「まつやま教育研修センターフェスタ2023」が明日となりました。
感染症拡大等に係る予定変更も視野に入れていましたが、現段階では、計画通りの内容で実施予定です。
研究協力校の皆様、研究協力員、関係者の皆様には、これまで、授業づくりその他を熱心に進めていただき、本当にありがとうございます。
私たち所員一同も、先生方と一緒に学びを深めることができる、充実した一日になるよう、リハーサルや会場設営、資料の準備等、全力で準備を進めています。
皆様の明日のお越しをお待ちしております。
どうぞ気を付けてお越しください。
★非常変災その他で急遽予定を変更する場合は、朝7時30分までに本サイトでお知らせします。
2月4日(土)、大学連携セミナー【教科】道徳編 第6回を、愛媛大学に新しくできた施設、E.U. Regional Commons(ひめテラス)の1階にある地域交流スクエアで行いました。広島大学大学院 准教授 杉田 浩崇 先生、愛媛大学教育学部 准教授 藤原 一弘 先生のコーディネートのもと、いつもと違う場所で、ちょっと新鮮な気持ちで学びを深めることができました。
毎回、一つの内容項目を取り上げて実施しており、今回は「国際理解、国際親善(国際貢献)」について深く掘り下げていきました。オリンピックやワールドカップの話から、ウクライナ情勢、SDGsなど、幅広い話題をきっかけに、他国の人々や文化の理解についてや「日本人としての自覚とは?」といった深く、白熱した議論になっていきました。さらにセミナー後半は、この内容項目の教材を取り上げて、授業づくりについて考えました。
今年度のセミナー 道徳編は最終回でしたが、来年度も道徳科の充実に向けて研修を充実させていきたいと考えています。今後とも参加をお待ちしています!
1月28日(土)に第5回松山市教育創造セミナー「松山志成塾」を実施しました。
今年度最後となる今回は、延期となっていた教育長さんによる「市政講座」です。
前田 昌一教育長さんのお話を直接聞くことができるチャンスということで、50名を超える先生方が受講されました。
「第4次まつやま教育プラン21」の基本方針に沿って講話していただきましたが、教育長さん御自身に関するエピソードもふんだんに交えていただき、あっという間の1時間でした。
受講者からは、
「学校訪問の折に少しだけお話を聞くことはできましたが、自分たちのトップである教育長さんのビジョンを直接聞くことができたのは、とてもありがたく思いました。」
「教育長さんの御家族の話を含め、我々に本気で話していただき、教育長さんの教育に対する思いを感じ取ることができました。」
「今回の研修で、教育長さんのお人柄も含め、より身近なお話をお伺いすることができて大変有意義な時間でした。教育長さんの思いをしっかりと受け止め、子どもたちのために日々精進していきたいです。」
といった感想が聞かれました。
「『松山に住んでよかったなぁ』と思える子どもを育ててほしい」「大変は大きく変わること」「夢なき者に成功なし」「共に夢を語り合える職場づくり」など次々と印象深い言葉が飛び出し、特に「先生たちを元気に」「感謝やねぎらいの言葉を」「先生は学校の宝」という言葉は、我々に対する「エール」のように感じられました。
今年度の「松山志成塾」は、総勢約250名の多くの先生方が受講されました。
5回連続で受講された先生方もたくさんおられます。本当にありがとうございました。
来年度もさらに充実した研修を計画しておりますので、よろしくお願いします。
1月26日(木)、「最強寒波」が襲来する中、第15回初任者研修を実施しました。
今年度の初任者研修は今回が最終回。一年間の初任者研修を振り返り、次年度につなぐ研修となりました。
