7月4日(火) 愛媛大学教育学部附属特別支援学校さんに御協力をいただき、養護教諭中堅研修Ⅱを行いました。
1日を通して講義や小・中・高等部の各部での実習を終えた受講者からは、
今までの研修などで特別支援教育について理解していたようで、実際に生徒と一緒に過ごしてみると、支援の工夫や大変さなどを改めて感じた。副校長先生や養護教諭の先生の講義の中でも何度も出てきましたが、見通しを持って1時間ごとの授業に取り組むことや、混乱を生まない教材教具の工夫、1時間の学びの中での自分のめあてと成果を伝え合うことなど、通常学級においてはもちろん、検診や保健の授業、普段の保健室経営においても大切にしていかなければならないと改めて思った。
最小限の支援で、本人たちの持っている力を最大限に引き出す教育の実際を目にすることができ、大変勉強になった。また、違いを認め合ったり、お互いに助け合ったり、丁寧な言葉で伝え合ったりと、生徒同士の関わりにも温かさや丁寧さがあり、自分自身が見習いたい、自校の生徒にも伝えたい、と感じる場面も多くあった。
などの声が届いています。
養護教諭として多くのことが学べたようで、今後の実践に生かされることを大いに期待しています。
校長先生をはじめ、教職員の皆様のお陰様で現地研修ならではの時間を過ごすことができ、本当に感謝しています。
6月中旬から多くの学校で様々な講師の先生によるおもしろ理科出前教室を実施しています。今回は2校で行った授業を御紹介。
まずは、五明小学校。愛媛大学の尾﨑先生による数々のおもしろ実験。
バケツが身近なもので電池になったり、おもちゃのスピードを電圧の変化で変えたりなど、子どもたちから何度も歓声が上がっていました。
授業後の感想では、
僕が一番面白かった実験は空中ディスプレイです。置いてあるように見えるものが触っても取れなくて不思議でした。
くまの太鼓を叩く人形の実験が面白かったです。電気の大きさで動きが変わってすごいなと思いました。
などがありました。電気や光の不思議な実験をたくさん見ることができて、発想力や理科への興味・関心がより高まる授業でした。
一方、勝山中学校では、児玉先生による「ゾウリムシの染色実験」の授業。
児玉先生のゾウリムシ愛が生徒たちにも伝わり、授業が進むにつれて少しずつゾウリムシに対する愛着が増していきました
生徒たちは染色したゾウリムシを顕微鏡で見つけた時、とても嬉しそうな様子でした。中には分裂する瞬間を見ることができた生徒もいました
最後はみんなでゾウリムシの泳ぎ方の練習
人間の体の大きさで表すと、1秒間で16mも進むゾウリムシ。およそ時速60キロのスピードで走りながら、分裂したりご飯を食べたりと物凄く忙しいゾウリムシ。そんなゾウリムシの世界にどっぷり魅了される1時間となりました。
今後も様々な授業を紹介していきます。
7月3日(月)、松山はいく事務局 渡部 和也先生による落語の出前教室を実施しました!
窪田小学校4年生は、国語科の授業で落語について学習していました。しかし、ほとんどの子どもたちは落語の実演を見るのは初めてです。
落語会場に到着すると・・・、すでに高座ができており、子どもたちのワクワク感もMAXに!!
いざ、渡部先生による出前教室のスタートです
元気よく渡部先生を呼びます!
「こたっちゃーーーん!!!」
こたつさんこと、渡部先生の登場!!
子どもたちは「おー!」と目を輝かせています!
小道具として扇子と手ぬぐいを使って、子どもたちに想像力テスト!!
扇子を閉じて、もぐもぐ? →「お箸」
手ぬぐいを広げて、ふむふむ? →「新聞」
手ぬぐいを丸めて、皮をむきむき?→「バナナ」
所作が変わることで情景も変わることに、子どもたちは驚きを隠せません
そして、お待ちかねの落語の実演!演目は「時そば」です
おいしそうにそばを食べる場面では、子どもたちも自然とにこやかに!
まずそうにそばを食べる場面では・・・、大爆笑
約20分間の演目でしたが、子どもたちはどんどん落語の世界へ引き込まれていきました
渡部先生とのお別れの場面では、子どもたちが思い思いにお礼を言ったり、手を降ったり、ハイタッチをしたり・・・。
子どもたちにとって、初めての落語の実演が身近に感じられた証です
「日本の伝統文化」である「落語」にふれ、国語科で学習したことを深めることができました!!
7月1日(土)実施予定だった課題別実践力向上セミナーN o.6(特別支援教育)は、非常変災時の規程により延期しました。皆様の学校やご自宅は大丈夫だったでしょうか。
なお、講師の苅田先生のご厚意により、同じ内容の講座を再度開催できることになりました
後日改めてご案内しますのでお楽しみに!
6月27日(火)、市内全小中学校の事務職員の方を対象に、第1回事務職員研修を実施しました。
前半は、人権啓発課 齊藤照夫 先生による「学校現場における性の多様性」をテーマにした講義でした。
学級担任に比べると、子どもたちと関わる場面は少ない事務職員さんですが、職員室を訪ねて来る子どもの様子をよく見ることや、わずかな気付きでも職員室の先生方と共有することなど、学校全体で取り組んでいくことの大切さについて、お話をいただきました。
自分が当たり前だと思っていることが本当に当たり前なのか、児童や同僚と話す時に目の前の相手を傷付けていないか、日常的に考えていきたいです。
様々な人と接する機会の多い現場ですが、正しい人権意識をもって接したいと思います。
多様性を容認し、人権を尊重することが日常生活の中で当たり前となるように、人権意識を磨いていきたいです。
齊藤先生の熱い思いがあふれるお話に、心を揺さぶられる参加者が多数でした!
