8月24日水曜日、令和4年度 道徳教育指導者研修を実施しました。
本日お集まりいただいたのは、学校で道徳教育を推進されている先生方です。
講師には文部科学省初等中等教育局中学校課教科調査官、国立教育政策研究所教育課程研究センター研究開発部教育課程調査官などの要職の御経験をお持ちになる、高松大学発達科学部 教授 七條 正典 先生をお迎えし、「道徳科を要とした道徳教育の推進~道徳科の特質を生かした授業づくりと道徳教育の推進体制~」と題し、御講義いただきました。
七條先生からは、道徳教育の使命や道徳教育の抜本的充実が求められた背景など、「なぜ道徳科の推進が必要なのか」という根本的な考え方や道徳科の指導方法についてなど、まさに「多面的・多角的」にとらえたお話をいただきました。また、『手品師』『美しい母の顔』などの教材を通した指導の仕方についても触れていただきました。
本日受講された先生方が、各学校の要となり、2学期からの道徳科がさらに活性化されることと思います。
8月18日木曜日、約2000人の先生方の御参加を得て、令和4年度 松山市教職員研修大会を実施しました。
今年度の講師は、関西外国語大学外国語学部 教授 新井 肇 先生です。
「問題行動の現状理解とこれからの生徒指導の方向性」を演題に、不登校やひきこもり、自傷行為をしてしまう児童生徒の増加の裏にある原因や関わり方、「生徒指導提要」改定の方向性についての最新の情報を提供していただきました。
これからの「生徒指導」は社会で充実して生きることの指導と援助であること、「チーム学校」として協力していくこと、コミュニケーションによる気づきを通した「行動変容」の促進を図ることなど、具体的なお話でした。
今日聴講された先生は、自校での取組について、よりよいイメージを持つことができたのではないでしょうか。
新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、オンラインでの研修となりましたが、夏休みの間も熱心に研修に取り組む松山市の先生方の熱意が画面上からも伝わってくる時間となりました。
2学期のスタートにあたり、子どもたちも先生方も元気に始業式を迎えてほしいと思います。
夏休み中も、松山市内の先生方を対象に当センター「まつラボ」や市内の施設で、希望者を対象とした「課題別実践力向上セミナー」を多数開講しています。
前半の講師陣には、当センター指導主事の他、キャリアコンサルタント、医師、子規記念博物館所員、大学・大学院教員、スクールカウンセラー等、様々な分野の方々をお招きし、開催しました。
実施した講座は、「ロイロノートの活用」「Microsoft365の操作」「組織連携力」「食物アレルギーとアナフィラキシー対応」「子規博の魅力」「慢性疾患のある子どもへの支援」「緊急時の対応」「不登校支援」「いじめ」「児童虐待」「歌声づくり」と多岐に渡ります。
参加された先生方は、講師の話にうなづいたり、演習に取り組んだりと真剣に学ばれていました。
研修が終わってからも質問が続く場面が見られたり、それぞれに課題意識を持たれて学び続けたい、実践したい、などという感想が聞かれたりして、興味・関心の高さや意欲が伝わってきました。お役に立てたのならば幸いです。今後の私たちの企画へのパワーにもなります。
夏休み後半から12月にかけても、教科等におけるICTの活用法や、子ども・大人の健康な体づくりの研修を予定しています。追加で参加できる講座もあります。日程など詳細は、まつラボホームページ「課題別実践力向上セミナー」をご覧ください。
3日連続の教科指導研修も、いよいよ今日が最終日。
道徳科や部活動、教育の情報化についての講座も行いました。
道徳科では模擬授業を、教育の情報化ではロイロノートで共有ノートやシンキングツールを活用するなど、実践的・体験的な研修となったようです。
「ものすごく勉強になった」「2学期に向けてのヒントが得られた」「講師の先生方の話し方も学びになった」「もっと授業がうまくなりたい」「早く子どもたちに会いたい」・・・・・。
これらの感想から、充実した研修になったことがうかがえます。
謙虚な姿勢と真剣な取組で、多くのことを吸収した初任者の先生方、お疲れ様でした。
研修を終えた皆さんの後ろ姿が頼もしいです。
そして、講師として、教科の専門性とたくさんの引き出しについて教えてくださった現場の先生方、ありがとうございました。
2学期からの授業づくりにきっと生かされるはず!
8月1日(月)、第2回中堅研修Ⅰを実施しました。
今回は、NPO法人こころ塾の菅 奈奈美 様を講師にお迎えして、「教職員のメンタルヘルス」について御講話いただきました。受講者同士で認め合う「声浴」をする場面があり、褒める、褒められる体験をしました。自然と笑顔がこぼれ、会場が温かい雰囲気になりました。
他にも、保護者とのよりよい関係づくりや特別支援教育など、すべての講座で、ペアワークやグループワークをする機会がありましたが、さすが中堅の先生方!初めて一緒に活動する先生方とも、課題の達成に向けてスムーズに活動することができていました。
前向きに取り組んだ中堅研修Ⅰの先生方は、研修の内容を生かしてまた2学期に活躍されることと思います!
8月2日(火)、第2回2年目研修を実施しました。
今回は、「ICT活用実践の中間発表」と「指導上の課題についての話合い」です。
各教科等におけるICTを活用した授業の指導案を持ち寄り、よりよいものにするために協議をしました。
教科の学びを深め、学校と家庭の学びをつなぐICT活用、
交流の場面を充実させるため、子どもたちにタブレットをどうやって使わせるかなど
ICTのよりよい使い方を考えながら、共に学び合う姿があふれていました。
2学期の実践につなげてほしいと思います。11月の報告会が楽しみです。
また、「指導上の課題についての話合い」では、
中堅研修Ⅱを受講されている先輩方と合同でグループをつくり、指導上の課題を相談することで、
具体的なアドバイスをもらって笑顔に。自信をもって2学期に臨めそうですね。
暑い日は続きますが、熱い思いのつまった実践を期待しています。
今日も外は暑い一日でしたが、まつラボ内はさらにアツく、濃い一日でした。
昨日に引き続き、各教科指導の研修です。
今日も現場の先生をはじめ、たくさんの講師から自身の経験を伝えていただきました。
受講者からは、「子どもの考えから答えやまとめをつくりだすことや、明確な視点を与えることが大切だと学びました。」といった感想が聞かれました。
教科指導について、真剣に議論したり、笑顔で活動に取り組んだりしていました。
7月26日(火)・27日(水)にえひめ青少年ふれあいセンターで、第5・6回松山市初任者研修を実施しました。
今回の研修は、命や健康に関する研修、マナー講座、防災教育と多岐に渡っています。
また、ウォークラリーや初任者考案のレクリエーションなど、親睦を深める場面もたくさんありました。
受講者からは、「命や健康に関するお話は、自分が学んで終わりではなく、子どもたちに還元することで今後に生かしていきたいです。」、「自分にないものを同期からたくさん学ぶことができました。」といった感想が聞かれました。
研修の最後には、振り返りとして俳句作りと句会を行いました。どの俳句も2日間の研修内容を思い出せるものになりました。
宿泊はせず、日帰りでの研修に変更しましたが、同期の絆はしっかりと深まったようです!
次回は、教科等に関する研修を3日間実施します。来週お会いできるのを楽しみにしています!