午前は、愛媛大学 名誉教授 平松義樹先生に、「生徒指導を視点とした学級経営」と題して、御自身の実践事例も交えながら、「学級づくりと学級担任の仕事」や「子ども理解」などについて、講義・演習を実施していただきました。理論に基づいたお話に加え、グループでの演習もふんだんに盛り込んでいただき、学級づくりで生かせる技法なども身をもって体験することができたようです。
受講者からは、
「様々なお話を聞く中で、自分は子どもたちや保護者と良い関わり方ができていたかな、と考えました。子どもたちをいろいろな側面から見取り、子どもたちが自分らしく過ごせる学級を目指していきたいです。」
「次はこれをやってみたい、これはあの子のためになるのではないか、と自学級の子どものことを考えることが楽しく、改めて教師は、やりがいがある仕事だと思いました。」
といった感想が聞かれました。
午後は、愛媛大学 特定教授 髙橋葉子先生に、「教師力アップを目指す新たな挑戦」と題して講義をしていただき、今年一年の振り返りを基に、強みと改善策について共有したり、教師力をアップさせるための方法について考える演習を実施しました。
受講者からは、
「これから研修は自主的なものが増えるので、自分の実践を省みて成長につなげていきたいです。」
「強みを見付けた一方で、自分の課題も明らかになりました。来年度に向けて目標を設定し、自身の目指す教師像に少しずつ近づけるように、日々省察していきたいです。」
といった感想が聞かれました。
閉講式を終え、受講者は、
「授業で悩み、学級経営で悩み、子どもとの接し方で悩み、いろいろと悩みましたが、自分自身、4月よりも確実に成長できていると思いました。」
「多くの初任者と交流する機会を持てたことは、よい刺激にも、仲間がいるという安心感にもなりました。この関係を大切に、これからも「あせらず、あなどらず、あきらめず」常に向上心をもって頑張っていきたいです。」
と、この一年間の初任者研修を振り返っていました。
初任者の先生方のこれからの更なる成長と活躍が楽しみです!
一年間の研修、お疲れ様でした!これからも頑張りましょう!!
1月26日(木)に第7回養護教諭初任者研修、1月27日(金)に第5回養護教諭中堅研修Ⅰを実施し、それぞれに今年度の研修の全日程を終えました。
最終回のこの日、初任者研修では保健室経営の実践発表、中堅研修Ⅰでは課題研究の発表を研修内容の一つとしていました。受講者からは、保健指導や生活習慣調査の実施、工夫点など、次年度に取り組みたいことも挙げられ、意欲的な言葉が聞かれました。
この1年、どちらの研修も松山市内の受講者はたった1人と、研修では養護教諭同士の学び合いや横のつながりを築きにくい中、自ら市内外に情報を求め、研修課題に取り組む、たくましい姿勢が見られました。
医療関係や企業関係の方々、大学や学校現場の教員の方々など、さまざまな方を講師に迎え、研修を行ってきました。新型コロナウイルス感染症の影響を受けながらも、多くの方や施設に御協力をいただき、研修ができたことに改めて感謝申し上げます。受講者にとって研修での学びが少しでも役に立ち、子供たちの健康につながることを願いつつ、今後も研修計画の工夫をしていきたいと思います。
2月9日(木)開催のセンターフェスタまで、あと2週間となりました。
本日まつラボで行われている1コマを御紹介します。
公開授業やその後の研究協議の打合せを、授業者とまつラボ担当指導主事が随時行っています。事前授業にも指導主事が関わらせていただき、当日の公開授業がより良いものになるように協力させていただいています。本日は、特別支援教育の研究協議の進め方について、まつラボ指導主事と東中学校の先生方が打合せをしています。
一方、別の部屋では、担当者が、参加申込みの確認作業をしています。今回は、3年ぶりの参集とあって、多くの参加申込みをいただいております。ありがとうございます。
先生方と充実した一日となりますよう、当日に向けて準備を進めています。どうぞ、お楽しみに!
