かせる研修となったようです✨
続きまして、「絵手紙風『色紙絵』に挑戦!」です🖼
受講者の皆さんは初めて「絵手紙」に挑戦する人ばかり。
最初は緊張感もありましたが、「ヘタでいい ヘタがいい」という絵手紙のキャッチフレーズを知り、リラックス。
色紙を渡す相手のことを思い浮かべながら筆を走らせていきました。
「線」の練習をした後、下描きなしの一発勝負!
最後に消しゴムハンコで「印」をつくり、押印して完成です!
学級の子どもたちや、家族の顔を思い浮かべながら制作した、思いのこもった作品たち。こちらも笑顔で満たされました😊
絵手紙は、松山市出身の小池 邦夫氏が創始者と言われています。松山の先人が全国に広めてきた「絵手紙」。コロナ禍などで人と人とのつながりが疎遠になりがちな中、「絵」と「ことば」がある絵手紙を送ることで心がより伝わるのではないでしょうか。
まつラボの2階エレベーター前に、小池 邦夫氏の直筆作品を展示しています。ぜひ御覧ください😌
季節を詠む俳句も、秋は趣き深くなるものです🍁
10月30日(月)味生第二小学校で出前教室を行い、1年生が青野 郁恵先生に俳句を教えていただきました📝
自然豊かな味生第二小学校。
1学期に出前教室で吟行を行った際には、青々とした草、みずみずしい夏野菜、背の高いひまわりなどを子どもたちが俳句の種として見つけていました。
秋になると俳句の種も様変わりし、「ひんやりした秋の風」「景色がくっきりと見える秋の空」「落ち葉やねこじゃらし、木の実、野菊」などを発見😮!
そして、吟行をもとに、子どもたちは俳句作りに挑戦。
この日の名句はこちら!
「くさむらで とかげのしっぽ みつけたよ」
「カマキリを てのひらのせて いたくない」
「おれんじの おちばみつけた おみやげに」
味生第二小学校の先生によると、1年生は1学期に作成した俳句よりも、今回の出前教室ではとてもすばらしい俳句が続々と出来上がったようです👏
また、学年を越えて先生方が出前教室の様子を参観されており、子どもたちと一緒に俳句作りのコツを学んでいました。
きっとこれから味生第二小で、これまで以上にすばらしい名句が生まれることでしょう・・・😊✨
10月25日(水)、愛媛大学名誉教授 佐藤 栄作 先生を講師にお迎えし、第2回松山「匠」塾を開催しました。
今回のテーマは「固まった教材観を解きほぐそう ~日本語学の視点から見直す~」。
始めに、日本の言語文化を振り返るウォーミングアップ。
「日本語の色を表す言葉で、ペアで用いることのあるもの」
「日本のお話によく出てくる動物」など、
受講された先生方は多くの意見や名称を書き出していきました。
佐藤先生は、「色や動物など、国が変われば印象も変わる。これは物語にも影響していて、日本の言語文化にも通ずる。」と説明します。
次に、物語からどんなことが学べるのか、国語科教材を見直しました。
「『おおきなかぶ』は、なぜ「かぶ」を取り上げているのだろう?」
「『お手がみ』は、「拝啓」「前略」ではなく、「親愛なる」から始まるのはなぜ?」
「blueもgreenも「あお」を指すのはどうして?」
受講者の先生方は、その都度考えを巡らせます。
佐藤先生は受講者と意見交換をしながら、各教材の言葉をもとに物語の背景まで見つめ、解説します。
「へ~」「なるほど…」「ふんふん…」という受講者のつぶやき。
最後には、佐藤先生より「もっと『ことば体験』をしてほしい」という熱いメッセージをいただきました。
穏やかにお話される中にも、言葉一つ一つの背景を考えたり教材を読み解いたりする情熱に圧倒されました。
まさに「言葉の匠」!!
受講者からは、
📖「受講して、教材研究の視点が広がった。物語の背景にある文化を意識して授業を組み立てたい。今後、授業で取り扱う教材でも、文化の差を意識して教材研究をしていきたい。」
📖「佐藤先生の『注目語』という視点が大変勉強になった。作品の中で使用されている言葉一つ一つにこだわりをもって、問いや気付きを得られるような教材研究、学習指導を目指したい。」
📖「教材研究を言葉に着目して分析していくという、今までの自分の中にはない手法を学ぶことができた。とてもおもしろい手法で、新しい物語の切り口を感じた。言葉を使って読み、書き、話す国語だからこそ、『言葉を通して、言葉に着目して』が大切だと実感した。」
という感想が見られました。
身近な動物や野菜も、子どもたちに伝えたいことや教材を見直す大きなヒントになることが学べました。
言葉の奥深さに触れることができた感動的な松山「匠」塾となりました😊✨
10月24日(火)、中島小学校5年生を対象に「わくわく出前教室」を実施しました。
今回は、久万高原町立久万美術館 学芸員 本田 李璃子 先生による「鳥獣戯画」に関する教室です🐸🐰
この授業のために、久万高原町立久万美術館から「鳥獣戯画」の巻物(レプリカ)を持参してくださっていました😲
作品を見る前に、子どもたちはどのような作品なのかお話を聞きます。
本田先生は、子どもたちの生活に身近な漫画やアニメを例にして、作られた時代、場所、内容などについて説明します。
そして、いよいよ「鳥獣戯画」の巻物が登場!