後半は、「教職員定数について」の講義・演習です。雄新中学校 渡部 誠一 事務長さんから、教職員定数の算定に関する法令についての説明を受けた後、自校でどのように転出入等の把握をしているか、情報交換をしました。
それぞれの学校で、情報収集の方法に工夫が見られ、自校でも取り入れようと考えている方も多かったようです。
グループ協議の後は、三津浜中学校 岡井 博之 校長先生から助言をいただきました。
「教職員定数の算定は、非常に繊細でシビアな仕事ですが、コミュニケーションをとりながら正確に取り組んでほしい。」という言葉に、すっと背筋が伸びる思いでした。
日々の事務処理をしているだけでは得られない知識が多かったので、今後の研修でも取り上げてもらいたいです。
グループ協議の中で得た他校の仕事の進め方を積極的に取り入れ、絶対にミスをしない事務処理を心掛けたいと思います。
事務職員のみなさん、日々の正確な業務をありがとうございます。今後も「チーム学校」の主要メンバーとして、様々な場面において力を発揮していただければと思います。
6月27日(火)、青野先生による出前教室で、清水小学校1年生が俳句づくりに初挑戦しました
「は」・・・発見!身近なところに俳句のたねがある!
「い」・・・いつ?季節を感じよう!
「く」・・・五七五の句のリズムを大切に!
という、俳句作りのポイントを学び・・・、いざ!吟行へ!!
子どもたちは、自分にとっての俳句の材料を3つ見つけることを目標に、全身で吟行を楽しみました
「外に出て何か感じない?」 →「暑い!」
「自分の影の大きさはどう?」→「小さい!」
「走ったら何か出てない?」 →「汗!」
何気ない会話の中にも、多くの俳句の材料があります。
教室に戻ると、子どもたちは吟行での気付きや教えてもらった季語をもとに、発見したことや感じたことを文章にまとめます
そして、先生と力を合わせて俳句を考えます・・・
子どもたちは思い思いの俳句をつくったようです
さて!本日の名句はこちら!!
「なかにわで かげふみあそび あせひかる」
清水小学校1年生は、6月28日も青野先生による出前教室を行います。
さて、どんな名句が生まれるでしょう?!!
6月24日(土)午前中の課題別実践力向上セミナーは、専門の先生をお迎えしてヨガの講座を開きました。いつもの小研修室がスポーツスタジオに早変わり!
ヨガの歴史やヨガの考え方についてお話を聞いた後は、
自分の心身と向き合いながら体を動かしていきます。みなさんいい感じですね
でも、だんだん難しくなってきて・・・・
このポーズにはさすがに、
「えー!??すごい」「無理です!」という声が上がりますが、
協力して練習すると、この通り
保健体育の授業や部活動指導の中で活用できる部分を積極的に生かしたいと思います。
どんなに多忙でも、疲れていても、子どもの前では笑顔でいられるように、心身の健康を心がけていきたいと改めて思いました。
ヨガはしたことがありましたが、意味を知って行うとまた全然違うと感じました。日々の指導においても、生徒にしっかりと課題意識や意義を意識させることが大切であると、改めて感じました。
いつもはよく眠れないのに、当日は朝までぐっすり眠れたんです!
と、大好評の課題別実践力向上セミナーでした。
6月24日(土)、愛媛大学教職大学院特定教授 田頭 良博 先生を講師にお迎えし、「教育論文の書き方」について講義・演習をしていただきました
前半の講義では、教育論文には「説得力」が必要であること、教育論文の組み立て方、現在の教育課題等について教えていただきました。後半の演習では、受講した先生方が興味のあるテーマを選び、教育論文の作成に取り組みました。
まず、「序論」に挑戦します!書いたり、消したり、書き直したり・・・、みなさん、とても集中しています。
その後、受講者同士で内容を共有し、互いにアドバイスをします。この時間は田頭先生が驚くほど盛り上がり、とても熱心な意見交換が行われました!!
次に「結論」、意見交換、「本論」の順に進みます。意見交換を行うことで、受講した先生方は論文の内容についてさらに考えを深めているようでした。
田頭先生が御自身の経験をもとにユーモアのあるお話をしてくださったことで、真剣な講義の中にも受講した先生方の笑顔があふれていました!
「教育論文の書き方」講座では、現在の教育課題を踏まえながら自分の教育信念と向き合ったり、具体的方策を考えたりするなど、日常の教育活動にもつながる研修となりました!!
2回目の志成塾も幅広い内容を学ぶ研修となり、受講者の更なる「学びへの意欲」がどんどん高まっているようです。
今後も高い志と幅広い知見を目指して・・・
第3回目の志成塾は、7月8日(土)「経営講座」の予定です
随時、参加を受け付けていますので、
希望される先生は、まつラボまで御相談ください
6月22日(木)と23日(金)の初任者研修は、2班に分かれて体験的な研修を行いました。2回に分けてお伝えします。
まずは保護者の方との信頼関係づくりについての講座です。
どんなふうにかかわれば信頼関係を築くことができるのか、元校長先生を講師としてお招きし、先生のお話や電話対応の演習などを通して考えました。
後半は、8月に行う宿泊研修について。
子どもたちを引率した際の仲間づくりのレクレーション活動や、指導にあたって留意することなどを、体験しながら学んでいただきました。
朝は少しお疲れ気味(?)に見えた初任者のみなさんも、このとおり!
笑顔いっぱいの講座になりました。