1月19日(木)、第14回初任者研修を実施しました。
午前中は、宮前小学校・湯築小学校・三津浜中学校・雄新中学校の初任者4名が授業を公開してくださり、受講者は4校に分かれて、授業参観と研究協議を行いました。4校の皆さん、会場準備等お世話になりました。ありがとうございました。
どの学校でも、学年部や教科部、学校全体の御協力の下、落ち着いた雰囲気の中、子どもたちが活躍する授業を見ることができました。
「細かな準備が行き届いていて、子どもたちが意欲的に取り組めていました。理解や意欲につながるICTの活用が印象的で、周りの先生方の協力の大きさも感じました。」
「自分自身の研究授業を振り返り、自分ならどうするか、考えながら参観できました。」
といった感想が受講者から聞かれました。
また、授業者からは、
「授業の準備や授業本番、研究協議を通して、よりよい授業にするための意見をたくさんいただき、大きな学びとなりました。」
という感想が聞かれました。
午後は、愛媛大学 教授 相模健人先生に「教育相談」について、講義・演習を実施していただきました。グループやペアによるワークを通して、教育相談の技法を学び、これからの実践に生かすことができる内容で、「自分のクラスの気になる子どもを考えながら聞きました。子どもとの向き合い方を見直し、褒める場面でも成功の過程を確認し、次につなげられるような声掛けや関わりをしていきたいです。」といった感想が聞かれました。
また、授業づくりやICTの活用についての情報交換を行い、「明日実施する予定の単元での使い方を教えてもらいました。また、板書や授業で使える動画も見せてもらい、参考になりました。」という感想が聞かれました。
今日の研修は、初任者同士で話し合ったり、意見交換を行ったりする中で、「学び合う」貴重な時間となったようです。終日、生き生きと元気に協議する初任者のみなさんの姿を見ることができました。
いよいよ、来週が校外研修の最終日となります。1年間の集大成となるよう、しっかりまとめていきましょう。
この度、まつラボに書籍を寄贈いただきましたので御紹介します。
宇和島市中学校道徳地域資料「宇和海」(うわうみ)
【愛媛大学大学院教育学研究科 特定教授 山本 浅幸先生より】
子どもたちが宇和島のよさを知り、郷土愛を育み、地域づくりの担い手となるように、クラウドファンディングによってつくられた地域教材です。宇和海を舞台にした4つの作品が収録されています。
中学校技術・家庭科 家庭分野「1人1台端末を活用した授業づくり」
【松山市中学校家庭科主任会より】
「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けて、全国各地で取り組まれたICTを効果的に活用した実践事例を紹介しています。なんと、3名もの松山市の先生が執筆されています!
寄贈いただきました皆さん、ありがとうございました。
こちらの書籍は、カリサポの道徳、家庭科のコーナーにあります。どうぞ御覧ください。
今回は、書道に関する「わくわく出前教室」を紹介します。
まずは、1月12日(木)、垣生中学校において、武智 正高先生を講師にお迎えし、書写の授業を行いました。
2年生が、目前に迫った「少年の日」に向けて、自分の今の思いや願いを漢字1文字で表し、色紙に書くという活動です。
まずは、武智先生から、「まねるのではなく、自分の字を書こう!」というお話があり、生徒たちは「自分らしい文字」「自分の気持ち」を表そうと黙々と練習、そして清書と進んでいきます。
漢字、書体、筆運び、それぞれの思いがあふれる「14歳の今の自分の字」が出来上がりました。
翌1月13日(金)、この日は立岩小学校で濱田 徹也先生を講師にお迎えし、「書き初め」の授業です。
高学年の3人が、まさに「マンツーマン」の指導を受けながら、文字のバランスや太さなどに気を配り、条幅の大きな作品を書き上げました。
力強い文字や繊細な文字など、たった4文字ですが、作品にそれぞれの個性が表現されていました。
仕上がった作品は、「学習発表会」で展示されるそうです。
この2日間で、今年度の「わくわく出前教室」は、予定されていた教室を全て終了しました。
来年度も更に充実した講座を準備していきますので、よろしくお願いします。