レプリカといえども、子どもたちは巻物に興味津々😉✨
先生「どんな生き物がいる?」
児童「うさぎ!」「カエル!」「鹿!」「サル!」「猫!」・・・
先生「生き物は何をしてる?」
児童「泳いでる?」「これは的当てかな・・・?」
「相撲してる!」「あ!カエルが勝ってる!!」
子どもたちは1枚の長い長~い絵から様々なことに気付き、気になったことはすぐに本田先生に質問します。
子どもたちは、
🎤「鳥獣戯画」の絵から、昔の遊びや生活について少し分かった。
🎤初めて「鳥獣戯画」を見た。動物の姿が、とてもおもしろかった。
という感想を発表しました。
中島小学校5年生は、これから国語科で古典を学習するそうです。
きっと子どもたちは、今回の出前教室を生かして、古典を身近に感じて学習に取り組んでくれることと思います😊✨
今年度、文部科学省の採択を受け、「リーディングDXスクール(1人1台端末とクラウド環境を活用した効果的な教育実践の創出・モデル化)事業」を実施しています。
10月23日(月)、先月の姫山小学校に続いて、同じく指定校である勝山中学校において公開授業を行いました。松山市内全中学校からの参集、県外や市外からオンラインでの参加を含めて多くの教育関係者が参加してくださいました。
公開焦点授業は、1年生外国語科Unit7で、「ALTに日本の文化について知ってもらうために、写真や動画を見せながら自分の興味のあることを説明したり、その内容に関する質問に答えたりする。」という単元目標のもと、体育館での授業を公開しました。まず、落語を紹介する英文を要約(リテリング)して、クラウドツール(ロイロノート共有ノート)で、他者参照しながら各自でキーワードや英文を記入しました。できた生徒は、1人1台端末を持って相手を見つけて交流し、伝え合い、修正点を話し合っていました。
また、自分たちのグループでリテリングした英文を伝え合い、質問や感想をし合いました。その際、読んだ英文を録音し、音声を文章化することで発音や語法が正しいかを視覚的に振り返るようにしていました。
研究協議では、クラウドサービス(Whiteboard)に意見を書き込んで共有しました。オンライン参加の方の意見も取り上げ、活発な意見交流の場になりました。最後に、放送大学客員教授 佐藤 幸江 先生から、今後の目指すべき方向性を含めて指導助言をいただきました。
「リーディングDXスクール事業」は、汎用的なソフトウェアとクラウド環境を十全に活用し、個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実や校務DXを行い、全国に事例を展開することを目的としています。
勝山中学校では、今回の公開授業を通して得られた学びを生かして、今後も取組を続けていくそうです。その様子は「リーディングDX特設ページ」に随時掲載されていきます。本ホームページ及び勝山中学校ホームページ特設ページをぜひ御覧ください。
10月20日(金)に、第3回特別支援教育担当者会を実施しました。
前半は、中学校の特別支援学級、通級による指導の授業についての研究協議です。今回は、事前に撮影した授業動画を視聴してから、研修に参加していただきました。
【特別支援学級部会】
北条北中学校で実施された生活単元学習の授業についての協議です。生徒が活動の目的を理解して取り組めるための単元や教材の工夫、それをどう評価するか、熱心に話合いが進められました。日頃の悩みなども出されましたが、指導助言の先生にいただいたアドバイスが、これからの支援のヒントになったようです。
【通級による指導部会】
津田中学校の授業について、2グループに分かれて協議を行いました。自立活動において、生徒が主体的に取り組めるための活動内容をどう設定するか、自己理解・他者理解を促すための支援をどのように行っていくか、参加された先生方の実践も交えながら活発に意見交換をする様子が見られました。
後半は、みなら特別支援学校特別支援教育コーディネーター3名の先生方による、発達段階に応じた支援の在り方と学校間の接続についての講義です。小・中・高等部それぞれの発達段階において大切にしている支援のポイントや進路についてのお話など、事前に受け付けた質問に対しての回答も織り交ぜながらお話しいただきました。
😊他校の先生方とのグループ協議では、各校についての情報交換もでき、不安に思っていることが解消できそうなヒントをいただきました。
😉みなら特別支援学校について理解を深めることができたので、他の特別支援学級担任にも広めたいです。
😁通級指導教室の授業参観をさせていただく機会は、自分で時間をつくって学校に交渉しないとなかなか得られない時間なので、大変ありがたかったです。自分の指導の不十分なところを見つめ直す時間となったり、子どものかかわり方の視点を広げたりすることができました。
なかなか学校を空けることが難しい特支の先生方ですが、今回の研修をぜひ校内で共有し、今後の支援の参考にしていただければと思います✨